2023年のボーナストラック。

西野:自分もスピリチュアルは嫌いじゃないので、淡路島のお店について、神戸の方で占い師さんにみてもらったのね。お店で冷たくておいしいものやれと言われて、なにかわかる? かき氷だよって。でも、かき氷は売れるのかもしんないけど、別にやりたいと思ってないからなあと。でも、心のどっかでかき氷やった方がいいのかなとか思うのはあまりよくないなとは思いましたけどね。噂では大きい企業にはそういう人が必ずいて、大きなことをやる時には見てもらうとか聞いて真似していたけど、なんか自分には合わなかったね。
宮本:大きい会社の経営者は圧がすごいからね。

ーさて、今年の世相についてお伺いしたいんですが、コロナの影響はそろそろ落ち着いてきたと感じますか?
西野:オフィスが東京体育館と国立競技場の目の前なんですけど、去年の秋ぐらいからめちゃめちゃイベントや人が増えましたね。普段ガラガラの近所の飲食店も行列するくらいで。だからかなり元に戻ってきているなと。
ーあとは今年、なにか流行りそうなものってありますか?
西野:売れるとかじゃなくて、今年の動きとしてですけど、 物づくり系のブランドからすると、ドメスティックブランドの価格が高くなっているんですよね。生地も工賃も上がっているから、なんならインポートの方が安いんじゃねえかって。1月もみなさん出張に行かれてたし、外から面白いものが6月くらいに入ってくるんじゃないかなと思っていて、流れは変わりそうな気がしますね。
宮本:工場さんも潰れていったり、人が少なくなってますよね。生産数がいままでほどつくれないとか。結局世界からすると、日本でしかできない技術もあるんですけどね。自分たちで守れなくて、潰れちゃう。最後は、行きつくと、やっぱり政治になっちゃうんですよね。国のやり方云々という。
西野:もっと盛り上がるような施策をして欲しいですよね。
宮本: フランスだと〈シャルベ〉が存続できなくなった時に、国が買うわけですよ。だから、シャツメーカーが生き延びることができたのは、国がちゃんと保護してあげたからなんですよね。
ーなんかいい感じでくだを巻いて、飲み屋の話っぽくなってきましたが、ここで終了としましょう。では、2024年末にぜひ振り返る飲み会をしたいですね。