外遊びにはいろんなギアが必要だけど、クルマもそのひとつ。
都内から高速道路に乗り、千葉にある亀山湖方面へと向かう「カングー」。ここは雄大さんもよく釣りをする場所なのだとか。
「亀山湖には有名なボート屋さんがあって、何度か友達とそこを利用させてもらいながら、ボートに乗って釣りを楽しんでいたんです。そのうちにお店の方もぼくたちのことを覚えてくれるようになって、いろんな情報を教えてくれるようになったんですよ」
「アウトドアはむかしから大好きだったんです。小さな頃から両親に連れられてよくキャンプに行ってましたね。地元が山口で、海、山、川に囲まれた環境だったんですよ。それで小学生まで釣りもよくしていて。そこから釣りとは離れてしまったんですけど、サーフィンをやったり、友達とキャンプへ行ったり、外遊びはコンスタントにしていましたね」
サーフィンも釣りもキャンプも、フィールドがあってこそおこなえるアクティビティ。自宅のある都内から自然というフィールドへの移動には、クルマが必要不可欠だと雄大さんは語ります。
「外遊びっていろんなギアが必要ですけど、クルマもそのひとつだと思います。だから『カングー』のようにたくさんの荷物を詰めるクルマは自分にとって絶対条件。子供もまだ小さいし、ベビーカーを乗せたりもできるのがうれしいですね」
新型「カングー」は運転性能がアップしているところも見逃せないポイント。日本導入モデルでは初となるエマージェンシーレーンキープアシスト、ブラインドスポットインターベンションを含む、多彩な運転および駐車支援システムを備えています。
「いろんなサポート機能があるのは、釣り人からすると本当にありがたいです。というのも、早朝や深夜などに運転することが多いので。あと運転していて思ったのは、車内空間がすごく居心地がいいですね。天井が高くて圧迫感がないし、視認性も高い。それにエンジン音も静かだから、運転に集中しやすい。乗れば乗るほど魅力的なクルマだなって思います」
そんな話をしながら「カングー」は目的地である亀山湖に着々と近づきます。雄大さんの表情も次第に引き締まってきました。
「家を出てから運転中、ずっと釣りのことを考えています。というか、道具を準備をする段階からずっとシミュレーションを繰り替えしてますね（笑）。どこから入って、どうやって回るかとか、いろんなことを考えているのが楽しくて、移動時間もあっという間。気づけば都会の景色が自然の景色に変わっていて、すこしづつ非日常へと没入していく感じがたまらないんです」
「カングー」は無事に亀山湖のとあるポイントに到着。さっそく釣りの準備に取り掛かります。
フィッシャーマンベストを羽織り、必要なギアを収納し、フィールドに合わせて釣竿を吟味する。頭の中にあるイメージを具現化するための道具を揃え、湖畔へと歩みを進めます。
「自分はオーバーハングといって、水面を覆うようにせり出している木々のしたを狙う釣りが得意なんです。このポイントはそうした攻め方ができるので、トライしてみようと思います」
水面を眺めながら丁寧にキャスティングをして、狙ったポジションにルアーを落とす雄大さん。その動きには無駄がなく、糸と共に美しい線を描きながら水面に着地し、水中へと潜っていきます。
「小さなルアーを使って、泳いでいるのが見えるバスを狙っているんですけど、なかなか乗ってくれないですね…。反応が悪いです」
この時期は湖が減水していて、魚が見えづらく、釣り人たちにとっても難易度が高い様子。試行錯誤を繰り返しながら何度も何度もキャスティングをおこないますが、針に魚がかかることはありません。気を取り直して次のスポットへと向かいます。
