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Shopping Addict 2024 Jan. 〜編集部員のお気に入り〜 前編
Shopping Addict.

Shopping Addict 2024 Jan.
〜編集部員のお気に入り〜 前編

皆さんお待ちかね、2024年一発目のショッピングアディクト! 今年も編集部員選りすぐりのアイテムをたっぷりとお届けします。新しい年も始まったし、一年の景気づけに...と理由をつけて、お買い物を楽しみましょう。

石井陽介
山本博史
村松諒
鈴木悠介
脇山修平
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01 20
石井陽介

ジャズクラブ。

先のパリ出張で宿泊したホテルのすぐ隣に、いい感じのジャズクラブがあったので深夜の部に潜入してみたらこれが正解! 観客飛び入り参加のジャムセッションはジャズのダイナミズムを十二分に感じれたし、ステージとの距離も近くて迫力満点でした。あまりに楽しくて、ついつい連日通っちゃったよ。今年はジャズにハマりそうです。

NEEDLES

ニードルズのシャツとパンツ。

一足お先にウエスタン。

先日行われた「パリ メンズ ファッションウィーク 2024AW」で話題を掻っ攫った、某メゾンによるカウボーイ&ウエスタンスタイル。ファッション業界では定期的に「今シーズンはウエスタンが流行る!」なんて言われつつも、なかなか日の目を見ることがなかったこの手のスタイルですが、いよいよ本格的に来そうです。テンガロンハットを被ってウエスタンブーツを履く人が街を席巻する日も、そう遠くない!? さて、ブレイク前夜のSSシーズンに先んじてぼくが手に取ったウエスタンウエアは、ご覧の〈ニードルズ〉のシャツとパンツ。強烈なインパクトを放つパープルのクロコダイル柄に施されたフリンジとパールのスナップボタン。テロっとした生地の質感も、色気があって良い。やっぱりウエスタンウエアは、これぐらいアクが強い方がかっこいいし、テンション上がるでしょ!? まずは正当にデニム合わせからはじめますか。
シャツ¥35,200、パンツ¥35,200

ネペンテス
03-3400-7227
nepenthes.co.jp

is-ness

イズネスのシェルジャケット。

トランスフォーム!

機能美とでも言いましょうか、何か特定の目的を持った服というのは、えも言われぬ美しさがあります。装飾としてのデザインは排除し、ある目的のために考え抜かれたディテールや構造、いわばアンファッショナブルな服に男心がくすぐられます。例えばこちら、ぱっと見はなんてことのないシェルジャケットですが、画像をスライドしてみてびっくり、まったく違う姿にトランスフォームします。これは自転車に乗るときや山登りするときの雨対策としてデザインされたもの。例えばサイドのファスナーを開くことで身幅が拡張し、バックパックを背負ったままでもジャケットが羽織れるように設計。両脇の裾から出た生地は太腿に巻き付けることで、雨から足を守ってくれます。当然ながらシェルは3レイヤーの防水生地。ここまで遊び心のあるアイデアが盛り込まれると、ただの防水着もなんだか楽しくないですか? なんなら雨じゃない日もトランスフォームした姿で着たいくらい!
¥75,900

イズネス
isness.theshop.jp

Sasquatchfabrix.

サスクワァッチファブリックスのパンツ

ポケットとロマン。

なんといってもこのポケットの数、これに尽きます。「右のポケットにゃ夢がある 左のポケットにゃチュウインガム」と歌ったのは美空ひばりですが、このパンツには夢やガムをいくら放り込んでもまだまだ余裕がある、無尽蔵の収納力と懐の深さがあります。前後左右、上から下まで無数に配置された大小様々なポケットにロマンを感じてしまうのは、だから気のせいではないはず。大判のフラップポケットを開けると、中には間仕切りされた小分けのポケットが出てくるのですが、その芸の細かさにも感動した次第です。ポケットフルな服は数あれど、ここまで作り込みが徹底していて、かつユーモラスな服はそうそうありません。ズドンと落ちたゴン太シルエットなので、トップスはシンプルにまとめるのがベターでしょうか。ウエストもゴムでラクチンだし、洗いをかけた10オンスのスラブデニムを使っているから穿き心地も軽快!
¥61,600

