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Shopping Addict 2024 Aug. 〜編集部員のお気に入り〜 前編
Shopping Addict.

Shopping Addict 2024 Aug.
〜編集部員のお気に入り〜 前編

今年の夏は本当に暑かったですね。残暑に差し掛かるこの時期、次の季節のアイテムが気になるところ。編集部員のお気に入りも、徐々に秋めいています。

石井陽介
山本博史
村松諒
鈴木悠介
脇山修平
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01 20
石井陽介

ハタチを目前に。

20周年を迎えるフイナムの新たなチャレンジとして、新媒体『コミューンH』と『HANG OUT』のローンチ、さらには月一でスペシャルアイテムのリリース、10月にはイベントも予定しています。最近は老舗媒体なんて言われたりもしますが、身も心もまだまだフレッシュ! ハタチになるフイナム、これからも攻め続けます。

SHIDEN

紫電のジャケット&パンツ

ファッション × バイクカルチャー。

バイクに憧れやロマンを抱くのは、健康優良不良少年なら至極真っ当なこと。同じようにバイク乗りの服にも、同様の感情が湧きます。例えばモーターサイクルジャケットのキルティングパッドやワッペンカスタムを見て、直感的に「かっこいい!」と思ってしまう。これは理屈じゃないのです。さて写真は、“日本独自のバイクカルチャー”を背景に、今シーズンからデビューする〈紫電〉の品。ディレクターはスタイリストの服部昌孝さん、デザインは「ネペンテス」代表の清水慶三さんが務めます。このほかにもレザージャケットやツナギ、ブーツ等々、ファッション視点で編集されたバイクにまつわる服が揃います。意外とこういったコンセプトのブランドって無かったような? 特定の用途や目的を持ったディテールには否応無しに男心がくすぐられるし、それがバイクならなおさら。〈紫電〉、以後お見知りおきを。
モーターサイクルジャケット ¥48,400、モーターサイクルパンツ ¥46,200

ネペンテス
03-3400-7227
nepenthes.co.jp

NEEDLES

ニードルズのブレザー

ナス紺ブレ。

トラッド回帰のムードがなんとなく漂ういま、久しぶりに気になっているのが紺ブレです。とはいえ、トラッド一直線の紺ブレはガラじゃないし物足りない。かといってトラッドのルールから逸脱したものもイヤ。そんなワガママ&あまのじゃくな自分の要望を叶えてくれたのが、ご覧の紺ブレ、基、ナスのように紫がかった“ナス紺ブレ”でした。段返り3つボタン、パッチ・アンド・フラップポケット、センターフックベントなどといったお約束のディテールはしっかりと踏襲しつつも、色味をナス紺にするだけで遊びの利いた1着に。ボタンも金ではなく、銀っていうのがとっぽくていいのです。オーセンティックなアイビースタイルよりも、カジュアルに着崩した、バンカラアイビーでキメたいブレザーです。
¥86,900

ネペンテス
03-3400-7227
nepenthes.co.jp

Timberland

ティンバーランドのスリーアイ クラシックラグ

待望のカラー。

以前から「こんなシューズがあったらな」と思っていた組み合わせが、まさかインラインからリリースされるなんて! 〈ティンバーランド〉の看板モデルとして名高い「スリーアイ クラシックラグ」、そして同ブランドのもうひとつの顔としてなじみ深い「6インチブーツ」のウィートカラー、通称“イエローヌバック”。ブランドを象徴するこの2つを合体させた、言わばいいとこ取りの1足がこちら。禁断の組み合わせと言いますか、通常なら相容れない意外性のある組み合わせにグッときたことは言うまでもありませんが、ただ単純に見た目がかっこいいじゃないですか。数ヶ月前に手に入れた白いスリーアイがあまりに調子が良くて、改めて定番品と言われるシューズの底力や使い勝手の良さを実感していたところに、嬉しいニューカラーのリリース。これは間違いなく買いです。
¥23,100

ティンバーランド/VF ジャパン
0120-558-647
www.timberland.co.jp

CORNELIUS

コーネリアスのトートバッグ

祝30周年!

