世界的アーティストや気鋭作家の作品をTシャツにのせる。いたって簡単なことのように思えるけれど、それは広い視野で販促を行いつづける〈ユニクロ(UNIQLO)〉だからできること。
グラフィックTシャツブランド「UT」はリリースされるたびに注目を集め、表現の可能性を我々に感じさせてくれます。
さて2021年、一発目のUTはジェイソン・ポラン氏。2016年のコラボを皮切りに、これまで3回にわたってハッピーなコレクションを展開してきましたが、今回は昨年1月に惜しまれながらこの世を去ったポラン氏に、愛と敬意を込めて贈ります。
ベースにしたのは、彼が2008年にはじめたプロジェクト「Every Person in New York」。NYの街角に立ち、1本のペンとノートパッドでNYのすべての人を描くというものなんですが、このドローイングに加え、ポラン氏が切り取った情景がわかるテキストをデザインに盛り込みました。
また東京で描きおこしたドローイングや、ポラン氏が愛したキリン、ハンバーガー、トラといったアイコニックなアートも感じることができます。
これらを落とし込んだアイテムは、Tシャツやスエットからグッズまで幅広く揃います。以下よりラインナップをご覧ください。
柔らかな線とタッチは、肩の力が自然と抜けてしまいますね。要素は少ないけれど、見るたびに印象が変わる。ポラン氏の魅力を改めて確認することができます。そして、ポラン氏を愛してやまない人におすすめなのが、以下の特別なアイテム。
アート普及のために彼がはじめた「ドローイング・クラブ」に敬意を表し、世界の人々とアートワークの楽しさを共有するキャンペーン「The World’s Biggest Drawing Club」を行います。
ポラン氏の命日である1月27日(水)19時から、〈ユニクロ〉のインスタグラムアカウントにてオンラインドローイングイベントを行ったり、SNSでハッシュタグをつけてアート作品を投稿すると、その一部は『UT magazine』やスペシャルサイト内で紹介されたり。また、特設サイトではポラン氏の作品を毎日1点ずつ紹介しています。
さらに「Every Person in “UNIQLO TOKYO”」と題して、UNIQLO TOKYO店では、1月27日(水)より本コレクションを先行販売します。このトピックの多さ……ユニクロのポラン氏への愛の深さがうかがえますね。
彼が落とし込んだのは、NYを闊歩する無国籍のひとびと、NYの空気、生き物がもつ愛らしさ。現実では見えない、ジェイソン・ポランの表現が通うからこそ感じられるその繊細さは、子どもだけではなく大人の心にも響くはずです。
ジェイソン・ポラン UT
発売日:1月29日(金)
販売店舗:スペシャルサイト、全国のユニクロ店舗およびオンラインストア
※一部商品は、一部店舗およびオンラインストアのみで展開
※特設サイトにてスペシャルムービー公開中
「The World’s Biggest Drawing Club」
開催期間:1月8日(金)〜2月21日(日)
参加方法:Instagram、Twitterにて以下ハッシュタグをつけて投稿
#worldsbiggestdrawingclub(世界共通)
#ドローイングクラブ(日本のみ)
※キャンペーン規約はスペシャルサイト内に記載
「Every Person in “UNIQLO TOKYO”」
日時:1月27日(水)19:00
参加方法:ユニクロ公式インスタグラムアカウントにて配信
ジェイソン・ポラン(Jason Polan)
1982年、アメリカ・ミシガン州生まれ。幼少の頃から日常の一部として絵を描きはじめ、NYに移住してからも毎日スケッチブックとペンを片手に街へ出かけ、たまたま出会う見知らぬ人を描き続けた。UTとは3度のコラボレーションを発表。2020年1月、がんにより永眠。