サスクワァッチファブリックス
sasquatchfabrix.com

beta post

ベータポストのバッグ

つかみはOK。

ファッションは自己表現のためだけではなく、コミュニケーションツールとしても大いに有効です。相手が気になる服を着ていれば「素敵な服ですね」とか「どこのブランドのものですか」といった具合に、会話のきっかけを与えてくれます。そんな前置きをしつつ、こちらの〈ベータポスト〉のバッグを紹介します。はい、見ての通り、ロール(トイレット)ペーパーを模しています。しかも、かなり精巧に。えぇ、もちろんつっこまれるのは承知の上。つかみはOKってもんです。むしろこのバッグを前につっこまないなんて、野暮過ぎるでしょう? とまあコミュニケーションツールとして優秀なのは言うまでもなく、上質なレザーの質感や手縫いによる丁寧な作り、緻密に計算された美しいフォルム等々、バッグとしても非常に出来が良い。それゆえ妙な品格が漂っているのも、このバッグのおもしろいところですね。
¥42,900

ベータポスト
betapost.jp

山本博史

守谷ハーフマラソン

当たり前だけど冬は寒い。おかげで走るモチベーションが上がらない。と言いつつ、走り出してみると、それはそれで楽しくて。新しいギアを体感するのも一興。というわけで、サクッとジョグでもして、毎年恒例の守谷ハーフマラソンに備えます。

Topo Athletic

トポ アスレティックのランニングシューズ

シーンを選ばない裸足感覚シューズ。

裸足で走ることはしないけど、裸足感覚で走るシューズは好きです。シューズが自然な走りを促してくれるし、ダイレクトな着地感はいい意味で刺激的。走った後にほのかに残る脹脛の疲労感が、自らの脚を使って走ったことを実感させてくれます。そんな裸足感覚なシューズのなかでも、最近のお気に入りが〈トポ アスレティック〉の「ST-5」です。ミッドソールには反発性と弾力性に優れたオリジナルフォームを採用し、ドロップは0mmで厚みは14mmという極薄設定。通気性に優れたメッシュアッパーは地球に優しいリサイクル由来となり、フィット感も上々。シーンを選ばないシックなカラーリングに加え、かかとを倒せばサンダル感覚で履けちゃうオプションも魅力的。ランニングやワークアウトもさることながら、普段使いまでフォローしてくれる裸足感覚シューズ。ガチでおすすめです。
¥20,900

トポ アスレティック
topoathletic.jp

SALOMON

サロモンのランニングシューズ

サロモン流の厚底カーボン。

トレイルランニングにスキー、ハイク、はたまた日常まで、ぼくの生活のあらゆる部分でコミットしているブランドと言えば〈サロモン〉です。近年、ファッションシーンにおける認知が飛躍的に向上したものの、個人的にはパフォーマンスにこそ〈サロモン〉の魅力が凝縮していると思っています。そこでご紹介するのが、〈サロモン〉版の厚底カーボンシューズとなる「S/LAB PHANTASM 2」。ミッドソールは弾むような弾力性を備えたエナジー フォーム+となり、内部にはフルレングスでカーボンプレートを搭載。アウトソールには耐久性と密着性を兼ね備えたRoad Contagrip®を合わせ、一層構造のシースルーメッシュは優れた通気性と軽量性に加え、プロダクトとしての美しさを際立たせてているのもポイント。メジャーなブランドにも引けを取らない、〈サロモン〉ならではのロード向けレースシューズ。個人的にはハイスペック過ぎるけど、とても気になるプロダクトです。
¥26,400

