気づけば今年も半年たち、下半期に入りました。いよいよ梅雨明け、そしてやってくるのは夏本番。半袖の服たちがファッションの主役になるときです。
着こなしが一年で最もシンプルになる時期に何か足すならブレスレットやネックレスではないかと。
そこで頼りたくなるのが〈エルメス(HERMÈS)〉のファッションジュエリーです。レザーブレスレットをはじめ、個の力を持つような実力派揃いのなかでも、異彩を放つのが「テレオム」という名のシリーズ。
見るとチェーンに連なるのは、バッファローホーンのリンクです。それらは一つひとつ手で切り分けたあと、丁寧に磨くことで本来の深くて美しい色を引き出したとか。
きれいに連なるバッファローホーンのリンクたち。
リンクの数は、ブレスレットが21、ネックレスが49。どちらも身につけるひとの動きに合わせて揺れる姿はリズムを刻んでいるかのよう。
そして、真鍮のチェーンを繋ぐのは、錨をモチーフにしたクラスプです。バーをリンクに通して留めるつくりを「テレオム」にも採用しました。
バーを留めるリンクもバッファローホーンでつくられた。
控えめな姿でありながら、オルタナティブなムードも漂う「テレオム」。そのモチーフがアバカスと聞いて驚きました。アバカスはぼくらにもなじみ深いそろばんのことだから。
Photo_Kazuma Yamano