先月行われたコーネリアスの30周年記念ライブ「Cornelius 30th Anniversary Set」がとにかく素晴らしかった。派手な演出こそはないけど、技術とセンスで圧倒しちゃう完全無欠のパフォーマンスに終始圧倒されっぱなし。『Another View Point』の映像は懐かしくてあの頃を思い出したし、フライングVに持ち変えて演った1st『The First Question Award』メドレーは歓喜しまくりで思わず手を挙げた。故・高橋幸宏さんを追悼した『Turn Turn』『環境と心理』もグッときたなあ。これまでのキャリアを網羅したセットリストで、どこをとってもハイライトでしたが、振り返ってみていちばん印象に残っているのは新曲『MIND TRAIN』のプレイでした。30年経ってもまだまだ現役。そんなところもファンとしては嬉しく思ったり。写真は帰りに物販で買ったトートバッグ。2つのジャケ写を切り貼りしたドッキングデザインは、サンプリングを得意とするコーネリアスの楽曲のようで思わずニンマリしました。
各¥3,500


山本博史

信越五岳。

最近、会社のメンバーでトレイルランニングに行くことがあります。かつては過酷な競技の印象だったのに、いつからか風向きが変わり、若い子が親しむアクティビティとして、徐々にではあるものの認知されてる気がします。いいね。あっ、信越五岳にでます。短い方。

New Balance

ニューバランスのトレイルランニングシューズ

隠れた銘品のアップデートモデル。

〈ニューバランス〉を代表するベアフットシューズ「ミニマス」。2011年のデビュー以降、素足感覚の走りを好む多くのランナーはもちろんのこと、近年ではファッションブランドともコラボレーションするなど、幅広い層から人気を集める〈ニューバランス〉の隠れた銘品と言えるでしょう。そんな「ミニマス」の最新作が、大幅なアップデートを遂げて突如登場。なかでもトレイルランニングモデル「エヌビー ミニマス トレイル」では、お馴染みのFuelCellミッドソールを採用。薄底特有のダイレクトな接地感を味わえながら、確かなクッション性と反発性を提供してくれます。また、アウトソールはつま先部分まで覆うわれているため、グリップ力に加えて保護機能もプラス。さらにヒールカウンターを省いているため、軽快な履き心地を実現しています。山での走りに変化を加える〈ニューバランス〉ならではのベアフットシューズ。これは楽しみです。
¥16,500

ニューバランス ジャパンお客様相談室
0120-85-0997

HOKA

ホカのレインジャケット

スタイルとしても楽しめるレインジャケット。

山に入るときは、いわゆるロングレースの必携品の数々を常に持ち歩いています。山でのトラブルを回避するのはもちろん、そこそこ重量もあるのでトレーニングとしても有効かなと。そんな必携品の1つに挙げられるのが、レインジャケットです。レースによっては目安となる耐水圧の数値も設定されていて、天気の変わりやすい山での雨風を防ぐには、とても重要な役割を担ってくれます。そんなレインジャケットのなかでも、最近気になっているのが、〈ホカ〉の「テックスカイ ウォータープルーフ ジャケット」です。生地には高い耐水性、透湿性を兼ね備えたパーテックス®︎ シールドを用い、胸ポケットのみならず、ハンドポケットも左右に配置。鈍足ランナーにはうれしい、スピーディな小物の出し入れを可能にしてくます。さらにフード部分はフィット感が調整できて、ポケッタブル仕様でコンパクトに持ち運べるのも魅力的。なによりも既存のブランドではあまり見かけない、独創的なカラーリングがぼく好み。雨風を凌ぐだけではなく、スタイルとしても楽しませてくれそうです。
¥47,300

デッカーズジャパン
0120-710-844
www.hoka.com/jp

Rab

ラブのバックパック

都会になじむ面構えの本格派。

普段から鞄は大きめです。日常使いは30Lくらい、トレイルランニングで山に行くときは40L以上。シューズはかさ張るし、汗に濡れた衣類は想像以上に重たくなるので、小さい鞄へパンパンに押し込むよりも、ある程度の余裕のある容量にとどめておきたいんです。そこで購入を検討しているのが、イギリスのアウトドアメーカー〈ラブ〉の「ミュオン」です。容量は50L(40Lもあります)で、重量は995g。素材には軽く、薄く、それでいて堅牢なSpectra® Ripstopファブリックを採用。高い安定性を誇るTRI-FLEX™キャリーシステムにより、長時間でも吸い付くような快適な背負い心地を実現しています。さらにショルダーストラップには、ストレッチメッシュのポケットを左右に配置。出し入れの多い手荷物を、簡単スピーディにアクセスできます。それでいてオレンジのストラップがアクセントとなった、クリーンな配色もスタイリッシュ。都会になじむ面構えの本格派。いつかはちゃんと山で使いこなしてみたいです。
¥36,300

