CLOSE
FEATURE
Shopping Addict 2023 Sep. 〜編集部員のお気に入り〜 後編
Shopping Addict.

Shopping Addict 2023 Sep. 〜編集部員のお気に入り〜 後編

そろそろ衣替え、始めてみてもよいかもしれません。次の季節に何を買うか悩んでいるひとも、「Shopping Addict」のラインナップから、最適なアイテムが見つかるかも。

黄田駿
常重直也
須藤結理
竹田崇真
柴山英樹
安田天音
LINE UP
  • 黄田駿
  • 常重直也
  • 須藤結理
  • 竹田崇真
  • 柴山英樹
  • 安田天音
01 20
黄田駿

NO LIMIT!

こないだ1年ぶりに大阪に帰りました。1日目は後輩と立ち飲み屋をハシゴして足が棒になり、その翌日、USJへ。ゾンビにビビり散らかしながら遊び尽くした最高の2日間。何よりホラーなのが、一人ぼっちでUSJに行ったということ。正真正銘のシングルライダーでした。い、いや決して友達がいないわけじゃないんです、平日だったから、しょうがないんです…。一人で行っても楽しい、限界なんてねえのです。

STUDIO NICHOLSON

スタジオ ニコルソンのニットポロシャツ

ソフトなラガーシャツ。

あっちぃあっちぃ言ってたら、あっちゅう間に秋。キックオフは〈スタジオ ニコルソン〉ではじめたいと思います。なかでもラグビーW杯に背中を押されてか、ラガーシャツが気になる存在。でも、こちらはガシッとしたコットンではなく、メリノウールをブレンドしたニット仕立て。そのため、しなやかで柔らかく、ふっくらとしたシルエットで、ニットの醍醐味を余すことなく味わえます。それでいてリブのテンションもほど良い締め付けでウエスト周りにクッションがたまる感じがたまらんのです。普段だったら選ばない発色のいいパープルにもトライしたい気分。それもこれもラグビーのせいかもしれません。
¥70,400

スタジオ ニコルソン 青山
03-6450-5773
studionicholson.jp

FREAK’S STORE

フリークス ストアのダメージスエット

ボロのプーさん。

スエットはボロければボロいほどいいに決まっています。クタッとして、醤油のシミなんかが付いて、穴が空いてからが本番だと思っています。「フリークス ストア」で見つけたこの一着は、「古着?」って二度見するレベルで、ダメージ具合も色落ち加減も完璧です。エイジング感もさることながら、プーさんのプリントってところもミソです。しかも、“如何にも”なやつじゃなく、100エーカーの森をチョイスして、フロッキープリントで落とし込んでいるってところもニクすぎます。でもまだまだこんなもんじゃない。ガシガシ着倒して、自転車ですっ転んで、洗濯・乾燥を繰り返して、可愛がりに可愛がってやりたいと思います。覚悟しとけ、プーさん!
¥9,999

フリークス ストア渋谷
03-6415-7728
www.daytona-park.com

EYEVAN 7285

アイヴァン 7285のメガネ

クラシックを現代風に。

わずか5cm四方の小さな枠の中で足したり、引いたり、形状に変化を加えたり、繊細な表現で異なった表情を演出するアイウェア。だから、何本あっても買い足してしまうんです、メガネって。〈アイヴァン 7285〉のこの一本はクラシックなデザインのようでいて、なんか違っています。縦幅を狭めて横長の長方形のようなフォルムになっているため、掛けてみると今っぽい雰囲気なんです。かと言って、Y2Kなサングラスほど奇抜ではなく、ヴィンテージライクなデザインと相まって絶妙な着地点。細かい調整がもたらす、大きな変化。伝統に経緯を払いながらも、新しいことにも果敢に挑戦しているその姿勢。ありそうでなかったこのアプローチ。〈アイヴァン 7285〉の視点ってほんとシャープです。
MODEL 351 ¥59,400

アイヴァン 7285 TOKYO
03-3409-7285
eyevan7285.com

PACKING

パッキングのバックパック

ドンピシャ。

極限まで無駄を削ぎ落としたミニマルなデザインにも惹かれますが、古いアウトドアモノみたいなポケットがてんこ盛りなやつも結局好きぃ。でも、実際使うとなるとポケットが多すぎて、いざってときに目当ての荷物がすぐに見つからずあたふたしてしまったり。コンビニのレジ前や改札で後ろから「チッ」なんて聞こえた日には闇落ちモード。服装に TPOが存在するように、現代のタウンユースにはそれ相応のスペックというものがあります。収納力×機能-重量-プライス=ドンピシャなバッグ。その方程式で導き出されるのが、「パッキング」。フロントポケットは左右に分かれているので、右は財布、左はバンダナみたいな仕分けができて、バッグの両サイドにはボトルも収納できるメッシュポケット付き。水筒ブームに乗っかり、イカしたボトルを入れておけばアクセ代わりにもなります。街歩き、外遊び、出張、舌打ち対策、何かと使えてこの価格。たゆまぬ企業努力におんぶに抱っこです。
¥9,680

