Case04 島原健太 集めて乗り分ける楽しさ。

〈ザ・ノース・フェイス〉 ジャケット ¥54,450、ビーニー ¥5,060(ゴールドウイン カスタマーサービス)、ユーズドプルオーバー ¥10,780、ユーズドのパンツ ¥14,080(Nerdy Dogs)、その他スタイリスト私物
PROFILE
自転車:〈サーリー〉シクロクロス
1997年生まれ、東京都出身。モデルとして、コレクションや各種ブランドのルックなどにも登場。自転車を4台所有するほど、大の自転車好き。300kmオーバーのロングライドを夜通し走って、遠くに行くのにハマっている。
Instagram:@kenta_shimahara
ー 自転車を4台も所有していると聞いて、びっくりしました。
今日乗ってきたのは、〈サーリー〉の通称「シクロクロス」です。街乗り用のハンドル、荷物用のラック、どんな靴でも乗れるフラットペダルを備えた街乗り仕様です。愛用歴でいうと一年くらい。他にもピストバイクが2台あり、それぞれレース用、トリック用と使い分けています。もう一台はグラベルロードバイクで、バイクパッキングして遠出もできるし、太いタイヤなので山遊びもできます。
ー それぞれ用途が異なるんですね。そもそも自転車にハマったきっかけは?

一人暮らしがきっかけで、節約のために乗りはじめました。もともと、こだわると深掘りする性分で、他のことはに目もくれず自転車を集めては乗ってばかりいます。この〈サーリー〉のシクロクロスは、どこにでも行けるクロスバイクで、乗っていて楽しいですね。
ー “どこにでも”、ということですが、自転車ではどこまで行きますか?
30キロ以内なら自転車移動です。仕事のオーディションをはじめ、とにかく日々乗っていますね。あとは、300キロオーバーをナイトライドすることもあります。自転車乗りには有名な、長野県と群馬県の境にある標高2,000メートル以上の渋峠という場所があるんですが、往復400キロで27時間もかかりました(笑)…。
ー もはやエクストリームの域ですね。

真夜中の田舎の道路は、街灯もなくて真っ暗。そういう場所をヘルメットをかぶって、レース仕様のジャージを着て、猛スピードで走っているとすごく楽しいんですよ。一種のスポーツですよね。
ー 〈ザ・ノース・フェイス〉にはどんなイメージがありますか?
アウトドアにおける、スタンダードという立ち位置のブランドです。いい意味でクセがないし、それでいて機能性は抜群。王道のカッコよさがあるなと。
ー 普段はどんな格好で自転車に乗りますか?
冬の街乗りでは、それこそ〈ザ・ノース・フェイス〉の「ヌプシ ジャケット」を着ることが多いです。
ー 今回のアウター「コンピレーションジャケット」は、ゴアテックス プロダクツが採用されていて防水性に優れています。


よく自転車を使うので、雨に強いのは助かります。生地を触ってわかるくらい、タフですよね。自転車で転ぶことはしょっちゅうありますが、これなら破れなさそう。あと、袖周りにゆとりがあるから前傾姿勢でも乗りやすくて、袖口も絞れるので自転車乗りにはピッタリです。体温調整をしやすいダブルジッパーもありがたい。フロントのポケットは収納力があって、スマホや手袋を入れてもまだまだ余裕があります。このブラウンカラーも好みで、いま気づいたんですが、自転車の色合いと似ていました(笑)。
ー 自転車以外ではどんなシーンで使いたいですか?
普段着でもガシガシ使いたいです。スラックスにブーツを合わせても綺麗にまとまりそうですよね。
