ありふれているけど特別な、2人の日常。

〈エンジニアド ガーメンツ〉コットンジャケット ¥61,600、コットンショーツ ¥46,200 (エンジニアド ガーメンツ)、〈ジョン スメドレー〉シーアイランドコットン製のワッフルニット ¥55,000(リーミルズ エージェンシー)、〈パンセレラ〉ソックス ¥4,620(真下商事)、他スタイリスト私物

〈ジョン スメドレー〉シーアイランドコットン製のカーディガン ¥52,800(リーミルズ エージェンシー)、〈サウス2ウエスト8〉レースシャツ ¥24,200(サウス2ウエスト8)、他スタイリスト私物


ゴアテックスシェルジャケット“ZENCHIKEI” ¥77,000
シルエット、配色、ディテール。街着として成立するか否かの判断基準はさまざまですが、それらすべてのポイントが、山でも街でも着られるようにつくられているのが“ZENCHIKEI”の特徴です。
アウトドアフィールドにおいては風の侵入を防ぐなど、利便性を高めるための裾のドローコードやダブルジップ仕様も、街では着こなしの幅を広げる要素のひとつに。丈感や溜まり具合を調整できたり、インナーを覗かせてみたり、アレンジは自由自在です。これからのシーズンはショーツと合わせてみるのもアリ。そんなときは、ジャケットのジップのオレンジを拾ってソックスの色を選んでみるのがツウなのかも。
こちらはよく見るとリップストップ素材がチェック模様のようにカジュアルさを見せてくれる、防水透湿性、防風性を持つ「グリッドシェルジャケット“ZENCHIKEI”」。スカートとの相性だって抜群です。そんなとき意識したいのは抑揚。
春らしいきれいなパステルカラーのカーディガンに黒いレースシャツを合わせることで、適度な透け感が軽やかさを出しつつ引き締めてくれます。そこにレザーのバッグとビットローファーも合わせて、フェミニンな中にメリハリのある着こなしに。

山での着用に相応しいスペックも、視点を変えれば街着としてのアレンジやアクセントになる。“テック系”というフレーズが流行り始めてしばらく経つけれど、その本来の意味や目的を考えて着用することで、本当の意味での“ZENCHIKEI”が実現するのかもしれません。
四季があり、山と街が隣り合わせのここ日本だからこそ、選びたいのはこんなアイテムなのです。
PROFILE
1998年1月8日生まれ、東京都出身。映画『遠いところ』(2023年)が、チェコのカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭に出品され、注目を集める。服好きとしても知られ、こだわりの私服を載せたプライベート感満載のインスタグラムも話題。
PROFILE
2006年7月4日生まれ、愛知県出身。14歳で映画『ミッドナイトスワン』(2020年)のヒロインを演じ、第44回日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞。その後、多くのCMやドラマに出演するなど、若手最注目俳優のひとり。その持ち前のスタイルからモデルとしても注目される。