以前から有名アーティストや豪華クリエイターを起用することで知られる、〈カルバン・クライン（Calvin Klein）〉のグローバルキャンペーン。
その最新作となる2022年春は “All Together” をテーマにつくられました。注目の出演者は韓国発アイドルグループ「ブラックピンク」のジェニーをはじめ、ナイジェリア出身のシンガーソングライター、バーナ・ボーイ、第64回グラミー賞で主要4部門のうち2部門でノミネートされたアーロ・パークスなど、今回も錚々たる面々。有名無名問わずダイバーシティの時代に相応しい、120名以上の国際色豊かなキャストを起用したというから驚きです。
もちろん撮影スタッフも負けていません。写真を担当したのは数々の有名ブランドのキャンペーンを手掛けるイギリス出身のファッションフォトグラファー、グレン・ルックフォード。ムービーはグラミー賞を2度受賞した女性ビデオグラファー、メリナ・マツォウカスが担当しました。
出演者が着るのは〈カルバン・クライン〉の過去の定番を再解釈してつくられた新作。このブランドならではのベーシックなデザインはそのままに、色やシルエットがいまの気分に合うようアレンジされています。まさにあらゆる人種のユニフォームになり得るユニバーサルな服の数々です。
グローバルブランドだからこそできる一大キャンペーン。ビジュアルづくりに対する熱量はいまも昔も変わっていません。
