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Shopping Addict 2023 May 〜編集部員のお気に入り〜 後編
Shopping Addict.

Shopping Addict 2023 May 〜編集部員のお気に入り〜 後編

服からサングラス、キャップにバッグ、冷茶(‼︎)まで、編集部の物欲を刺激した16のアイテム。5月病を乗り切ったあとは、「Shopping Addict」で買い物の妄想を膨らませましょう。

黄田駿
須藤結理
竹田崇真
柴山英樹
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01 20
黄田駿

真べぇ vs ケツ

ニューヨークのYouTubeチャンネルで繰り広げられているダブルアート真べぇ vs ニッポンの社長 ケツのバトル。おもろすぎる。双方の意見や周囲の人間のインタビューを通して、お互いの闇を追求していくような構成で今のところ関連動画が5本上がっています。その決戦が6月23日にライブで開催されるのですが、開催地が大阪の森ノ宮。現地まで行きたい。しかし、遠い。都合よく出張でも入らんもんかな…。

CLARKS ORIGINALS

クラークス オリジナルズのワラビーローファー

ドレスなワラビー。

ワラビーのようでワラビーじゃない。数十年ぶりに復刻したという亜種が、このワラビーローファーです。そして、シューレースがなくなった、というだけで語りきれないのがこの一足です。スニーカーのような軽快な履き心地はそのままに、“ローファー”というだけあって細身でシャープなフォルム。自分はワイドなパンツに合わせるならワラビーで、スラックスなんかのナローなパンツならワラビーローファー、みたいな感じで履き替えています。言うなれば、スニーカーとドレスシューズのちょうど中間に位置するようなポジショニング。「ワラビー持ってるし、これはスルー」なんてもったいない。モカシン好きにも、ローファー好きにもブッ刺さるんじゃないでしょうか。
¥26,400

クラークス オリジナルズ
オフィシャルサイト

eye c u

アイシーユーのサングラス

30代のY2K。

旅行やフェスなど、今年の夏は珍しくアクティブな予定が盛りだくさん。そんなときに使えるサングラスがほしい。だけど、お財布に大打撃を与えず、軽い掛け心地でファッショナブルなやつがいいというワガママっぷりも発揮中。それらのチェックポイントを難なくクリアするのが、この〈アイシーユー〉のサングラスです。〈フィンガリン〉がプロデュースするだけあって、隅の隅までずずずいーっと気が利いています。鼻パッドとフレームの内側にグリップが備えられているので、激しい動きもなんのその。細めのフレームや透明感のあるカラーリングにマットな質感が相まって、Y2Kっぽさがある。だけど、やりすぎてない絶妙な塩梅。くぅ〜。30代を過ぎて、だいぶ落ち着いたけど、夏くらいは少しポップに振り切りたい。そんな時には絶好の一本です。
¥14,300

アイシーユー
Instagram:@eyecu_66

velo spica

ヴェロスピカのMID BILL II

古き良きを新しく。

東京発のキャップブランド〈ヴェロスピカ〉。ここの十八番はサイクルキャップ…なんですが、そこまでストイックに自転車に乗らない自分にとっては、このくらいのミッドビルがベスト。ゆるっとライドして公園でチル、なんて週末にもってこいなのが、このキャップです。長めに設計されたツバはしっかり日差しを防いでくれるし、サイドのメッシュによって風邪通しも抜群。極め付けは汗止めのCOOLMAX®。コットンのものと比べ、手洗いもかなりラクです。オールドアウトドアなカラーリングも派手すぎなくて最高。それにも関わらず、「いま使うなら」の機能がしっかりと搭載されているなんて抜け目ないがありません。女の子が被ってもきっとかわいいはずです。このほかにもユルイイ感じのキャップが〈ヴェロスピカ〉には、たくさんあります。
¥6,930

ベロ スピカ
オフィシャルサイト
Instagram:@velo_spica

SA THÉ SA THÉ

サテサテの水出し冷茶

結構なお点前で。

〈ナナミカ〉の撮影の時に、モデルのカイノユウさんからいただいた〈サテサテ〉のほうじ茶。ふくよかな甘みと旨みの日本茶にハマり、温かくなってきたので水出し冷茶をチョイスしました。使われているのは複数の産地の茶葉をブレンドした一番茶。一番茶とは4〜5月くらいの一年で一番最初に摘んだ新茶のことで、冬に眠っている間に栄養を蓄えているため、甘みや旨みが強く出るのだそう。まさしくその通りで、穏やかな甘みが口いっぱいに広がって後味はすっきり爽やか。口にまとわりつくような渋さは全くなく、去り際が美しい。そんな飲み口です。夏にガブガブと飲むようなお茶とは違って、ソファに腰掛けてゆっくりと味わうような上品な一杯。ナチュラルワイン好きなら、きっと好きなはず。手土産や暑中見舞いとしても間違いない選択だと思います。
¥1,700

サテサテ
オフィシャルサイト
Instagram:@sathe_sathe_official

須藤結理

味スタ、HITC、最高でした…

いまTWICEと新しい学校のリーダーズのファンクラブに入っています。ニッチな趣味を持っている人こそかっこいいと思っていたわたしが、ど真ん中なアイドルにハマるとは…いや、でも思うんです。マイナーを知ってこそメジャーの良さがわかるし、逆も然り。そのバランスを自分なりにはかるのがヒップ、きっとそう。引き続きドルオタ道を極めつつ、いつか取材したい!

