選び切ったという実感あり。
遠藤さんが選んだもの。
①背の高い植物を置いて、緩やかなパーテーションとして使いたい。昔の喫茶店にあって、座ったときに視線を遮るようなイメージです。 ②一般的なサイドテーブルはもう少し小さいけど、パソコンとドリンクを置けるこのサイズ感が絶妙。高さも可変で、ちょっとした仕事机やダイニングテーブルで使ったり。華奢すぎない天板の厚みも◎。③ テーブルの端に座るひとに配慮した、脚が内側に奥まるデザインがポイント。脚まわりの細かなデザインも素敵。
浅野さんが選んだもの。
①ガラスは目線が抜けて広く見えるので好きなんですが、ガラスだけだと冷たい印象になりがちです。でもこのテーブルは明るい色の木材が使ってあるので温かみもあります。 ②これくらい存在感がある姿見は、インテリアとしても重宝します。ダイニング等で横にして壁掛けするのもよさそう。 ③東京の自宅はアーチなどの曲線や壁紙などカラフルな要素が多いので、この直線的な黒のチェアなら空間をグッと締めてくれそう。
近藤さんが選んだもの。
①この古い木の表情がよくて、本物のガラスがはめ込んであるのも本格的。扉の滑りのよさは、ヴィンテージではない現行品ならでは。 ②子どもがいるので、汚れても生地を洗えたり、交換できるのが大助かり。硬さもちょうどよく、アタリが出るこの生地の変化も楽しみ。高級感のあるジャガードにするか迷いました(笑)。 ③ものが増えたら買い足してスタッキングできるのも便利だし、金属のマットな質感もカジュアルでいい。
ーそれぞれ3点を選び終わりましたし、最後に今日の感想を聞いてもいいですか?
近藤: 商品のところにキャプションが付いてはいるんですが、今日のように接客を受けながらみていくとより選びやすいなと。たとえば選んだソファも、ファブリックを選べて全部洗えるとか、おそらくお店で聞かなかったらわからなかっただろうこともたくさんありますよね。知識をお持ちのプロのスタッフの話を聞ける、ということがよかったですね。
浅野: それはありますね。私は店員さんのアドバイスを聞くと、すぐにいいなと思っちゃうタイプです。
ー浅野さんは、3点探すのが一番速かったですね。
浅野: 欲しいと思っていたものがすぐに見つかって、すごい楽しかったです。いろいろなテイストの家具があって、たくさんのなかから本当に欲しいものを選べたという気がします。
遠藤: 自分も同じく、まずこの物量にびっくりしました。ソファだけでも、ダイニングテーブルだけでも、キャビネットだけでも、これほどたくさんのバリエーションを一度に見比べられるというのは、なかなかほかにないですよね。それこそ迷ってしまうけど、迷えることっていいなと。ぼくが選んだのは、プランターや小さなテーブルなどどちらかというとサブアイテム的なものですが、すごく考えられてつくられていると感じました。たくさんあるなかから探して、プラスワンのものを選ぶことができる。遭遇して発見するという、実店舗の楽しみが詰まったお店でしたね。