パッキング
Instagram:@packing_2018

常重直也

断髪。

と言っても、ロン毛はロン毛なんですが。30cmくらいばっさりと、腰位置から胸上くらいにまで短くなりました。圧倒的にラクなんだけどなんだか寂しい。このジレンマからは一生抜け出せなさそうです。

BED j.w. FORD

ベッドフォードのパンツ

直営店オープン、おめでとうございます。

少し前にはなりますが、去る8月5日(土)、ついに〈ベッドフォード〉がブランド初となる直営店を明治神宮外苑エリアにオープンさせました。その直営店とオンラインストア限定で発売されているベルボトムが、もう最高なんです。いい意味でスラックスっぽくなく、いい意味でスエットっぽくもなく、両者の優れたポイントのみを抽出してカタチになった感じというか。スエットパンツなんだけどベルトループ付き、そして5ポケット。さらに、スエットだからこそ叶った裾の切りっぱなし加工。〈ベッドフォード〉“らしい”と言ってしまえばそれまでなのですが、ぼくはこの直営店オープンという節目にローンチされたベルボトムに、デザイナーである山岸さんのリアルな息遣いと心意気を感じずにはいられませんでした。そういう意味でも、やっぱり最高。
¥52,800

ベッドフォード
bedjudewillford.com/

Lamrof

ラムロフのベスト

ラブ&ピースでいきましょう。

“外見は内面の一番外側”とはよく言ったもので、不思議とその日の服装に言動や考え方までも引っ張られている気がします。それなら、幸せな気分で1日を過ごしたいとき、ぼくはこの〈ラムロフ〉のベストに袖を通すでしょう。フラワーチルドレンをイメージソースにしたという大きな花が配されたベロアのベストは、一番外側からぼくの気分を上げてくれる気がするんですよね。愛と平和の象徴がストレートに表現されたベストなんて、素敵じゃないですか。ヴィンテージライクな佇まいもいまの気分にぴったりですし。他人にどう見られたいかってとても大事だとは思うんですが、自分自身をどうしたいか、そういう文脈でファッションを考えると、また違った楽しみ方があるのかもしれませんね。
¥36,300

ラムロフ
www.lamrof.jp/

ATELIER BÉTON

アトリエ ベトンのサロペット

暮らしを快適にする道具。

ぼくがワークテイストのアイテムに求める条件は品のよさ。矛盾しているようですが、“ワーク”をそのままの意味で捉えてしまうと、きっと自分のスタイルにはハマらない気がしていて。で、どうだったらいいのよって話なんですが、結局は生地なんですよね。この〈アトリエ ベトン〉のオーバーオールは、タテ糸に綿糸、ヨコ系にはナイロンを用い、それぞれを限りなく高密度に打ち込むことでハリ感と丈夫さが見事に共存。仕上げに施した特殊なワッシャー加工によって、上品なシボ感と光沢感も表現されています。無地の白Tと合わせても品よく決まるだろうし、これからの季節はジャケットなんかとも好相性。フロントジップだから着脱しやすいっていうのも高得点です。求めていたワークアイテムってきっとこういうこと。
¥38,500

アトリエ ベトン
atelier-beton.jp/

BlackWeirdos

ブラックウィドーのシャツ

パンクスへの憧れ。

シャツはデカけりゃデカいほどいい! っていうムードは個人的に下火気味だったんですが、この1着に出会って再燃。〈ブラックウィドー〉の「XXXL B.D. Shirt」と題されたこちらのシャツは、その名の通り3XLのワンサイズのみの展開。インナーにいろいろ仕込んでしまえばアウターとしてもいけちゃうんじゃないかと。でも注目すべきはサイズ感だけではありません。というか、まず目に飛び込んできたのは“モヒカン”でしたよね? これはアレックス・コックス監督の長編デビュー作「レポマン」における、ジェニファー・バルゴビン扮するデビーが酒屋強盗するワンシーンの描写。そこによく見ると“INDUSTRIAL MUSIC FOR INDUSTRIAL PEOPLE”という、Throbbing Gristleのデビュー作のジャケットに記載されたフレーズがプリントされています。このブランドのこういうところが好きなんです。
¥37,400