ランドアール
03-6416-0940
landr.life

CITY COUNTRY CITY

シティー カントリー シティーのショーツ

夏から秋はオールウェイズ・短パンです。

近頃、男性の短パンが不評らしい。なんでそんな風潮が生まれたんだろう? そんな意見に耳を傾ける時点で、そもそも個人としてのスタイルが無いとぼくは思うので、夏から秋はためらうことなくオールウェイズ・短パンです。最近新調したのだと、ビームスの牧野さんがバイヤーを務める「牧野英明@B印MARKET」が別注した〈シティー カントリー シティー〉のメッシュショーツ。ミリタリーのジムショーツをイメージしつつ、ゆったりとしたバギーシルエットを採用。背面中央にはランニング仕様のジップスマホポケットを合わせ、日常からアクティブなシーンまで機能面でも対応してくれます。それでいてメッシュ生地ならではの涼し気な雰囲気も魅力的。わけのわからない論争に惑わされることなく、履きたい逸品かなと。ちなみにセットで使える同素材のトップスもあります。
¥17,600

牧野英明@B印MARKET
www.beams.co.jp/special/bjirushi_market/kojin-shoten/3179/

村松諒

砂時計。

気づくと今年も残り4ヵ月。2024年を刻む砂時計はあっという間に下半分が一杯になりそうです。あとで後悔しないように、まずは会期の終わりが近づく、髙田賢三の展覧会に行かないと。

Burgunder

バーガンダーのワックスコットンジャケット

イギリスではなくスイス。

数ヵ月ぶりにあのひとからメールが届きました。あのひとというのは代々木上原の物静かな名物店主です。その文面にはいつもよりも多めのニコちゃんマークの絵文字を添えて、イギリス出張に行ったことが書いてありました。その収穫について尋ねると、挙げてくれたのがこのジャケット。「ロンドンの友人がストーリーズにアップしていたバッグが気になり、聞くと友達がつくってるんだと教えてくれました。そこから紹介してもらって店でも取り扱いはじめた〈バーガンダー〉のもの」と名物店主は話します。なんとスイスのバーゼルにあるアトリエで、デザイナー自らひとつひとつ手づくりしているそう。もちろん、このジャケットも例に漏れず。このカタチで機能素材ではなく、あえてワックスコットンを選んでいるところがぼくの目には新鮮に映りました。「日本のブランドにはない雰囲気がすごく好き」と言う名物店主は誰かというと「JOHN」の檀上佑一さん。彼のアンテナに引っかかったものは間違いありませんよ。
¥70,400

ジョン
03-6407-0177
Instagram:@aiamjohn @ojnadihciuy

COMME des GARÇONS HOMME

コム デ ギャルソン・オムのフーディ&カーディガン

茶か黒か。悩ましい選択。

暑さのピークが過ぎて、そろそろ気分は秋モード。Tシャツ&短パンはもう十分、新しいファッションが恋しくなってきました。とはいってもこの先まだまだ暑い日もあるわけで、いまはサクッと羽織れるくらいのモノがちょうどよさそうです。そこで注目したのは〈コム デ ギャルソン・オム〉の新作二着。スエット地のパーカとカーディガンです。パーカはベストを重ねたようなつくりで、大小二つずつのフラップポケットを備えるところが◎。外出時のちょっとした荷物はこのポケットにすべて収まりそうです。そして、深みのあるブラウンカラーも秋っぽくていいなと。もうひとつのカーディガンはミリタリーライクなデザイン。前身頃のランダムに合わせた生地がアクセントになっているのですが、黒でまとめているので派手さはありません。どちらもシャツやカットソーに合わせて、ラフに着るのがおすすめです。ほかにも〈コム デ ギャルソン・オム〉には使い勝手のいい服が揃っていますよ。
フーディ ¥58,300、カーディガン ¥64,900

コム デ ギャルソン
03-3407-2684

AUTRY

オートリーのスニーカー

異色のニューモデル。

「今年の秋冬、注目しているスニーカーは?」と聞かれれば、この〈オートリー〉の一足を挙げます。黒で覆われたアノニマスな姿のこちらはブランドの定番「メダリスト」。ただの真っ黒ではなく、アッパーに使った革の裁断面がいいコントラストになっています。オールブラックのスニーカーはよくありますが、このデザインはよく考えられているなと。そして細かく見ていくと、黒にした靴のサイドやシュータンのブランドロゴ、つま先や履き口の掠れたような加工も特徴的です。「メダリスト」はカラバリ含め、いろいろなモデルがありますが、その中でもこの一足は異色のデザインといえると思います。しかも、別注ではなくインラインから出してくるところがすごい。近日リリースされるので、ぜひ店頭で見てほしい新作です。
¥49,500

トヨダトレーディング プレスルーム
03-5350-5567

agnès b.

