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上杉柊平と描く、アップルバムの新たな景色。後編
Walk on the TOKYO & HIP HOP

上杉柊平と描く、アップルバムの新たな景色。後編

先週公開された前編では〈アップルバム(APPLEBUM)〉の2023AWの最新コレクションを、上杉柊平がまとったフォトシューティングをお届け。“HIP HOP”と“東京”という共通言語を軸に、ファッションのこと、仲間のこと、俳優としての現在の心境などについてのインタビューを後編では公開します。〈アップルバム〉をご存知の方もそうでない方も、上杉柊平の言葉を通して知る魅力から、ブランドの奥深さを感じてください。

  • Photo_Takaki Iwata
  • Hair_Takuya Baba(SEPT)
  • Model_Shuhei Uesugi
  • Writer_Atsutaro Ito
  • Edit_Yusuke Suzuki

アメリカと日本を、絶妙なバランスでミックス。

ーそうだったんですね。

上杉:そういう地元ノリみたいな関係性は昔から変わっていなくて、武道館のLIVEが終わってからも、今まで通り友達として仲良くしています。意識しているわけじゃなくて、それが自然体なんですよ。

だから、例えば5年後に急にメンバー全員で集まってご飯を食べるみたいな状況になっても、今までと何も変わらず、普通に会って遊べると思うんですよね。

ー上杉さんとメンバーのみなさんが東京=地元だからこそ成立する素敵な関係性ですね。ちなみに上杉さんにとって、東京の魅力は何だと思いますか?

上杉:いろいろあるので難しいのですが、国内や世界各地からやってきたさまざまな人たちと出会えるのが(東京の)魅力ではないでしょうか? 建物や街の雰囲気も素敵だけど、東京はそこにいる人々がおもしろくて、皆がそれぞれの価値観を共有しながら生活していますよね。結果的にいろいろなカルチャーが混ざり合いながら、東京は独自の発展をしている気がします。

だからこそ、いい意味で凝り固まっていないよさがあるし、各地の影響を少しずつ受けながら、それらをミックスしている面白さがありますよね。

ーたしかに世界的に見ても珍しい発展の仕方をした街ですよね。

上杉:それこそ〈アップルバム〉さんがつい最近出していた有田焼のレッドカップ(※アメリカのパーティなどでお酒を飲む際に使う定番のコップ)も、アメリカと日本のカルチャーが絶妙なバランスでミックスされていて、ものすごく東京っぽいなって思っていました。今日このまま買えますか? マジで欲しいです(笑)。

NYを象徴するレジェンド・ラッパーのNASとのコラボによる、2021年リリースのM-65を手にとって。HIP HOPならではの“サンプリング”をウェアに落とし込んだ、〈アップルバム〉らしいアイデアとクオリティを誇る1着です。

インタビューで上杉柊平も“欲しい!と手にとった、有田焼でつくられたレッドカップ。そのほかにもカセットテープ型の一輪挿しや12インチのレコード盤型のお皿など、400年以上の歴史を誇る有田焼とのコラボは、まさにアメリカと日本を絶妙なバランスでミックスしたプロダクトです。

INFORMATION

アップルバム

Instagram:@applebum_tokyo
HP

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