BEAMS

ビームス オリジナルのカーゴパンツ

現行だけど古着。

なかば諦めていました。古着屋を何軒まわっても、ハマるサイズがない、すすけている、色が浅すぎる、ポケットがチープ、云々。理想のカーゴパンツを見つけるなど、奇跡も同然なのだと思っていました、「ビームス」のこの連載をするまでは。(企画の詳細は割愛するとして)毎月オリジナルに触れるなかで、そのデザインのこまかな調整やトレンドへの目配せに毎度感心してます。このパンツは個人的な経緯もあって特に感激。ヴィンテージのM-51を現代版としてアップデートしていて、たとえばポケット内のメッシュポケットや縫い目を利用した脇ポケットなど、計10このポケットがあって手ぶらで外遊びに行けます。生地はコットンとナイロンウェザークロスの二種使いで、やや光沢感が。シルエットは全部が全部オーバーなわけではないので、ミリタリー感もほどよい。現行でこれが手に入るとは。世界の「ビームス」だけど、ユーザーの私的な服欲もちゃんとくすぐる、やっぱりすごいなあ。
¥17,600

ビームス原宿店
03-3470-3947

mille

ミレーのサングラス

いいカーキ、あります。

サングラスが欲しい欲しいと言い続けて早3年。ついに理想のサングラスに出会いました。ブランドは〈ミレー〉、モデル名は「AGATA」。凛としたスクエアシェイプです。何がいいって、まずは色。カーキは普通に色出しすれば渋い印象になりがちですが、クリアにすることで肌馴染みもよく、いやらしくない品が漂います。そして、自分で言うのもなんですが、形がシンデレラシェイプ。わたしの顔の輪郭は顎が尖っている丸顔なので、フレームが丸っこすぎても角ばりすぎでもバランスが取れないのですが、これは横長のスクエアで、かつ角のない滑らかなブローラインが美しい。わたしが欲しかったニュアンスを捉えた1本なんです。3年間のあいだ、他ブランドの安価なものに気持ちが揺れたりもしましたが、我慢した甲斐がありました。AGATAとの夏、はじまります。
¥29,700

Mille official SHOP
080-4925-0933

UNUSED

アンユーズドのショーツ

大人振るショーツ。

夏休みの少年のようにポップに穿くか、品良く大人に穿くか。個人的なショーツの穿き方はこの二通りです。前者はただ手にしたTシャツとショーツを無邪気に着ればいいんですが、問題は後者。この塩梅がなかなかむずかしい。頼ったのは〈アンユーズド〉。ここで間違いないショーツを見つけました。シャリ感と清涼感のあるコットン素材で、タック入り。ベージュとブラウンというカラー展開ですが、ほどよく落ち感があるおかげで、いい意味で男臭さがない。これぞ大人振るショーツの正解です。Tシャツでもシャツでも、ジャケットでもなんでも来いな万能選手で、足元は靴下&ローファーか、サンダルと希望を言わせてください。カジュアルとドレスを自由自在に行き来する〈アンユーズド〉の手腕に驚きつつ、筆をおきます。あ、すね毛剃る剃らないはお好きにどうぞ。
¥33,000

アルファ PR
03-5413-3546

rajabrooke × master-piece

ラジャブルック × マスターピースのボストンバッグ

妄想ふくらむボストン。

もしこれがクローゼットにあったなら、むしろ使うために遠出の予定を立てたくなる…と思わせてくれたのがこのコラボのボストンバッグ。〈ラジャブルック〉はデザイナーがマレーシアで幼少期を過ごした経験をもとに、いま拠点としている日本(大阪)の風土を取り入れてものづくりをしているブランドで、このバッグにも色濃くその思想が通っています。これは無骨なボストンですが、ネイビーとカーキの掛け合わせのおかげで色気がむんむん。さらに公式サイトで見てほしいんですが、裏地には大胆なパターンが敷かれていてかわいい。もちろん〈マスターピース〉の技術のおかげで、バッグとしての機能も申し分ありません。表面は通常のナイロンの約5倍の摩耗・引き裂き強度・耐久性を持っている素材を採用していて、さらに裏面はPVC加工を施しているので、空港でも気兼ねなく荷物を預けられます。コロナも落ち着いてきたし、これでタイとかに行きたい! なんなら東京でもちょっと荷物が多ければこれを持ち歩きたい!
¥59,400

