グレゴリーは2人のライフスタイルにもフィットする。
サンタバーバラの東に位置するオーハイ。ともに34歳になるウィンとテンビは、この街に暮らしています。ウィンは雑誌や広告のカメラマンとして、テンビは「アップル」社などを経て、現在はクリエイティブディレクターとしてあらゆるコンテンツの制作に携わっています。
オーハイは、2人のようなクリエイティブなひとが多く住む街。人口は1万人に満たないながらも、そこかしこでスモールコミュニティが形成され、ショップやレストランもユニーク。「ご近所さんとも仲がいいわ。そこはロサンゼルスとは違うわね」とテンビは付け加えます。
彼らがよく訪れるのは、市内にある雑貨屋と本屋。店のスタッフとも、もちろん顔馴染み。
「本に関しては仕事柄、月にかなりの金額を費やしているわ。雑貨屋さんもインスピレーションを得るために、月に1回は来ていると思う。でも、ここだけじゃないの。もっと紹介したい場所があるけれど、それはまた次の機会にね」
「ぼくは昔から〈グレゴリー〉を使ってるんだ。いろんな国へ一緒に出かけたよ」
そう話すのはウィン。聞くと、昔はバックパッカーとして南米の国を転々として、そのときに使っていたのが〈グレゴリー〉のバッグだったのだとか。
「振り返ると相当タフな旅だったけど、壊れることもなければ、盗まれもしなかったね(笑)。体へのフィット感も最高だから、大きなバッグだったけど全然疲れなかったことを覚えてる。それ以来、本当に大好きになったブランドだし、街はもちろんだけど、特に山へ行くときは〈グレゴリー〉って決めてるんだ」
テンビもウィンの影響を受けて、いまは街でも山でも〈グレゴリー〉の愛用者。そんなバッグを背負ってやってきたのは、家からクルマで10分のほどの場所にあるトレッキングルート。
2人がオーハイに住む決め手となったのは、海と山が近いとこ。ともにアクティブに過ごし、日々のむしゃくしゃは自然の中で解消する。
「私はここに引っ越してくる前、ニューヨークに10年近く住んでいたの。そのときは都会のど真ん中だったし自然も遠かったから、心が本当に荒んでいたと思う。だからいまのライフスタイルはバランスが本当にいいの。新鮮な野菜も手に入るしね(笑)」(テンビ)
1977年にアメリカのカリフォルニアで生まれた〈グレゴリー〉。45年以上が経過したいまでも、現地のひとたちの生活をサポートし続けています。時代が進んでも愛される理由は、人々のライフスタイルに合わせた形やスペックの変化を恐れなかったから。
ブランド誕生50年の節目はすぐそこ。〈グレゴリー〉の進化はこの先も止まらない。