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地球にいちばん寄り添うのは伝統技術か?オールバーズから天然藍を使ったシューズが数量限定で発売。


日本の伝統技術とサスティナブルは相性がいいということに、地球に優しいブランドほど気づきはじめています。〈オールバーズ(Allbirds)〉もその一つ。

というのも、今回発売される真っ青なシューズには、江戸時代から受け継がれる徳島の天然藍が使われているんです。

Wool Runner ‒ Watanabe’s Japanese Indigo ¥20,000

今回、ベースとなるのは〈オールバーズ〉の代表作「Wool Runner」。環境・動物・品質に配慮された最高級のZQメリノを使い、履き心地に関して他とは一線を画すシューズです。

靴底にはサトウキビ、インソールにはヒマシ油と素材はサスティナブルを徹底。

とんでもない手間暇をかけてつくられている「Wool Runner」ですが、「Watanabeʼs」の天然藍も負けず劣らず。染師の渡邉健太さんは、なんと原料となる蓼藍(たであい)の種まきから行っているのです。

収穫した蓼藍を刻んで乾燥・発酵させて、染料の蒅(すくも)を作り、そこに木灰汁・貝灰・麩(ふすま)を練りこみ、発酵させると、ようやく染め液ができあがります。

丁寧に抽出された液に、ゆっくりとメリノウールを沈めては水を切り、沈めては水を切り…。

それぞれが果てしない道のりを経て、ようやく出会い、「Wool Runner ‒ Watanabeʼs Japanese Indigo」は完成へと至ったのです。

奥深い藍色は、装飾の少ないクリーンなボディによくなじみ、使うほど鮮やかな色へと磨かれていきます。

このシューズのカーボンフットプリント排出量は、9.9。従来の「Wool Runner」と同じく、着実に温室効果ガス・ゼロに向けて歩みを進めています。

伝統に至る歴史、考え抜かれた環境配慮、それぞれがそこに至るまでの工程一つ一つを考えると、2万円ってちょっとお手頃すぎるんじゃないですか?

発売は9月17日(金)と、もうしばらく。「Allbirds 原宿店」「Allbirds 丸の内店」で、数量限定で展開されます。

誠実さのにじみ出る仕上がりとなった一足で、これからの地球のことを考えてみませんか。

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