大容量のバッグと共に進む、これからの芸人道。
鹿児島市内を散策



帰りの便まで時間が空いたため、市内へと繰り出したみなみかわさん。出張先で時間があるときは、こうして街を散策するのがルーティンだそう。
「鹿児島は初めてですけど、いいところですね。街並みもキレイだし、ご飯もおいしい。東ブクロに教えてもらったラーメン屋もよかったですね。熊本ラーメン系の感じで、そこまでしつこくなくて。昔はよく、街の古着屋とかにも行っていましたけど、いまはやっぱり飯屋ですね」



ちなみに「薩摩の中心地」として栄えた鹿児島市は、明治維新の立役者・西郷隆盛を生んだ街。鹿児島中央駅から徒歩圏内の城山公園には、愛犬を連れた西郷隆盛の銅像が鎮座し、人気スポットとなっています。
市電が走る街並みは、どこか懐かしさも感じられます。現代的な施設と歴史的建造物が共存する鹿児島市は、便利さと風情を同時に楽しめる魅力的な都市なのです。


初めての場所では、家族へのお土産もよく買うそうで、カバンの余力も必要不可欠。〈アウトドアプロダクツ〉のロールボストンは大容量であるため、古着も土産も、なんでも詰め込めます。
「大は小を兼ねるじゃないですけど、大きいカバンがやっぱり好きで。大きいバッグって、モノが入ってないと様にならないものもありますけど、〈アウトドアプロダクツ〉のバッグは、モノが入ってなくてもちゃんとかっこいいから好きなんです。バイクにも乗るんですけど、前と後ろにカゴが付いているんです。このバッグは、そのカゴにも収納できます。ドラム型ってまわりには使っているひとが少ないですけど、便利だなと思いますね」
鹿児島空港へ移動
夕暮れ時、鹿児島市内から空港へと向かうみなみかわさん。時間のないなか教えてくれたのは、モノ選びのマイルール。
「旅の道具も、普段身につけているものも、長く使えることが大事だなと思っていて。レザーの服も靴も、メンテナンスをしっかりすれば、ずっと使い続けられますよね。見た目もどんどん良くなるし。〈アウトドアプロダクツ〉も同じで、丈夫な素材とつくりだから、ずっと使えます。くたびれていく感じもいい。だからこそ古着屋さんにも置いてあるわけで。なのでレザーと同じく、これからも一緒に、いろいろ連れ回して育てたいと思ってます」

まもなく密着取材も終了の時間です。最後の質問「どんなポジションを目指しているんですか?」に対して、みなみかわさんは少し考えてから、こう答えてくれました。
「これね、よく聞かれるんですよね。でも結局、自分が芸人になり始めてから、思い通りになったことがないんですよね。自分の頭でイメージしても、そうはならない。だから、とにかくこの場でやるだけっていう感じです。結果的に、いい風に転べばいいなぐらいでやってます。賢い芸人さんたちは、なりたいところから逆算してやってますけど、ぼくはたぶん無理なんで」


タクシーに乗る直前にも関わらず、ファンらしきひとたちからまたまた声をかけられる。フライトの時間が迫りながらも、一人ひとりに丁寧に対応するみなみかわさん。その人気ぶりには、ホント、すごいんです。
最後に、こちらに向かって「じゃあ、また、よろしくお願いします!」と手を振る姿は、もはや貫禄すらも感じちゃうほど。


明日はまた別の場所で、別の笑いを届けるみなみかわさん。その日常に寄り添い続けるのは、〈アウトドアプロダクツ〉の大きなバッグなのでした。
みなみかわさんのバッグの中身

「この辺は必ず入ってますね」というバッグの中身。3つのメガネに撮影機材、タブレット、手帳、2冊の本、髭剃りなど、仕事道具と移動時間に欠かせないアイテムが入っている。手つくりの手帳カバーはコードバンで、現在絶賛育成中。いい飴色になりつつある。
