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スポーツ、ファッション、スニーカーの3視点から見る、デサントのスニーカーの到達点。
Step into the Future of Comfort.

スポーツ、ファッション、スニーカーの3視点から見る、デサントのスニーカーの到達点。

各所から絶賛の声が相次いだ〈デサント〉のフットウェアコレクション「Wayser」。第一弾から早半年…2.0ならぬ、一歩先行く“2.1”と銘打たれた第二弾として、「Wayser RE 2.1」「Wayser R 2.1」がリリースされます。コンフォート性を軸にした素材使いや縫製方法、防水性はそのままに、クリーンでソリッドなデザインにアレンジされ、より日常使いにふさわしくアップデート。機能美あふれるこの2モデルは、ランナー、スニーカー通、ブランドプレスの目にはどう映るのか。話を聞くなかで、このシューズのストロングポイントがはっきりと見えてきました。

  • Photo_Masayuki Nakaya
  • Text_Shinri Kobayashi
  • Edit_Hideki Shibayama,Shinri Kobayashi

Case03_桂大地
ショッププレスから見る、Wayser R 2.1

PROFILE

桂大地
「エディフィス」「PSG STORE TOKYO」プレス

気品のある上質な服を取り揃える「エディフィス」とパリのサッカークラブ「パリ・サン=ジェルマン」の東京店のPRを兼任。スポーツ関連の趣味でいえば、まだこれといった特定の種目はないものの、キャンプ、ゴルフなどを一通り試してみた結果、テニスが一番その可能性が高いとのこと。
Instagram:@daichi_katsura

ローからハイへの衝撃的変化。

ー 桂さんがスニーカーを選ぶときは、どんなポイントを見ますか?

桂:まずは単純に見た目がカッコいいかどうか、好きかどうかですね。以前だと、選ぶのはいわゆるオーセンティックなものばかりでした。いまでもそういうのは好きですが、プレスになってからはデスクワークのほか、撮影現場に行くことも増えたので、見た目のよさプラス、パフォーマンス性も見るように。オーセンティックなローテクシューズだと、アウトドアの撮影はなかなか厳しいじゃないですか。

ー では、いざハイテクシューズに足を通してみて、いかがでしたか?

桂:あ、こんなに違うんだっていうくらい衝撃的でした。ボリュームのあるトレランシューズをファッションとして取り入れる流れがあった頃、ハイテクシューズにトライしてみたんですが、機能は本当に大事なんだなと。正直、ローテクは街履き想定だから、長時間履いていると足が痛くなっちゃう。けれど、ハイテクだと足が疲れないから、仕事のパフォーマンスにも繋がりますよね。

ー トレランなどのパフォーマンスシューズをファッションに取り入れるというお話がありましたが、そのファッション的な面は楽しめましたか?

桂:意外といけるんだなと思いつつ、ちょっと小綺麗な「エディフィス」らしいスタイルに、厚底のボリュームのあるシューズを合わせると、あえてハズしましたとはならず、ただのミスマッチになっていた気がします。そういう意味でも、最近のパフォーマンスシューズは、今日のようなセットアップスタイルにも合いますね。

この生地はテッキーなのに、ちょっと違う。

ー ファッション的な視点では、このシューズはどんな風に映りますか?

桂:ボリュームはありますけど、トゥ部分がシャープなので今日のようなクリーンな服にも馴染んでいると思います。そこがスゴくいいなと。こういうシューズでは珍しいと思うんですが、履き口周りもスッキリしていて、デザイン的に汎用性が高い。合わせるパンツの裾幅がワイドだったらスポッと被せちゃうんですけど、今日のパンツはテーパードがかかっていて、靴の履き口にボリュームがあるとぐずつくから、ダサくなっちゃう。そんな観点からも、一般的なスーツスタイルにも、ハマるシルエットですね。スタイルを選ばずスマートに履きこなせそうだなと。

ー ロゴも同系色で悪目立ちしないようにデザインされています。

桂:そうですね。服でもそうですけど、たとえばオフィスでクールビズとしてポロシャツを着ていく場合、ワンポイントのロゴ程度でもそのロゴが強すぎると、ちょっとな… というケースはよくあります。一方、このシューズであれば、いろいろなシーンに溶け込みそうです。

ー 素材感はどうですか?

桂:一般的にハイテク素材は、光沢感のある生地になりがちかなと。一方この素材は、ややマットに仕上がっていて、それがいい。一見レザーと見間違えるくらいの高級感、リッチ感がありますね。

ー 機能性でいえば、履き心地はどうですか?

桂:ソールのクッション性に関しては、本当に文句なしというか、歩いていてスゴく気持ちいい。あとは、土踏まずからつま先にかけてのラインがすごく綺麗。聞けば、革靴とスニーカーのラストが融合しているそうなので、なんとなくぼくが感じていたドレッシーさというのは、ちゃんと裏付けがあるということですね。よかったです(笑)。

天然と人工をつなぐスタイリング。

ー 〈デサント〉のブランドイメージについて教えてください。

桂:〈デサント オルテライン〉もあれば、著名なデザイナーを迎えたラインがあったりと、スポーツとファッションを協業させる視点を持っているブランドだなと思ってました。しかもずっと前からなので、先見の明を持っているように感じます。

ー ファッション性も大切にしているのが、いいですよね。

桂:機能性のある生地を開発したりと、優れた技術力がありますが、メーカーによっては、その技術力だけに特化するところもある。でも、〈デサント〉は、そこにデザイン性やファッション性を上手に重ねている印象です。それは、こういうシューズを見ても、一目瞭然だなと。

ー 今日合わせていただいた服について教えてください。

桂:〈エディフィス〉でそれぞれ単品で販売している、ジャケットとパンツのセットアップです。スニーカーにどことなくドレッシーさを感じたので、クリーンなアイテムとの親和性を感じて、キレイに着こなしてみました。中途半端なセットアップにするよりも、世界最高峰といわれるイタリアの〈ロロピアーナ〉の最高品質の生地を合わせてみたらどうなるんだろう? という挑戦心のもと、今回の合わせ方になりました。ほかにも、たとえば上はジャケットで、下はチノパンみたいな合わせもいいでしょうね。

ー 〈ロロピアーナ〉の生地は見た目だけでなく、袖を通したときの着心地もいいんですか?

桂:そうですね。もちろん生地の種類にもよると思うんですけど、これはかなりとろみがあるしなやかな生地で、ドレープが綺麗に出るんです。着心地も圧倒的にいい。この生地は天然繊維ですが、一方〈デサント〉のスニーカーの生地は、化繊ですよね。天然と人工という違いはあるにしても、生地にこだわる両者を楽しめるスタイリングに、結果なったのかなと。

Wayser RE 2.1 ¥13,750 (牧野さん、蒲谷さん着用モデル)

Wayser R 2.1 ¥15,400 (桂さん着用モデル)

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