サロモン コールセンター
03-6825-2134
salomon.com/jp

Rab

ラブのタイツ

真冬のジョグの相棒。

寒いと走る気が起きません。いや、走るどころか、家を出るのさえ億劫になります。ゆえに寒さの厳しい時期に必要となるのが、防寒性に優れたアイテムになります。だからといってスリムなタイツはスタイルに合わないので敬遠していたんですけど、あらやだ、良い感じのタイツがあるじゃないですか。それがイギリスのアウトドアメーカー〈ラブ〉の「タラス ウインドストッパー タイツ」です。前面には優れた防風性と透湿性を備えたゴアテックス・ウインドストッパーを合わせ、冷たい風をシャットアウト。耐久性に優れたマトリックス生地や、伸縮性に富んだFlexile 100を随所に合わせることで、快適な穿き心地と堅牢性を備えた仕上がりになっています。スマホやジェルを携行できるポケットも背面に配備するなど、日常的なジョギングにうれしい適度な収納力もポイント。真冬のジョグの相棒として重宝しそうです。
¥20,900

ランドアール
03-6416-0940
landr.life

rig FOOTWEAR

リグ フットウェアのリカバリーシューズ

履いて快適、見てかわいい。

日頃から快適性を重視しながら、おしゃれを楽しんでいます。ファッション的なトレンドや動向を俯瞰しつつ、その日の天候や気温に応じて機能的に組み合わせながら、全体的なバランスを考慮するイメージ。おかげで選ぶ目的や基準が明確化したし、着心地だって快適そのもの。ファッション的な高揚感も好きだけど、機能に裏打ちされたデザインにこそ、いまのぼくは萌えてしまうのです。〈リグ フットウェア〉の「doob」は、そんな視点で選んだものの1つ。保温性に優れた化繊ダウン入りのナイロンアッパーには、防水透湿フィルムを合わせているためちょっとした雨は難なく弾いてくれます。バケットシート型の厚底ミッドソールが安定した歩行を促し、土踏まずのアーチを強めに設計することで、血流を改善させる仕組みになっています。履いて快適、見てかわいい、冬用リカバリーシューズ。まじで愛用しています。
¥18,480

リグ フットウェア
rigfootwear.com

村松諒

新年早々。

あっという間に終わった正月休み。一週間もある! なんて思っていたけど、終わってみれば一瞬でした。新年は仕事はじめの日から打ち合わせに取材とフルスロットル。ガス欠を起こさないようにしないと。

COMME des GARÇONS SHIRT

コム デ ギャルソン・シャツの帽子

遊び心と品のよさ。

いつも〈コム デ ギャルソン・シャツ〉の新作はパリ・メンズファッションウィークの期間中にランウェーショーの形で発表されます。時間は決まって朝9時15分スタート。場所は「ヴァンドーム広場」の一角にある「コム デ ギャルソン」社のオフィスです。他ブランドのショーとは趣が異なり、飾り気のない白い空間のなかで音楽に合わせてモデルたちが歩くだけのシンプルな演出なのですが、会場には緊張感の入り混じった、新作に対する期待感のようなものが漂っていて、その少し張り詰めた空気感が個人的には心地よく、味わいながらショーを見ています。アンディ・ウォーホルのプリントアイテムが際立つ今シーズンのコレクションのなかでもぼくの注目は、異なるスカーフの生地をパッチワークのように組み合わせたハットです。カジュアルさのなかにも遊び心と品のよさがあって、シンプルになりがちな春夏の格好のアクセントにすごくいいなと。手にすればファッションが楽しくなりそうです。
各¥28,600

コム デ ギャルソン
03-3486-7611
comme-des-garcons.com/stores

sacai

サカイ × カーハート WIPのジャケット

迫力あるデザインが生んだ両A面。

数あるコラボアイテムのなかでも最近、意表を突かれたモノといえば〈サカイ〉×〈カーハート WIP〉のシリーズです。2023年9月に第一弾がお目見えし、今年2月にはその第二弾が発売されます。第二弾の方を昨年6月、パリで行われた〈サカイ〉のランウェーショーでいち早くチェックしたのですが、今回もワーク感やストリート色の強い〈カーハート WIP〉のよさを残しながら、代名詞であるインサイドアウトやプロポーションの変化といったテクニックで一着一着を丁寧に表現していました。〈サカイ〉ならではの迫力あるデザインはさすがだなと改めて実感。写真のジャケットは、新作のリバーシブル仕様の一着です。リバーシブルの服って結局、どちらか一方を外側にしがちですが、これだったらどちらでも行けそうです。カジュアルな感じに行きたければグレーのカバーオールを、シックにまとめたい日は黒のジップアップブルゾンを表にするって感じで。手にすればその巧みなデザインがよく分かると思います。
¥137,500