ブラックウィドー
blackweirdos.com/

須藤結理

あの占い師の公式戦。

その占い師はスタイリストの梶雄太さん。最近映画占いを始めたらしく、ひとの悩みを聞いて映画を処方するという言葉通りのものなんですが、強烈キャラの占い師は会話の進め方も予測不可能で…。そんな不可思議コンテンツをフイナムで記事にしてみました(こちら)。今回はMさんとOさんを占い。ぜひご覧ください。

Godard Haberdashery

ゴダール ハバダッシェリーのリンガーTシャツ

古着泣かせのリンガー。

リンガーTは毛玉あり&ピタめの古着に限ると決め込んでましたが、考えが変わりました。青山にある「ゴダール ハバダッシェリー」は以前こちらの記事でご紹介しましたが、手前味噌ながらそのときのインタビュアー竹田くんがつけたタイトル「知性と幻想に満ちた洋品店」がこの店を表していて、訪れるとその意味が腑に落ちます。このTシャツはここのお店のオリジナル。60,70年代のムードを楽しんでもらうべく不定期にリリースしているシリーズで、これは以前発売したものを今回色数を増やして再販したのだそう。コットン50/ポリ50のくたっとした風合いに、染み込みプリントとラバープリントを使い分け、使うごとに適度に褪せていきそうな予感。フォントや配色も当時のムードがむんむんです。ちなみに、このTシャツは1968年に結成した架空の映画オタク集団が仲間内でつくったという裏設定付き。最後に仲間の一員になったつもりで好きなゴダール作品を…『アルファビル』と『ウィークエンド』です。
¥17,600

ゴダール ハバダッシェリー
info@godard-ltd.com
Instagram:@godard_haberdashery

HEREU

へリューのフィッシャーマンアンクルブーツ

革を嗜む。

〈へリュー〉は2014年創業のスペインのバッグとシューズのブランド。地中海に面したスペインならではのリラックスしたムードで、華美すぎない品のいいデザインが魅力です。こちらの新作は、フィッシャーマンサンダルをアンクル丈のブーツでアレンジした一品。加工をしておらず革本来の質感を楽しめるフルグレインカーフレザーを使用しています。非常に少量しか取れない革を使っていて、肉で例えるならシャトーブリアンぐらいの希少部位。この赤っぽくブラウンぽく、さらに紫のような品もあるカラーリングも〈へリュー〉らしい。ちなみにフイナムでは、ファッションの趣向が全く異なる編集長石井とわたしが〈へリュー〉を愛用しているわけですが、この事実が何より〈へリュー〉がどんな人にもハマるという証明ではないでしょうか。最近日本のオンラインストアもオープンしたみたいなので、ぜひこちらもチェックを。
¥70,400

ユナイトナイン
03-5464-9976

TANAKA

タナカのデニムパンツ

ハイカラなブラックデニム。

個人的に、服選びのなかでいちばん手こずってるのがデニムパンツです。というか、薄いのと濃いのを1本ずつ持っていれば十分だろうという考えで、そもそも数年に一度くらいしか買おうというマインドにならないんです(各所すみません)。そして重い腰があがって古着屋で探しても、サイズと褪せ感、フィット感がバチっとハマるものがなかなかなく…。なんですが今季〈TANAKA〉で買っちゃいました、デニム。さまざまあるハードルをひょいと飛び越えたものがこちら。素材はカイハラ社の14.75オンスのプレミアムデニムを採用していて、後染めでブラックに仕上げています。キツ過ぎないブーツカットで履きやすく、シルエットがまあきれいなこと。レッグラインを内側から脇へ捻っていたり、裾の始末をルイス始末にしていたり細かな配慮のおかげです。デニムのことなら〈TANAKA〉に聞くのが早そう。たぶん近いうちにまた〈TANAKA〉で買っちゃいそうです。
¥36,300