アニエスべーのクラフトビール

気になるそのお味は?

夏といえばビールが美味しい季節。仕事終わりにキンキンに冷えたやつを喉に流し込むのがささやかな楽しみのひとつです。晩酌はいつも決まって大手ビールメーカーのモノですが、今回〈アニエスベー〉がつくったとの一報を受けて早速試飲させてもらいました。「b. BEER」という名のそれは、半世紀に及ぶブランドの歴史のなかではじめて商品化したクラフトビール。気鋭のファントムブルワー「Hobo Brewing」の協力を得て、香川県高松の醸造所「SETOUCHI」で仕込まれています。気になる味はというと、まずフルーティーな爽やかさが口に広がり、追ってやってくるのはスパイシーさ。その正体は実山椒で、とってもいいアクセントになっています。クラフトビールによくあるクセのようなものはまったくなく、ぐびぐびいけちゃいます。実は今年7月の発売直後から人気で品薄状態が続いていましたが、8月後半に追加投入されました。〈アニエスベー〉の渋谷店、祇園店、松屋銀座店、京都伊勢丹店のカフェで味わえる他、青山店、渋谷スクランブルスクエア店、京都BAL店、湘南テラスモール店で購入可能。このブランドのオンラインストアでは4本セットが発売中です。
¥880(1本)、¥3,520円(4本セット)

アニエスベー
03-4355-0110
www.agnesb.co.jp

鈴木悠介

チャゲアス。

法を犯したけど時代を超えて多くの人を音楽で感動させる人と、法を犯してないけど他人にいやな思いをさせたり自分のことばかり考える人。法律は大事だけど、それだけが判断基準でいいかはむずかしい話ですよねと呑みの場で話したことを、CHAGE and ASKAが45周年を記念してサブスク解禁となったニュースを見て思い出しました。

LATENT

レイテントのポーチ&ゴム

銭湯のお供に。

夏になると週1~2で足を運ぶ近所の銭湯。だいたいタオルと手ぬぐいだけ手にしてできるだけ身軽な感じで行くことが多いのですが、帰りにコンビニに寄ったときに買ったものを両手に持つことになるので、なにかいい塩梅のポーチ的なものがあればいいなと思っていたところ、新しくスタートするブランド〈レイテント〉にありました。小さめのタオルに小銭入れ、あとは帰りに買う缶ビール+αを入れるくらいがちょうどいいサイズで、玄関あたりにぶら下げておいてむずかしいことを考えず手にとれる、迷彩柄にブランドネームを入れたシンプルさもいい感じです。濡れてもそのまま干しておけばすぐ乾きそうだし、別売りのゴムもセットで持ち歩けば、タオルをしばったりおつまみの袋の封を丸めておくときにも便利なはず。〈レイテント〉のポーチでよりたのしい銭湯生活を送れると思いますが、銭湯の中のはずなのに長袖&長ズボンに見える方にたまに話しかけられるのだけは、「ゆっくりしに来ているので勘弁していただけないでしょうか?」という気持ちです。
ポーチ ¥4,630、 ゴム(2本セット) ¥1,320

レイテント
Instagram:@latentcamouflage

flotsam books

フロットサム ブックスのTシャツ

2ヶ月以上着てないけど。

7月くらいからタンクトップの上にシャツを着る毎日。快適すぎて、寝るときもシャツタイプのパジャマに変えたので、Tシャツを着ることがほぼ2ヶ月間ありませんでした。40歳になって、自分に合った夏の過ごし方がひとつ見つかったような気分です。ただ着なくなったとはいえ、Tシャツはコミュニケーションツール的な意味合いが強い特別なもの。気になるものは持っておきたいし、ありがたいことに人からいただく機会もあるので、毎月数枚づつ増えていきます。最近手に入れた「フロットサムブックス」のTシャツは、以前お店にお邪魔したときに、店主の小林さんに「お店のTシャツつくらないんですか?」と生意気にも口にしてしまい…、そのあとリリースされたので手にしない理由はありませんでした。カーディガンを羽織る季節になったらインナーにしのばせて着るか、3年くらい寝かせてタンクトップの上からシャツを着るのに飽きたころが出番となるかもしれません。もちろんいつでも着るときは、「フロットサムブックス」=小林さんをレペゼンする気持ちで。
Tシャツ ¥3,000