サカイ
03-6418-5977
sacai.jp

LACOSTE

ラコステのジャケット

メイド・イン・フランス。

先日、とある企画の打ち合わせで〈ラコステ〉のショールームにお邪魔しました。新作がずらりと並ぶ空間で目に留まったのが、こちらの一着。ただのトラックジャケットではなく、フランス製のモデルです。〈ラコステ〉といえばポロシャツですが、商品の一部はいまもブランドの創業の地であるフランスのトロワでつくられています。実はこのジャケットもトロワの工場で生まれたもので、不思議と品格のようなものが漂っています。白と黒のツートーンカラーが洒落ていて、よくあるスポーティなジャージーのジャケットとは異なる大人な雰囲気。リジットのジーンズやスラックスといった、きれい目なボトムスと相性がよさそうです。いい意味でぼくのなかの〈ラコステ〉像を覆す一着。創業から90年を越えたこのブランドは奥が深いな。
¥29,700(2月中旬入荷予定)

ラコステお客様センター
0120-37-0202
lacoste.jp

ARC’TERYX

アークテリクスのシューズ

二足目。

ぼくが頼りにしているシューズのひとつが〈アークテリクス〉の「エアリオス FL ミッド ゴアテックス」です。2021年の梅雨前に手に入れてからというもの、雨の日に足元を気にする必要がなくなりました。何がいいって、ミッドカットのつくりと軽さ、そして履き心地のよさ。アッパーがしっかり足にフィットしつつ、やや硬めのインソールが足裏を支えるから長時間履いても疲れにくいんです。もちろん最初はソリッドな見た目に惹かれて買ったわけですが、その歩きやすさには驚かされました。で、このお気に入りもだいぶくたびれてきたので、今回、写真の新作「エアリオス FL 2 MID ゴアテックス」に乗り換えたというわけです。履き心地は前作とほぼほぼ変わらないのですが、アッパーのメッシュの目がやや荒くなったことで、通気性がよりよくなったように感じます。新たな相棒を迎えて、今年もいろいろな場所に行きたいと思っています。
¥28,600

アークテリクス カスタマーサポートセンター/アメア スポーツ ジャパン
arcteryx.jp

鈴木悠介

人生初の。

正月早々、人生初のぎっくり腰に。これまで腰痛とは無縁の人生でしたが、いざなってみるとめちゃくちゃ痛くて、腰痛持ちの方が整体などへ行く気持ちが痛いほどわかります。何事も自分が経験しないとわからないことだらけだと、まだ痛みの残る腰から改めて学びました。

WANDERMAN

ワンダーマンのカーゴパンツ

穿くのは昼より夜に。

“365 874 Dickies”ってCampanellaさんがRAPするように、1年を通して〈ディッキーズ〉かどこかのスラックスばかりを穿く日々。色んなウェアを着るよりか、いつも同じ感じでいるのが楽ですきなのですが、クラブへ行ってオーバーサイズのデニムパンツやカーゴパンツを腰ばきしている方々を見ると、無性に履きたくなることが。あとは最近ハマっている、XGのCOCONAさんのカーゴパンツの履き方もかっこいいと思います。ただ、昔履いていたオーバーサイズのデニムやカーゴパンツはけっこう処分してしまい、いいのがないかなと探していたところ、以前お邪魔した〈ワンダーマン〉の展示会にありました。膝部分の工事現場などで見るテープ的なやつが印象的で、裾がドローコードなのも、紐じゃなく解けてだるい感じにならなくて最高。同じシリーズでアウターとキャップもリリースされているので、ルックのようにトータルで合わせたら街で目をひくことは間違いなし。個人的にカーゴパンツは昼より夜が似合うと思うので、クラブや呑みに行くときに穿く予定です。
¥26,400

