日々ファッションシーンの第一線で活躍しているスタイリスト。みなさんが普段目にしている広告や雑誌のビジュアルは、彼らのクリエイティブなしでは完成しないもので、誰よりも服に近しい存在ともいえます。
数あるスタイリストのなかでも、ひときわその名を轟かせているのが、高橋ラムダ氏ではないでしょうか。ジャンルや既成概念にとらわれない、オリジナリティ溢れるスタイリングは、日本のみならず海外からも高い評価を得ています。
今春にはYouTubeチャンネル「DELIVERY STYLING」をスタートさせるなど、ますます活躍の場を広げているラムダ氏から、ビッグニュースが到着。自身が手がけるブランド〈アール.エムギャング(R.M GANG)〉が、今シーズンから再始動します。
“自分用のオートクチュール”をコンセプトに掲げ、2017年秋冬に誕生した〈アール.エムギャング〉。圧倒的な経験値と知識に裏打ちされたアイテムは、ラムダ氏が思い描く世界観そのもの。
新たな船出となる2020年秋冬コレクションでは、90年代初期のアーカイブから着想を得たスタジアムジャンバーやコーデュロイのセットアップをはじめ、古めかしさと新鮮さを併せ持つレイアード用のカットソーシリーズ、淡水パールが採用されたアクセサリー群がラインナップ。スタイリングの幅が広がりそうな、ジェンダーレスなコレクションに仕上がっています。
数多の洋服に触れてきたファッションの賢者が繰り出す、他には真似できないものづくり。迷える秋冬ファッションの選択肢に、新生〈アール.エムギャング〉を加えない手はないでしょう。