フロットサム ブックス
Instagram:@flotsambooks
www.flotsambooks.com

Le Makeup

ル メイクアップのLP『Odorata』

ここ数年ずっと気になる存在。

一生かかっても世の中すべての音楽を聴くなんて不可能だけど、毎日なにかしらの新譜や知らなかった音楽を聴きたいもの。でも、いいなと思ったものを何度も繰り返して聴くのも音楽のたのしみ方のひとつですよね。ここ数年ずっと気になるLe Makeupさんの『Odotara』はそんなアルバムで、2023年2月にリリースされてから何度も聴かせてもらっていました。リリース時に今年知り合ったライターの高久さんのインタビュー記事をネットで読み、イタリアのパヴェーゼという作家やミカ・リーヴァイを知れたので、ぜひググってその記事もチェックしてもらいたいです(ちなみにフイナムではありません…)。そんな『Odotara』がレコードでリリースされたので購入し自宅でのんびり聴くと、当たり前ですが配信を外でイヤホン越しに聴くのとは違った印象に。ちなみに今年5月に発表されたニューアルバム『予感』のリリースライブが「WWW」であり、その帰りにいつも辛口なA&Rの藤田さんが「めっちゃよかったですよね」と褒めていたのが、ライブ含めて最高でした。
¥3,960

ル メイクアップ
Instagram:@le_makeup___

PURE VOYAGE / AWDR/LR2

SHIN HASEGAWA

長谷川 晋の本『LONG DISTANCE HIKING』

好きこそ物の上手なれ。

8月28日にライノが新たにスタートした公式会員コミュニティの『コミューン H』。そのなかのWEB媒体&不定期発行の新聞として創刊されたのが『フイナム・ハングアウト』です。創刊号の特集はロングトレイル。ロング・ディスタンス・トレイルというより自然への経験値がゼロなので、まずは勉強になる本はないかなと探して出会ったのが長谷川 晋さんによる『LONG DISTANCE HIKING』です。山へ行ったことがほぼない自分でも、すごくわかりやすく魅力や情報が細かく丁寧に載っていて、とても勉強になる内容。そして山に限らず、音楽でもバイクでも料理でもジャンルはなんでもいいですが、熱量があってそれと真摯に向き合っている人の姿勢や言葉に付け焼き刃では敵わないですよね、と再認識させてくれるものでもありました。『フイナム・ハングアウト』ではレイ・ジャーディンさんへのメールインタビューを行い、それを引用してロング・ディスタンス・トレイル経験者で山好きな編集部の柴山さんが文章を書いているので、そちらもぜひご覧ください。
¥2,035

トレイルズ
thetrailsmag.com/

脇山修平

夏風邪。

もう3週間ぐらいずっとやられています。ずっと続く咳で声がまったく出なくなったり、熱が39度になったり、治ったかと思えばぶり返して肺炎になったり。まだ治療中でずっとベッドの上だけど、体調悪いとバッド入りますね。こういう時は〈ガーミン〉の腕時計を着けてボディバッテリという数値で体力をトラッキングしているのですが、常に最低値の5です。痩せに痩せて、さっき体重を量ったら久しぶりに50キロ台でした。こんな状況で原稿を書いた自分を褒めてあげたい。瀕死です。

BOURRIENNE × YLÈVE

ブリエンヌ × イレーヴのジャケット

記憶に残った服。

なんだかぺろんとしています。そして、ぺたんとして見える気もします。でも、フワッともしています。とにかく、めちゃくちゃ目を引くし、脳裏から離れないんです、コレ。今年の春夏に続いて、2度目となる〈ブリエンヌ〉と〈イレーヴ〉のコラボアイテムなのですが抜群にいい。展示会で見てオーダーしたのに忘れてたなんてアイテムも多いのですが、これはずっと頭に残っていて、おおよその発売日まで覚えていました。それだけインパクトがあったんです。パッと見だと、普通のチャイナボタンのシャツジャケットでしょう。そして、写真で見返してもやはり平面的に見えます。でも、着た時にストンと落ちるフォルム、スッとして主張がないようないようである感じ。着てみるとパターンや縫製のよさが相まり、すごく品があって、言葉で言い表せない不思議なよさがあるのです。ピュアっていうんですかね…。素材はハリのあるウールジャージ。なめらかなのにしっかりコシもあり、裏地がないのに型崩れもしづらそうです。このままキレイに着てもいいし、長年着込んでコシが抜けたら…、それもそれで好き。レディースとメンズで展開あるのですが、すごくユニセックスなつくりに感じます。とにかく一度実物を着てみて欲しい、いいコラボなのです。
¥69,300

イレーヴ
www.yleve.jp

nwm

ヌームのヘッドホン

オーバーヘッド耳スピーカー!?

