CLOSE
NEWS

作家・加藤久仁生とファッションブランドのリノとの有機的なセッション。有り体ではなく素晴らしい取り組みです。

地に足のついたクリエイションで、ジワジワと認知と人気を広げてきた〈リノ(LENO)〉。今回、ファッションブランドの枠を軽やかに飛び越えたセッションが実現しました。

2009年に短編アニメーション「つみきのいえ」で第81回アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞した作家、加藤久仁生氏の描き下ろしによる「春」「夏」「秋」「冬」4つのキービジュアルが発表になりました。

加藤氏のイラストレーションと〈リノ〉のクリエイション、双方ともに生み出すものから強い物語を感じるという共通点により共鳴したことで、今回のセッションが形になりました。

繊細とされている日本人の感性を養うのに大いに寄与しただろう四季に合わせて、それぞれの季節に紐付いたそれぞれのストーリーが展開されていきます。

2015年に原宿の小さなマンションの一室でスタートした〈リノ〉は、こうした取り組みからもわかるように、流行からは意識的に距離を置き、自分たちがいいと思うそれのみを追求しています。

見習うところが多いな、といつも思うブランドです。

INFORMATION

株式会社GOOD STANDING

電話:03-6447-2478
公式サイト

加藤久仁生(カトウ クニオ)
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。 2009年に短編アニメーション『つみきのいえ』で第81回アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞。ほか絵本、イラストレーションなどを制作している。主な作品に『或る旅人の日記』『つみきのいえ』『情景』など。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP > NEWS

関連記事#LENO

もっと見る