自分と向き合うランニングの時間。

―体を動かすのは、いい気分転換になりそうですね。
井田: 運動しないと逆に疲れちゃうんです。
―確かに。休日を寝て過ごすと、余計に疲れる気がします。週にどれくらい走っているんですか?
井田: 週に3〜4日くらい歩いていて、調子よかったら走って帰るようにしているんですよ。高校生までサッカーをやっていたから運動が好きなので、少し前までは今日は追い込むぞって意気込んで走っていましたが、いまは散歩しながら体が温まってきたら走り出すようになりました。

―平日に走るのは夜ですか?
井田: そうですね。30分から1時間くらい。1時間走ったら、頑張ったほうかな。最近、毎日の生活リズムをなんとなく決めるようにしたんですよ。20時から21時くらいにご飯を食べて、そのあとに仕事の作業がなければ走って。帰ってきたら簡単な体幹トレーニングをしながらアニメを観て、お風呂に入る。時間を決めてから、だらだらしなくなりました。
―生活リズムにメリハリをつけたんですね
井田: 疲れていても走ると気持ちいいし、走っていると考えがまとまることが多いんです。ランニングは自分の気持ちを落ち着かせるスイッチになっている感覚もあります。

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―考えごとをしながら走るんですね。
井田: 最初は健康のために走っていましたけど、いろいろ考えながら走っていたら、頭のなかを整理できることに気づきました。仕事のことだけじゃなくて、ちゃんと自分と向き合えるような気がします。
―体を動かしていると余計なことを考えないから、ひとつの考えに集中できるのかもしれないです。
井田: 時間がもったいないですからね。じっとしながら考えるより、走りながら考えたほうがいい。考えが行き詰まったときにぴったりです。


―ちなみに、ファッションと同じく、ランニングウエアの好みに変化はありますか?
井田: ランニングウエアも日常の着こなしと一緒で、少し前までLとかXLのゆったりとしたサイズがよかったんですけど、最近はMくらいのサイズでシャープに着るのがいいなと思っています。
―ランニングウエアもサイズ感が変わったと。
井田: 筋肉質の体型なのでボディラインに合わせたウエアを着ていなかったけど、ファッションと連動してサイズダウンの気分になりました。でも、シックな色でコーディネートしたいファッションに対して、ランニングウエアは明るいカラーを着たいと思っています。