タナカ
contact@tanakanytyo.com

Foundry Mews

ファウンドリーミューズのシューズ

ミューズになりたい。

大学のときカンフーシューズにハマっていました。薄っぺらいそれを白ソックスに合わせて履くのは、いま思えばチープな遊びでした。そんなわたしも三十路への階段をのぼっているなかごろ。さまざまなものをレディにグレードアップしようと励んでいるわけですが、〈ファウンドリー ミューズ〉のこちらの一足はその手助けになりそう。Vカットの履き口から不思議とカンフーみを感じてしまいチェックしていると、牛革のオールレザーでつくられていて、そこにエアーソールを合わせているのがおもしろい。意外な掛け合わせをなんなくこなしてしまうのはいまのブランドらしい。なだらかなフォルムもコロンとしててかわいらしく、スカートもパンツも合わせやすそうです。結論、カンフーの “カ” の字もないほど品のある一足を見つけたので、これで大台にのっても安心です。
¥29,700

ファウンドリーミューズ
foundrymews.myshopify.com

竹田崇真

I’m forever blowing bubbles

サッカーの欧州主要リーグが開幕して、最近は週末が待ち遠しい。ただ、これまでプレミアリーグを見ていて、特に推しているチームがないせいか、少し盛り上がりに欠ける感じがありました。なので、今シーズンはウェストハムを応援してみようと思います。

THE NORTH FACE PURPLE LABEL

ザ・ノース・フェイス パープルレーベルのジャケット

自然へ出かけよう。

田舎育ちの自分ですが、改めて自然っていいなと思いました。そのきっかけが、 以前公開した〈ザ・ノース・フェイス パープルレーベル〉の記事の撮影でした。都内3箇所を回るロケだったんですが、そのうちのひとつ、秋川渓谷が東京とは思えないほどのんびりした空気が流れる牧歌的な場所でした。撮影しているときなんて、岩の上から子供たちが川に飛び込んでいて、『ぼくの夏休み』的な風景がそこにはありました。少し話は脱線しましたが、そんな自然に出かけるとき、〈ザ・ノース・フェイス パープルレーベル〉の服はちょうどいいんです。例えば、このフィールドジャケット。たて糸にインディゴ染めしたコットン、よこ糸にリサイクルナイロンを使用していて、見た目にテック感はないけど、ちゃんと機能的。だから、街でもいけるし、自然でもいける。中綿も薄いおかげで、取り回しがよく、バッグに忍ばせおくこともできちゃいます。あと一番驚いたのがフロントのポケット。マチ部分の左右にさらにジップポケットがついていて、計3つの収納スペースが1箇所に同居しているんです。パッと見の派手さがあるわけではないけど、機能美が感じられるこのディテール、男心をぐっと掴まれました。
¥53,900

ナナミカ マウンテン
www.nanamica.com/onlinestore/

Cale × In part

カル × インパートのジャケット

上品な土臭さ。

上質でクラシック、仕立ても縫製も丁寧そのもの。だけど、決して気取っていないくて、日常にそっと溶け込んでくれる。今回紹介する〈カル〉の服の話です。このトラッカージャケットは、東上野のショップ「インパート」が別注したもの。元々〈カル〉で展開されていたものをベースにしながら、生地をウールとリネンの平織り生地に変更しています。トラッカージャケットといえばトラックの運転手の上着というのが由来みたいですが、こちらはより柔和な印象で、農夫を思わせる土臭さを個人的には感じました。着心地も身体をふわっと包むような気持ちのいい肌触りで、リネンが使われているから、残暑がまだまだ続きそうな今年の秋から冬手前までばっちり活躍してくれそう。スラックスにデニム、ナイロンのイージーパンツだって、それぞれのスタイルで楽しめる懐の深さも、このジャケットの魅力です。
¥63,800

インパート
in-part.net/

FUTURE ARCHIVE

フューチャーアーカイブのニット帽

Y2Kファッションの初期装備。

7月末にオープンした「ビームス 原宿 アネックス」。未来のアーカイブを生み出すことを目的とするプロジェクト「FUTURE ARCHIVE」の実店舗で、いま東京で最もアツいショップかもしれません。「フイナムのYouTube」でショップツアー動画を撮ってきたので、未訪問の方はまずはこちらのチェックから! そんな「ビームス 原宿 アネックス」では、オープンに合わせてさまざまなオリジナルアイテムがリリースされましたが、そのどれもが食指をそそる出来栄え。Y2Kやテック、UKストリートといった要素が詰め込まれていて、まさにいまの時代やトレンドを映しているんです。そして、このニット帽もオリジナルのひとつ。折り返しなし、フロントには「エイフェックス・ツイン」を思わせる“FA”のロゴが大胆にあしらわれていて、どこから見ても平成感が溢れ出しています。ディレクターの飯塚さん言わく、「深めに被るのがおすすめ」とのことだったので、その教えに習いつつ、Y2Kファッションの一歩目を歩もうと思います。
¥4.400