MSPC株式会社
06-6265-2677

竹田崇真

今年の夏はフェス三昧。

編集部の先輩に誘ってもらって、今週末はフェスの「頂」へ。プライペートで行く初めての野外フェス、それに「フィッシュマンズ」が出るということで、ウキウキワクワク。今月のマンスリージャーナルでもフェス特集の記事をVol.1Vol.2とつくったので、ぜひご覧ください。

NOAH

ノアのトップス

ベーシックとストリート。

サーフィンやスケートからの影響を感じるグラフィックTシャツの横に、テーラードスーツや由緒あるハリントンジャケット、〈フォックスブラザーズ〉の生地を使ったシャツなどが並んでいる。そんなストリートとベーシックが共存している様を見ると、〈ノア〉が単なるストリートブランドではないことがよく分かります。そんなブランドの在り方に惹かれて、近頃〈ノア〉をよくチェックするようになりました。中でもいま着たいのが、ショートスリーブのメッシュセーター。見た目は上質でシンプル、だけど使う素材に意外性があって、夏のコーディネートにアクセントを加えてくれます。ブランドロゴを押し出さず、服そのもののクオリティで勝負しようとする姿勢も◎。サーフィンやスケートといったカルチャーに触れていなくとも、〈ノア〉の服は後ろめたさなしで袖を通せるんです。
¥23,100

ノア
store.noah-clubhousetimes.jp/

Mops.

モップスのジャケット

これぞ、デイリーウェア。

今年の4月、突如として現れた正体不明の〈モップス〉。誰が手掛けているのか、ましてやブランドのコンセプトすら明かされていない新鋭です。そんな〈モップス〉がこれまでリリースしたのは2アイテム。ひとつはロゴをあしらったスエットで、もうひとつがこちらのジップジャケット。一見するとテクニカルな雰囲気が漂っているのですが、素材はコットンとナイロンを混紡した60/40クロスというレトロなチョイスをしています。天然素材が入っていることで生地に風合いがあり、多少の撥水性も備えていて、プライスは1.5万円という良心的な価格設定。デイリーに着ることを考えると、どこをとってもちょうどいいっていうのが、このジャケットの魅力だと思います。現在、ブラックは完売していますが、今秋に再生産するとのことなので、首を長くしてお待ちください。
¥15,000

モップス
mops-town.square.site/

ISSEY MIYAKE EYES

イッセイ ミヤケ アイズのサングラス

いざ、サングラスデビュー。

サングラスに縁のない人生を送ってきました。顔のせいなのか、体型のせいなのか、映画の中で一番最初にやられるチンピラっぽくなってしまうんです。そんなぼくにも似合うサングラス、〈イッセイ ミヤケ アイズ〉にありました。このブランドといえば、一本の線と二本の丸で構成される「IM-101」というモデルが有名ですが、今回新しく登場したのは「BONE SERIES IX」。特徴といえばなんといってもブリッジで、2本の線を交差させた他では見ないデザインになっています。さらに、フレームの上下で、艶出しとマットという異なる表面加工をあしらい、ここでも2本の線を交差を表現しているそう。さすが〈イッセイ ミヤケ アイズ〉、芸が細かいですね。そんな「BONE SERIES IX」をいざかけてみると、メタルパーツを薄く仕上げたフレームのおかげか、ちゃんと存在感はありつつも、違和感なく顔に馴染んでいる感じがして。夏も近いし、サングラスデビューしたい気持ちになったのでした。
¥49,500

イッセイ ミヤケ
isseymiyake.com

TIMEX × URBAN RESEARCH DOORS

タイメックス × アーバンリサーチ ドアーズの腕時計

身の丈に合った一本。

25歳にもなってスマホで時間を確認しているようではダメだな、と思うようになりました。ということで、YouTubeの企画で腕時計を探してみたりもしたんですが、金額が金額、なかなか重い腰が上がりません。だから最近は、とりあえず身の丈に合った一本を探しています。そんなときに見つけたのが、〈タイメックス〉と〈アーバンリサーチ ドアーズ〉のコラボモデル。ベースになったのは、スポーツウォッチの名作「TIMEX IRONMAN®️ 8LAP」。定番中の定番ですが、同年代でつけているひとをあまり見かけないから惹かれたのがひとつ。あと、90年代の匂いがプンプンするカラーリング、おもちゃっぽくって素敵じゃないですか? 言わずもがな機能性、堅牢性は間違いなく、オン・オフ問わずつけられて、なおかつアンダー2万円という手が出しやすいプライス。人生最初の腕時計、コレに決まりかもしれません。
¥15,950

アーバンリサーチ オンラインストア
urban-research.jp

柴山英樹

今年も最高!

