1965年の誕生以来、多くのひとたちに愛されてきた〈セイコー(SEIKO)〉のダイバーズウオッチ。振り返るとその性能がはじめて評価されたのは66年。自然環境の調査を行う南極観測隊の装備品に選ばれたことでした。その後、74年から3年間、北極圏12,000キロメートルに及ぶ犬ぞりの旅で冒険家・植村直己氏が腕に巻き、改めてそのスペックの高さを証明しました。
そんな由緒あるダイバーズウオッチのDNAを受け継ぐ4本の新作が〈セイコー プロスペックス〉の「The Black Series」に加わります。
ナイトダイビングがテーマになった今回。夜の海の暗闇と静寂を表現したという黒のケースに、海中を照らすライトの光をイメージしたオレンジをあしらうことで、このモダンなデザインが生まれました。
こちらは〈セイコー〉を代表する「1970 メカニカルダイバーズ」をベースにした一本。岩手にある「雫石高級時計工房」が手掛ける、ダイバーズウオッチ専用のムーブメント「メカニカルキャリバー8L35」を搭載し、風防に内面無反射コーティングを施したカーブサファイアガラスを採用。ケースとストラップはブラック硬質コーティングを施したステンレススチールでつくられました。機能面もハイスペックで、防水性能は200メートルを誇ります。つくられる数は世界限定1,000本、国内用に100本用意されました。
続いて紹介する3本は、それぞれ「セイコーダイバーズ」を代表する65年モデル、68年モデル、70年モデルのデザインを生かしつつ、70時間のロングパワーリザーブを誇る「キャリバー6R35」を採用。「The Black Series」で初となるファブリックストラップは、「製紐(せいちゅう)」と呼ばれる、日本の伝統技法でつくられています。ケースはブラック硬質コーティングを施したステンレススチール製で、防水性能は200メートル。1モデルにつき世界で5,500本用意され、日本ではSBDC153が500本、他の2モデルが各300本リリースされます。
発売はすべて3月11日(金)スタート。気になる方はまずこちらの特設ページをご覧ください。