FEATURE
ぼくが好きなパタゴニア。ぼくが好きなトレイルランギア。プロトレイルランナー石川弘樹が語る。
My Favorite Trail Running Gear

ぼくが好きなパタゴニア。ぼくが好きなトレイルランギア。
プロトレイルランナー石川弘樹が語る。

レースのプロデュースやイベントの運営など様々なアプローチでトレイルランニングの普及活動を行うプロトレイルランナー、石川弘樹さん。欧米のトレイルランニングのスタイルや楽しみ方を現地でいち早く体感し、日本に広めた第一人者として知られています。そんな石川さんはこれまで山を走るうえで、どんなギアを活用してきたのか。厳しい自然環境において、本当に頼りになるギアを選ぶ基準とは。自身が長年にわたって愛用する〈パタゴニア(Patagonia)〉のトレイルランギアのなかから、とくに思い入れの深い5つのアイテムをピックアップ。実際のフィールドにおける使用感とともに紹介してもらいました。

【02:ダックビル・キャップ】
トレイルランナーから愛される名品。

―ふたつめは、「ダックビル・キャップ」。これもトレイルランナーから愛され続ける名品として知られています。

石川: 後頭部が粗いメッシュで通気性が高いうえ、ツバが短めで視界が狭くなりすぎず、クシャッと折り畳めるから持ち歩きやすい。〈パタゴニア〉を代表するトレイルランニングギアのひとつだと思います。

「ダックビル・キャップ」各¥5,280

―「ダックビル・キャップ」といえば、かねてより石川さんがよくかぶっている印象があります。

石川: そうですね。1990年代後半からこのキャップを愛用してきました。

―カラーリングも特徴ですよね。

石川: はい。それまでのキャップは、単色が当たり前でした。「ダックビル・キャップ」以降、他社も追随してこのスタイルのキャップをリリースしていくようになりましたね。

石川さん私物。左の初期のものはランニング用ではなくカヤック用として開発されたものだったという。

INFORMATION

パタゴニア

www.patagonia.jp

関連記事#RUNNING

もっと見る