ビームス 原宿 アネックス
www.beams.co.jp/

PATRICK

パトリックのシューズ

天邪鬼なサッカー小僧へ。

近頃、サッカー関連のウェアやシューズを街中でよく見かけるようになりました。いちサッカーファンとしては、本場イギリスのような光景が当たり前になって嬉しいという気持ちもありつつ、自分が着るのは少し抵抗があったりもします。単に考えすぎなだけだと思うんです、自分の思想が見透かされることに気恥ずかしさがあるといいますか。ただ、そんな面倒なサッカー好きにもぴったりなシューズと出合いました。それが〈パトリック〉のトレーニングシューズ「LIVERPOOL-COUPE」。80年代に誕生した一足で、かのミシェル・プラティニも愛用していたことでも有名なモデルです。そんな裏話だけでももうお腹一杯ですが、個人的にはアウトソールにちゃんとポイントを備えているところもたまらない。トレーニングシューズという出自を大事にしている姿勢もそうですが、仕事終わりにそのままフットサルに出かけられちゃうんです。まだ街中で履いているひとに遭遇したことはないので、サッカー好きのみなさん、いまのうちですよ!
¥17,600

パトリック
patrick.jp/

柴山英樹

ととけん

とにかく駆け抜けた夏でした。フイナム ランニング クラブ♡がプロデュースするサウナ・バー併設のランステ「ととけん」、いよいよ明日オープンです。まさかフイナム編集部に入って、水風呂の温度設定でてんやわんやすることになるなんて、4年前のぼくは思いもしなかったでしょう(笑)。こだわった分、最高の施設が出来上がったので、東東京にお越しの際はぜひ!

THE NORTH FACE

ザ・ノース・フェイスのスエットとスエットパンツ

これからの時期は。

ほぼ毎日半袖短パンで過ごした今年の夏。この楽さに慣れてしまったら、これからの季節はスエットのセットアップ一択です。〈ザ・ノース・フェイス〉のそれは、糸軸から開発したというこだわりのアイテム。軽量でストレッチ性のあるポリエステルを芯に配し、それをスビンコットンで覆うことで、快適な着心地とナチュラルな風合いが実現されています。滑らかで光沢のあるボディに、ふっくらとした裏毛仕様の肌面。現代的なムードを感じさせるリラックスフィットに、柔らかで温かみのあるオフホワイト。どこをとっても文句なしです。
スエット ¥21,780、スエットパンツ ¥18,480

ゴールドウインカスタマーサービスセンター
0120-307-560

mita sneakers × UNITED ARROWS & SONS

ミタスニーカーズ × ユナイテッドアローズ&サンズのパンツ

こう見えて機能満載。

スニーカーを物色しに上野の「ミタスニーカーズ」へ行ったら、意外なアイテムを発見。それが、こちらのイージーパンツ。「ユナイテッドアローズ&サンズ」とのコラボアイテムで、イメージソースは品のあるスラックス。そこにリフレクターやDカン、シークレットポケットをさりげなく忍ばせることで、エレガントなデザインと実用性が両立されています。生地にはイージーケアで吸水速乾を備えたポリエステル強撚糸を採用。ノーストレスに穿けて、コーディネートをスマートにまとめてくれる、そんな一品です。
¥23,100

ミタスニーカーズ
www.mita-sneakers.co.jp/
ユナイテッドアローズ&サンズ
store.united-arrows.co.jp/brand/uasons/

DESCENTE

デサントのスニーカー

衝撃のコスパ!

ランニングシューズをベースにしたボリューミーなルックスに、マットなブラック、そして快適な着脱を実現してくれるクイックシューレース。こちらでも紹介した〈デサント〉の「Wayser RE 2.1」は、お世辞抜きにオススメの一足です。シューズ内部の縫製や段差を極力なくしたルースレイヤーフィット構造なので足馴染みがよく、シームレス仕様のアッパーは心地良いフィット感を実現。おまけに防水設計でこのお値段! これはもう、買いでしょう。
¥13,750

デサント
store.descente.co.jp/descente/

miffew

ミフューのダウンシャツ

騙されました。

鮮やかなサックスブルーのシャツ、と思いきや、実はこれダウンなんです。手がけたのは、冬の三ヶ月を意味する三冬(みふゆ)のためのダウンウェアを展開する新ブランド〈ミフュー〉。ダウンの量が細かく調整されているため、防寒アイテムらしさを感じさせないすっきりとした仕上がりに。表地はオーガニックコットンを高密度に織り上げたタイプライター素材。洗いざらしのような凹凸感、きっと好みな人も多いはずです。冬はまだまだ先ですが、いまのうちに目星をつけるならコイツが狙い目。と言いつつ、いまだに半袖短パンです(笑)。
¥59,400

