服をデザインすることを愛している。
ー2019年にLVMHのカール・ラガーフェルド賞を受賞されました。それによって何か変化はありましたか?
ヘド・メイナー:いろんなひとからアドバイスをもらったし、人脈のネットワークも広がりました。メディアも含めて背中を押してくれるひとたちが増えたのは、自分にとってすごく心強いものとなっていますね。
ー〈ヘドメイナー〉のクリエイションには影響を及ぼしていますか?
ヘド・メイナー:特別な経験であったのは確かなことだけど、それによって自分自身が変化することはありません。これまでやってきたことや、クリエイションが間違っていなかったと確信できたし、このまま自分の道を進もうと再認識しましたね。

ーこれからどうなっていきたいですか?
ヘド・メイナー:いままでと同じようにやるだけです。この先、自分のクリエイティブが変化していくかもしれないし、しないかもしれない。それよりも、ずっと服をつくることによろこびを感じていたいですね。
ーメイナーさんにとって、デザインや服をつくることはどんな意味を持つことなのか。最後に教えてください。
ヘド・メイナー:私は服をデザインすることを愛しているし、スタジオに足を運んで作業をすることはもちろん、一緒に働いているチームのことも同じように愛しています。なので、それを続けることが私の幸せなんです。