毎年5月はコナン三昧。例年GWに新作を観に行き、その熱が冷めない期間は歴代映画を片っ端から鑑賞しています。個人的なナンバー1は、『瞳の中の暗殺者』。コナンの告白シーンは、何度見てもグッときます!

TOKYO DESIGN STUDIO
New Balance

東京デザインスタジオ ニューバランスのUni-ssentialsコレクション

さすがTDS。

昨年10月のプレス向け内覧会で、「これを着て走りたい!」とひと目見たときから気になっていた「Uni-ssentials by TOKYO DESIGN STUDIO New Balance」のセットアップ。あれから約半年、ようやく実物に袖を通すことができました。“パフォーマンス・ライフスタイルコレクション”と謳っている通り、デザインはスポーツシーンにもシティユースにもにも振れるスタイリッシュな仕上がりに。グレートーンの切り替えは、トップレイヤーに撥水性の高いナイロン、アンダーレイヤーにポリエステルとポリウレタンからなるストレッチ素材を採用したもの。使い勝手を追求しつつ、それに伴う機能をデザインに昇華しているというわけです。加えて、小物用のポケットや折りたたみ式のフードが搭載されていたりと、気の利いたディテールも好印象。ランへのモチベーションを上げつつ、街中でも活躍してくれる優れモノです。
ジャケット ¥29,700、ショーツ ¥17,600、キャップ ¥6,600

東京デザインスタジオ ニューバランス
shop.newbalance.jp/shop/e/eEnb-tds

ellesse

エレッセのショーツ

洗練されたカラートーン。

〈エレッセ〉がリブランディングするということは以前から知ってたのですが、今シーズンのラインナップを見て、その変貌ぶりに驚きました。従来の〈エレッセ〉といえば、バイカラーの切り替えやロゴを主張したカジュアルなイメージ。ところがご覧ください、生まれ変わった彼らのウェアは、一切の装飾が削ぎ落とされたミニマムなデザインになっていて、見るだけでうっとりするような淡いカラーリングは、自然界から着想を得たもの。テニス由来のスポーティさはそのままに、よりスタイリッシュで、より汎用性の高いウェアが揃います。ぼく自身、テニスはやりませんが、ジムでのワークアウトやランニングにも使えそうだなという印象。スポーツウェア特有のストイック感がない、ニュートラルでマルチウェイな機能服。継続してチェックしていきたいブランドが、またひとつ増えました。
各¥14,300

ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
0120-307-560

BLAHW

ブラーのカットソー

夏は和紙で!

オールシーズン快適に着られる天然素材といえばメリノウール一択。と思っていたのですが、〈ブラー〉の和紙Tに出合ってその概念がアップデートされました。マニラ麻を原料に四国の良質な水からつくられたというオリジナルボディは、天然由来ながらUVカットや防臭効果、吸汗速乾といったさまざまな機能を兼備。同時にタフでサラッとした着心地を感じることができます。撚糸に3回の工程を加える事でふっくらとした風合いも実現され、ベージュカラーと相まって優しげな印象に。これ一枚でも、シャツやスエットのインナーとしても活躍してくれる頼りがいのある一着です。今後は和紙を使った意外なアイテムのリリースも予定しているようなので、続報を楽しみに待ちたいと思います。
ハーフスリーブT ¥19,800、ロングスリーブT ¥23,100

ブラー
blahw-official.com/

New Amsterdam
SURFASSOCIATION

ニュー アムステルダム サーフアソシエーションのショーツ

白Tとサンダルが抜群に合うショーツ。

ショーツは膝下派なのですが、スポーツ好きやアウトドアマンと接するうちに、膝上丈もいいかも、なんて思うようになりました。健康的なイメージがありますし、何より飾らない感じが良い。素材次第ではトレーニングウェアとしても使えますしね。そんなこんなで見つけたこちらは、今シーズン、日本上陸を果たした〈ニュー アムステルダム サーフアソシエーション〉の一枚。一見するとベーシックですが、ポケットが極端に大きく設計されていたり、裾にパイピングが施されていたりと、遊びのあるデザインに仕上げられています。ちなみに〈ニュー アムステルダム サーフアソシエーション〉は、元プロウィンドサーファーが立ち上げたブランド。サーフブランドながらストリートテイスト漂うアイテムが多く、そのうえ生地も上質。「ビームス」での取り扱いも始まったそうで、今後注目を集めるであろう、アップカミングな存在のひとつです。
€ 90,00

ニュー アムステルダム サーフアソシエーション
Instagram:@newamsterdamsurfassociation newamsterdamsurf.com/

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