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ディレクター吉川基希と共に編む、 BEAMSの解体新書。第1章「IMA:ZINEのTANYと、スタイリングについて」
STRATEGY OF BEAMS

ディレクター吉川基希と共に編む、 BEAMSの解体新書。第1章「IMA:ZINEのTANYと、スタイリングについて」

「URABAN ACTIVITY LABO」というシーズンテーマを設ける2022年秋冬の「ビームス(BEAMS)」。“都会的な活動をするための架空の研究所” から生まれたウェアの数々をどのように攻略していけばいいのか? メンズカジュアル部門のディレクターを務める吉川基希さんと一緒に、その方法を探ります。
今回は吉川さんの盟友である大阪「IMA:ZINE」のTANY(谷篤人)さんをゲストに迎え、「ビームス」の今シーズンのスタイリングを軸に、アイテムの魅力やいまのトレンドについて語ってもらいました。

  • Photo_Masashi Ura
  • Text_Yuichiro Tsuji
  • Edit_Yuri Sudo

徐々に2000年代のムードも注目されてきている。

ー今回の5つのスタイリングを見ていると、MIX感というのがすごく重要なキーワードになっているような気がしました。むかしは「コレにはコレ」という教科書的な着こなしをすることが大事だったけど、いまはそれを崩す時代なのかなと。

吉川: 合わせ方の幅が広がっているのは感じますね。ぼくらが高校生のときは雑誌の情報しかなかったので、ヴィンテージの501®には〈レッドウィング〉が基本っていうルールがあったけど、藤原ヒロシさんが501®に〈ノースウェーブ〉のスニーカーを合わせているのを見て、衝撃を受けましたね。よくよく考えると、ファッションってそういうことだと思うんですよ。王道的な着こなしに敬意を払いつつも、ひとそれぞれのカルチャーや経験で自由にスタイリングを楽しむことのほうが重要で。今回もそうやってスタイリングを組んでいたら、楽しくなってノッてきちゃったんです(笑)。

谷: ノッてるなぁっていうのが伝わるよ(笑)。足し算と引き算、たまにかけ算をしたりして、スタイリングのカルチャーが変化してますよね。その楽しさだったり魅力が上手に演出されているなぁと。ジャンルに幅があって、サイズ感でも遊んでいて、さすが「ビームス」って感じがしました。全部のスタイリングに奥行きを感じましたよ。

吉川: ありがとう。うれしいな。

谷: 吉川はファッションセンスがあるし、縫製や素材の勉強もしっかりしていて、音楽をはじめとしたいろんなカルチャーに精通している。要するになんでもできるんですよね。さっきのレイブカルチャーの話もすごいおもしろかったし、聞いていて楽しかった。だからぼくらの世代はもちろん、若い世代にも刺さるスタイリングを提案しているのが改めてすごいなぁと。しっかり考えてものづくりをしているんだなと、しみじみ思いましたね。

吉川: 谷も〈オークリー〉のカットソー着てるけど、いまって90’sのブームから、徐々に2000年代のムードも注目されてきているから、その辺のカルチャーも今後はエッセンスとして取り入れたいなって思ってます。

谷: いいとこ気付いてくれたね。ベルトも合わせてきてるから(笑)

吉川: 90年代に〈ナイキ〉のスニーカーがどんどん近未来的になっていって、95年に「エア マックス」でスニーカーバブルが起こって、そこから徐々にブームが落ち着いていった頃の雰囲気というかさ。

谷: そうそう。いま自分が着たいのは、まさにその時代感というか、ちょっと近未来感があるんだけど、どこかいなたいムードの服で。でもその頃って時代的にもパワーがあって、そのときの未来に向かっていく力強さみたいなのをファッションでも取り入れたいなって思ってるんですよ。

吉川: 「ビームス」は今後もオリジナルと別注をMIXさせたスタイルは継続して提案していきつつ、そこにどううまくカルチャーを絡ませていくかが鍵になっていくと思うから、そんな感じでがんばっていきます。

谷: 「ビームス」って、改めてすごいお店だなぁって思いますよ。日本でファッションカルチャーを耕しながら、世界に向けて戦っているでしょう。海外へ行くと「ビームス」ってだれもが知っているし。離れて5年になるけど、やっぱりすごいなって今日思いましたよ。

吉川: やっぱり谷はいいこと言うね(笑)

谷: ほんまに絶対、いま吉川が言ったところは書いてくださいね(笑)。

INFORMATION

BEAMS 22AW COLLECTION

公式サイト
Instagram:@ beams_official
@beams_mens_casual

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