ワンダーマン
Instagram:@wanderman_tokyo
wandermantokyo.stores.jp

HEAVY × ALC RECORDS × Carhartt WIP

ヘヴィー × エーエルシー レコーズ × カーハート WIPのスウェット

祝・イベント開催。

8年前に行ったLAで知り合った、CHILY-Tことたっちゃん。音楽に詳しくて色々と教えてくれたり、初LAで右も左もわからない中色んな場所へ連れて行ってくれたり。刺青を入れたいと伝えたらMENSOも紹介してくれて、その時の思い出とセットでしっかりと左腕に残っています。それから数年後、20年以上住み慣れたLAから日本に拠点を移したたっちゃんが、2023年にスタートさせたHIP HOPイベントの『HEAVY』。記念すべき第一回目が2023年12月に東京・大阪・名古屋で開催されました。クラブで会った時などに開催までの過程を聞いていたのもあったし、あのアルケミストを呼んでツアーを実現させるなんて凄すぎる。そんな『HEAVY』による、アルケミストの“エーエルシー レコーズ”と〈カーハート WIP〉のトリプルネームのスウェット(TシャツやロンTもあり)は、デザインを〈The Believable Media is Around su〉のSORAさんとMidnight Meal RecordsのDaichiさんが担当。相撲モチーフはたっちゃんからSORAさんへのオファーで、アルケミストも大満足だったそうです。
¥12,000

ザ・チルマート
thechillmart.com

TOKYO HARVEST ROOM

トーキョー ハーヴェスト ルームのリンゴジュース

水・コーヒー・アルコール+リンゴ。

昼間は水とコーヒー(ブラックはNG)、週末の夜に(たまに平日も)お酒を嗜むくらいで、それ以外の飲み物を口にすることはほとんどありません。牛乳はずっと苦手で、炭酸飲料は太るから30歳を越えたあたりからちょっと控えるように。特別こだわりがあるわけではないですが、あとはなんとなくたまにオレンジジュースやピンクグレープジュースあたりを飲むくらいです。コンビニやスーパーで適当に買うフルーツジュースも美味しいんですが、鳥山さんが手がける〈トーキョー ハーヴェスト ルーム〉のリンゴジュースは別格の美味しさ。青森産のリンゴがベースで、前回は“トキ”という品種だったものが今回は“王林”に。果汁100%なのでとても濃厚で、同じリンゴでも飲み比べると味や喉越しが全然違い、それぞれのよさがある感じです(※現在トキバージョンの販売はしていません)。ちょっと高価ではありますが、クラブで呑みまくって財布を空にし、翌日自己嫌悪に陥ることに比べたらかわいいもの。自宅用としてはもちろん、ちょっとしたギフトにもおすすめです。
¥2,200

トーキョー ハーヴェスト ルーム
Instagram:@tokyoharvestroom
tokyoharvest.thebase.in/

FEBB

フェブの2LP『SUPREME SEASON』

オラオラ系とかおととい来い。

新しい物事に年々興味が薄れていく中、音楽だけは毎日何かしらの新譜をチェックしたいモチベーションを継続中。新譜、というか過去の聴いたことのない曲も含むから、新しい音楽という方が正しい気がします。ただ、物理的に世の中すべてを追うのは不可能で、特にHIP HOPはリリースが多すぎるから、なかなか追いきれないのが現状です。でもFEBBさんの新譜である3rdアルバム『SUPREME SEASON』が、2024年にリリースされるとアナウンスされれば、聴き逃すわけにはいきません。配信無しのレコードとCDでのリリースなので、速攻オンラインで注文し、2月14日の発売日が待ち遠しすぎます。数年前にFEBBさんを紹介してくれたのは、今はなき池袋の「BED」でMERCYさんから。昨年STUTSさんの武道館ライブにお邪魔した時、MERCYさんとFEBBさんのお母さんと、3人で少しお話できたのも有り難う御座いました。“オラオラ系とかおととい来い『Music Hustler』”ってリリック、2024年に聴いてもその通りですねって気持ちです。
¥4,950

P-ヴァイン
Instagram:@p_vine_hiphop
anywherestore.p-vine.jp

脇山修平

冷え。

冬になると家でムートンのルームシューズを履いてるのですが、そろそろ買い替えの時期。次はダウンや中綿系にするか、暖かなソックスにしてみるか悩み中です。おすすめがある方は教えてください。

