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東東京を気ままに自転車で。ととけんのサウナとビールがゴールです。
Pottering with Brompton.

東東京を気ままに自転車で。ととけんのサウナとビールがゴールです。

目的もなく、自転車でぷらぷらと散歩すること。これすなわちポタリングといいます。レースとちがい、寄り道して景色を眺めたり、いきなり店にとびこんだり、無駄に立ち漕ぎしたり。今回は、東東京をポタリングします。乗るのは、浜町「ととけん」でのポップアップでレンタルサービスをする〈ブロンプトン〉の「Classic Editon」。決めたのは、「ととけん」に戻ってサウナとビールで乾杯! ってことだけ。あてもない旅って最高の贅沢です。

  • Photo_Junpei Ishikawa
  • Text_Shinri Kobayashi
  • Model_Maho Okada,Keisuke Tagawa,Izumi Hidaka
  • Edit_Amane Yasuda

Spot_02 Dill Pickle Club

そして、向かった先は鳥越にある「Dill Pickle Club」。店内に足を踏み入れると、奇抜な造形のライトやカラフルな雑貨、デザイナーズチェアなどが並び、みているだけで無性に心が踊ります。

人気の高い名作、アノニマスなもの、アート作品、新品など置いてあるものはすべて売り物。そのなかでひとつの軸となるのは、ヴィンテージ。資料を読み、アイテムの背景を知るための勉強は欠かさないという店主が、その知識と感性によって選んだのは、結果として国籍や年代もバラバラでした。でも、“自分が自信をもっていいといえる”ものばかりが、潔いまでに揃います。

ハットを使った、オリジナルのライト。専門家監修のもと、安全性も保証されています。

店内のカフェ&バーでは、焼き菓子をはじめコーヒー等も利用可能。カウンター越しにインテリアコーディネーターでもある店主に、お部屋やインテリアの悩み事を聞いてもらうのも一興です。

「モノの売買だけで終わりたくなかったんです。情報交換のような場として使ってもらってもいい」とは店主の弁。その言葉通り、夜はイベントや飲みの席になることもあるんだとか。

コンパクトに折りたためる〈ブロンプトン〉ならば、お店に相談すれば店内に置かせてもらえます。

ただ訪れて買うのではなく、時間をかけてゆっくりとモノのストーリーを聴きながら、自分にとっての特別な一品を選びたいひとにはうってつけなのがこのお店。ただ売買の場所だけでない、コミュニティのハブとなっていくことを予感させるような、いわば何度も通いたくなるようなお店でした。

INFORMATION

Dill Pickle Club

東京都台東区鳥越2-5-1 恵比須ビル 1F
営業:12:00~20:00
定休:火

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