最初に見たとき、ハウジングが肉抜きされたビジュアルに、思わず「なんだこれ!?」と呟きました。そもそも、オーバーヘッド耳スピーカーというワードも謎だ、と。でもこれ、おすすめなんです。〈ヌーム〉というブランドの「ヌーム ワン(nwm one)」という新製品で、販売しているのは「NTTソノリティ」という、みなさんご存知「NTT」の子会社。特許を取得している「PSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)」など、その技術力を詰め込み、いわゆる“耳スピ”を出しています。で、ヘッドホンは通常、開放型と密閉型に分かれるのですが、ハウジングが筒抜けのこれはどちらでもない感じで、外音取り込みともまた違うし、なんとなくスピーカーライクな音鳴りだし…、とにかくかなり新鮮! 音楽も外音もしっかりクリアに聴こえます。音漏れは場合により多少あるけど許容範囲内。ひとつ注意点は、着ける角度によって低音が聴こえにくいのでしっかり調整するとよいかなと。ラジオ感覚で聴き流せるので、オフィスにもぴったり。中〜高音域がキレイに鳴る印象で、特にアンビエントのハマりがよかったです。夏に蒸れないってのも、いいタイミングの発売でした。磯村くんがアンバサダーっていうところも個人的推しポイントです!
¥39,600

ヌーム
www.nwm.global

Hippopotamus

ヒポポタマスのガーゼケット

7時間22分の相棒。

服に気を使っているひとでも、家の中には気を使ってないひともいると思います。特に蔑ろにされがちなのが、寝間着や寝具。日本人の1日の平均睡眠時間は7時間22分と言われ、そのまま週に換算すると51時間34分で、週のうち丸2日以上は寝ていることになります。7日のうちの2日間も寝ているんだから、触れるものが気持ちいい方が絶対にいいと思うんです。前から夏は、シーツとブランケットをリネンで揃えていたんですが、ここ最近の猛暑で寝るときのクーラーが必須になり、今度は逆に寒すぎる。それならと導入したのがガーゼケットでした。〈ヒポポタマス〉のものは、オーガニックコットン85%とバンブーレーヨン15%による四重ガーゼ。片面が前者、もう片面が後者なので、季節によって体に当たる素材を使い分けるとそのよさを実感できるそうです。カラーが豊富なのも楽しい。タオルケットのガサガサ感が好きなひとも多いそうですが、柔らかなさわり心地が好みでした。この肌触りとつくりのよさは、ライナスのブランケット候補まっしぐらです。
各¥24,200

HPS
03-3817-0855
hippopotamus.co.jp

Kona Bay Hawaii × ISLAND SLIPPER

コナベイハワイ × アイランドスリッパのサンダル

アロハ〜!

夏は短パンにサンダル。これが一番いい。圧倒的な開放感は日本の気候にあっていて、体が喜んでいる気さえします。このサンダルは、メイド・イン・ハワイを貫く〈アイランドスリッパ〉のもの。1946年に生まれたそうですが、今年に日本上陸してなんと30周年! そんな記念すべき年に、アロハシャツで有名な〈コナベイハワイ〉とコラボサンダルが出ていました。通常はレザーで渋さも感じる〈アイランドスリッパ〉ですが、リサイクルコットンにプリントされた〈コナベイハワイ〉のパイナップル柄がフットベッドに入り、いつもとは異なる雰囲気を醸し出しています。普段はトップス以外で柄ものをあまり取り入れないのですが、サンダルだとほんのりチラ見えくらいで、控えめな感じで取り入れやすいのがいいですね。鼻緒のカラーも遊び心があり、グッと自由な気分が増します。もう夏終わりですが、だいたい9月末くらいまで履けますよね? なんなら来年もいけます。それぐらいゆるい展望で楽しんでください。アロハ〜!
各¥36,300

ジーエムティー
03-5453-0033
www.gmt-tokyo.com/pages/islandslipper

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