波乱の幕開け、ダイジョーブ!?
朝4時30分から受付をスタートし、5時30分に出船する予定でしたが、なんと当日は大雨警報が発令……。この警報が解除されない限り、ボートを出船できません。こんなトラブルがあるなんて。雨は上がっているので、受付や準備をしながら、警報の解除まで待機することに。
今回〈ダイワ〉のご厚意で、ロッドのレンタルやルアーを用意いただきました。おかげでバス釣り初心者も装備を補強でき、多種多様なルアーにモチベアップです！
そして参加者には、「バクモン」のロンTをお土産にプレゼント。デザインは〈フラグスタフ〉デザイナーの村山靖行さんが手がけてくれました。
8時前になり、ようやく警報は解除。待ちに待った、大会のスタートです！ 雨の影響で水質は濁り、カフェオレ状態。流木などの浮きゴミも流れていて、かなりシビアなコンディションとなってしまいましたが。この状況なら、と各々が考えるポイントへボートを走らせていく参加者たち。
それぞれがポイントに到着し、巡回していると〈ワコマリア〉プレスの村田裕平さんと、〈リヒトアデル〉ディレクターの土師光貴さんを発見。2人は砂浜からヒラメやマゴチを狙うサーフに行ったり、堤防から青物を釣ったりしている、海の釣り人です。
村田： 滋賀県出身なので、10代のころは琵琶湖で少しだけバス釣りをやっていましたが、かなり久しぶり。とりあえずストレートワームをネコリグでゆっくり巻いてみたり、トップウォーターの羽根モノを投げてドキドキしながら巻いてみたり。バスの居場所がわからないから、周りのひとたちの真似をして、岸際とかオーバーハングとかに投げています。ビギナーズラックで表彰台に立ちたいですね。
村田： 夜遊びも好きなので、初めて釣り場で会う先輩に「この時間に起きれるんだ」って言われましたよ(笑)。夜の街でしか会ったことないひとたちと大自然のなかで一緒に釣りをするのはいいもんですね。新しい絆が生まれた気がします。
土師： バス釣りは初めて。ボートシーバスをやろうと思っていたから、バス釣りでも併用できるロッドとリールを買ってきました。スピナーベイトとかバイブレーションとか投げつつ、海用のルアーも使っちゃったり。サーフだったら潮目を読んだり離岸流を探したりランガンしているけど、ボートでポイントを探し回るのは新鮮です。とにかく一匹でも釣れたらいいですね。まあ、釣れなくてもボウズには慣れてるからいいけど(笑)。
土師： 初めて行った釣り場で、地元のおじちゃんに場所とかレンジとかの話を聞くのが好きなんです。だから今日は、いろんな方々にバス釣りを教えてもらえて楽しい。海釣りと同じようにタックルボックスに竿を立てていたら、ボートでは寝かせると教えてもらって、ひとつ勉強になりました。
スタートから1時間も経たないうちに、釣果報告のグループLINEに通知が！
最初に釣ったのは「パレス スケートボード トウキョウ」でショップスタッフとして働きながら、モデルとしても活躍しているロンさん。相模湖や津久井湖をメインにバス釣りをしているそうです。釣り上げたサイズは、27.5cm。
ロン： 濁りすぎていて状況が分からないから、とりあえず巻き物に絞って、クランクを使っていたら釣れました。大会自体初めてだったので、結果を残せてよかった。普段は陸っぱりばかりで、ボートは数回しか乗ったことがないから新鮮で楽しいです。釣りヴァイブスが上がりましたよ。
10時になり、イベント「SWAGGER TIME」がスタート！ 配布した〈ダイワ〉の「STEEZ チキータフロッグ」の特別なSWAGGER仕様を使い、12時までのあいだに1番大きいバスを釣ったひとには「SWAGGER賞」を授与されます。
12時になり、「SWAGGER TIME」は終了。濁りすぎて、フロッグに反応はなかったみたいで……。「SWAGGER賞」は該当者なしの結果となりましたが、「BEFORE YOU WAKE UP賞」の獲得が濃厚な1匹を釣り上げたのは〈ダイワ〉の佐藤さん。
うなぎ！ 外道ですけど、釣って羨ましい！ ちなみに佐藤さん、コイの仲間のワタカも釣りました。
SWAGGERを開発した〈ダイワ〉の今井亮介さんと一緒にボートへ乗った、モデルの六花さんは終始笑顔で楽しそう。地元熊本にいたころから海釣りを楽しんでいるそうですが、バス釣りは初めてです。
六花： 予習をしてきたけど、実際にやってみると全然違いますね。でも、釣る気満々！ いろんなルアーを使うから海釣りとは違っていて、バス釣りを極めたくなる気持ちが分かりましたよ。
