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花と植物のクリエイティブ集団AMKKがエキシビジョンを開催。非日常で味合うインスタレーションをお見逃しなく。

師走入りし、年越しに向けて慌ただしい日々を過ごすひとが多いのか、街を見ても心なしか足早のひとが多く感じます。

そんなときこそ少し立ち止まって見るのもひとつの手ということで、12月12日(土)から2021年1月31日(日)までの間、神宮前の「スタンドバイ(StandBy)」で行われるインスタレーションエキシビション「Paludarium Tachiko & Yasutoshi」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

このエキシビジョンは、クリエイティブ集団「AMKK(東信、花樹研究所)」によるもの。

「AMKK」はフラワーアーティスト兼オートクチュール花屋「ジャルダン・デ・ フルール(JARDINS des FLEURS)」を主宰する東信さんと、ボタニカル・フォトグラファー椎木俊介さんが中心となり、花と植物の新しい価値観を追求してきたクリエイティブ集団です。

いままで、世界中の土地を自ら訪れ、得たインスピレーションからゲリラ的に花屋をオープンするプロジェクト「FLOWER SHOP KIBOU」や、花と人が交わる瞬間美を切り取る写真作品群「FLOWER AND MAN」、成層圏に花や盆栽を打ち上げるドキュメンタリー作品「EXOBIOTANICA」など、独自の作品を発表してきました。

そんな彼らはアートの世界だけでなく、〈エルメス〉のディスプレイ植栽演出や〈ドリス ヴァン ノッテン〉のショーへの作品提供、「ノワール ケイ ニノミヤ」のコレクションにヘッドピースやマスクの制作、「フラグメント デザイン」とコラボレーションをするなど、世界のファッションブランドからもラブコールを受けています。

今回の「Paludarium Tachiko & Yasutoshi」で設置されるインスタレーション「Paludarium」シリーズは、植物を外気から守り成⻑を促進させるパルダリウム(温室)を新たに解釈した作品群です。

本来のパルダリウムに由来する19世紀イギリス貴族の娯楽として用いられたものとも異なる、現代の文化やテクノロジーに沿りつつ、一種の反立を含めた作品群となっています。

「AMKK」のクリエイティブ思想と「スタンドバイ」の空間が交わり、独自の世界観をつくりあげた今回のエキシビジョン。新たな感性の扉を開きに行ってみてください。

INFORMATION

AMMK「Paludarium Tachiko & Yasutoshi」

会期:2020年12月12日(土)〜2021年1月31日(日)
定休:毎週火曜、2020年12月28日(月)〜2021年1月5日(火)
場所:StandBy
住所:東京都渋谷区神宮前 5-11-1
電話:03-6427-5834
時間:10:00〜19:00
AMKKインスタグラム
StandByインスタグラム

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