株式会社ビショップ
06-4390-7008

安田天音

ヘネシーのハナシ。

先日、お仕事きっかけでヘネシーというブランデーを初めて飲んだんですが、めちゃくちゃおいしい…!もう、すっかりハマっちゃいました。ビール、焼酎、ウイスキー、ワイン、日本酒など、基本なんでも好きなのですが、今後はブランデーも開拓してみよっかなあ。

DENIME

ドゥニームのデニムジャケット

これぞ継承。

〈ドゥニーム〉を知ったきっかけは、母親からお下がりのデニムジャケットをもらったこと。昔はよく分からず、ただかっこいいから着ていましたが、洋服に興味を持ち始めた学生の頃、もっていたデニムジャケットが〈ドゥニーム〉のセカンドタイプだったことを初めて知りました。おそらく我が家では20年以上着られているので、古着屋で購入したような風合いに育っています。自分の洋服の中でもかなり大切にしているもので、これもオーセンティックなアメカジファッションが好きになった文脈かもしれません。そんな〈ドゥニーム〉のアイテムですが、今年の春に〈ウエアハウス〉の手によりアップデートして再始動!せっかくなら縁あるブランドの、記念すべき復刻の年に手に入れたい1着だなと思いました。2着目はサードタイプで。
¥35,200

ドゥニーム
denime.jp

FRITAG

フライターグのトートバッグ

背負えます。

トラックの幌からできていることで有名な〈フライターグ〉のアイテム。前々から気になっていたのですが、製品となるまでの並々ならぬ過程を知ってからは、さらに注目しています。展開モデルも多いうえに、すべてが一点ものだから、迷ってしまうのも当然。中でも最も気になっているのが、このバックパッカブルトートバッグです。形としては荷物が取り出しやすいトートバッグやショルダーバッグが好きなんですが、難点は片方の肩だけに負担がかかること。しかしこれ、カラビナフックがついたストラップを付ければ背負えるんです。ストラップの長さが左右で違うから、背負ったときに少し斜めになる感じもなんだかイケてる。普段からトップスもボトムスも落ち着いた色が多いので、これで差し色を加えるのがいいかなあと妄想中です。
¥23,400

フライターグ
www.freitag.jp/ja?delivery_country=JP

HI-TEC

ハイテックのハイキングシューズ

オールコンディションギア。

アウトドアシューズを街履きとして活用するのがファッションとしても旬ないま、個人的に気になったのがこちら。相当ミニマムな価格だけど、履き心地はいかに。と半信半疑で購入した〈ハイテック〉のアウトドアスニーカーです。アウトドアギアには興味津々なのに、そこまでアクティブではないので、いかにもなアイテムは避けがちですが、これは完全にカラーリングとフォルムにグッときてしましました。〈ナイキ〉ACGシリーズのエアマーダを彷彿とさせる感じです、よね?気になる履き心地はというと…かなり軽い!ただ、思ったよりソールは薄めなので、本気の山登りというよりは、透湿防水加工はされているし雨の日なんかには十分活躍してくれそうな1足です。
¥6,490

ハイテック
www.hitec-footwear.com

HOLLYWOOD RANCH MARKET

ハリウッド ランチ マーケットのお香

五感で楽しむインセンス。

代官山に遊びに行くときは必ずといっていいほどの確率で立ち寄っている〈ハリウッド ランチ マーケット〉。わかるひとにはわかる、あのお店の香りも好きなんです。自分の部屋ではお香を炊くのが好きなので、オリジナルのインセンスを売っていると知って購入してみました。そして、シンプルだからこそキャッチーなこのパッケージデザインもツボ。ツボ!3色揃えて手元に持っておきたいくらいです。香りも強めで持ちがよいので、火をつけずクローゼットやバスルームに置くだけでも楽しめます。ピンクのジャズベリーなら、奥深い甘酸っぱさを感じられるし、イエローのインディアンサマーなら、ノスタルジックな気分に。ブルーのサンシャインなら、そこに海が広がる。あ、感じ方には個人差があります。
各¥1,100

ハリウッド ランチ マーケット
www.hrm-eshop.com

このエントリーをはてなブックマークに追加