開化堂

開化堂の茶筒

日本の名品。

いつかは欲しいと憧れているけど、なかなか手が出ないものってあると思います。自分にとってのそれは〈開化堂〉の茶筒でした。1875年に創業した、日本で最古の老舗茶筒メーカーとして知っている人も多いでしょうが、それはもう手づくりの美しさが詰まっています。二重構造でつくられた高い気密性で茶葉を湿気から守ってくれるわけですが、蓋を茶筒の口に合せるとスーっと沈みピタッと閉まるこの気持ちよさ。こんな体験、他ではしたことありません。素材は銅が一番の定番ですが、まだまだ人生長いでしょうと、経年変化が楽しみな真鍮の長型200gを選んでみました。次は銅にするかブリキにするか、なんて考えながら、古色がつくのを楽しみたいと思います。谷崎潤一郎が『陰影礼賛』で言っているように。
¥20,900

開化堂
kaikado.jp

more trees

モア・トゥリーズのスツール

日本の森から生まれたスツール。

「なるほど、こんなスツールがあったのか」とポチッとしてしまったこのスツールは、故・坂本龍一さんが設立した森林保全団体〈モア・トゥリーズ〉のもの。団体のキーワードは「都市と森をつなぐ」、つまりは人と森がずっと共生できるようにという想いが込められ、現在は隈 研吾さんが代表を引き継いでいます。活動の一環として日本の木材を使ったプロダクトの開発なども行っているわけですが、スツール ダブルというのがこのアイテムの名称。2017年に設立10周年記念として生まれたスツールで、ジャスパー・モリソンと熊野 亘さんがデザインを手掛けたという贅沢さ。ノックダウン式で流通しやすそうですし、ヒノキの心地よさとシンプルで飽きのこないデザインでこの値段というのがすごく考えられているなと…。〈モア・トゥリーズ〉の活動は知っていましたが、モノを認識していなかったので驚きでした。シングル・ダブル・ロングとサイズが選べるのも◎。
¥18,700

モア・トゥリーズ・デザイン
more-trees-design.jp

THE BODY SHOP

ザボディショップのリップクリーム

置きリップ。

今年は花粉がすごく早い気がします。1月頭に急に目が腫れたと思ったら花粉じゃないかとのことで、そのスピード感にビビりました。薬を飲み始めてラクにはなりましたが、寝る時に鼻が詰まりやすく、暖房と相まって喉が乾燥するように。それでも今年は唇がそこまで乾燥していないことに気づき、なぜ?を考えたらデスクに置きリップクリームを始めたからではないかなと。リップクリームを失くしがちな自分にはこの方法が一番向いているのかもしれません。使っているのは〈ザボディショップ〉で最も保湿力のあるヘンプシリーズのものなのですが、いまになって調べてみたら、ずっとリピートしているなんて口コミもあって納得してしまいました。カサつかず、保湿力がかなりあります。〈ザボディショップ〉は使い心地はもちろん、取り組みなど企業的な姿勢も素敵なので、オフィシャルサイトで見て欲しいです。ちなみにこちらは、順次新パッケージへと入れ替わっているようなのでお間違いなく。
¥1,430

ザボディショップ
the-body-shop.co.jp

HARIO

ハリオの急須

クリアな急須。

普段はもっぱらコーヒー派なのですが、前述の通り〈開化堂〉の茶筒を買ったことでお茶も飲みたい気分に。ドリッパータイプも以前試していましたが、せっかくなら急須でお茶を!と、〈ハリオ〉の「茶茶急須 禅」という急須をゲット。クリアだからお茶がどれだけ出ているか見えて便利、なんて実用性で選んだわけではなく、完璧に見た目重視で選びました。ガラス製で丸過ぎないフォルムの、その佇まいが素敵です。お茶が入っていても、入っていなくても、どちらも美しいのです。そして、450mlというサイズも嬉しい。一人でも、二人でも、ガブガブ飲めます。冬は水分補給を忘れてしまいがちなので、お茶をたくさん飲んでとにかく風邪にならないようにしたい。そんな考えにぴったりな急須なのでした。
¥2,530

ハリオ
hario.com

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