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WILKINSONとSTARBASEが贈る、Natural High Tension。次世代を刺激するクリエイターに必要なもの。

クリエイティブカンパニー「STARBASE(スターベース)」がアサヒ飲料「WILKINSON(ウィルキンソン)」との新たなプロジェクトを発表。その名も「Natural High Tension」。100余年もの歴史と伝統を誇る「WILKINSON」の強炭酸ならではの“刺激”で人々をハイテンションにし、新たな創造性で人々を楽しませるという企画です。

プロジェクトムービーには3名の新鋭クリエイターが起用され、出演はZ世代のファッションアイコン、seidai。そして音楽は世界的音楽プロデューサーのMatt Cab、映像は広告・ファッション業界で大活躍中のクリエイター、GAKUが担当。

そんな次世代クリエイターの鼎談から、これからの時代の新しいクリエイティブとは何かを考えていきます。

PROFILE

seidai
モデル

広島県出身。2000年生まれ。SNSを軸に自身のファッションを発信している弱冠21歳のモデル兼俳優。当時働いていたバイト先の服を宣伝するために始めたInstagramのリールとTikTokが国内外で話題となり、Instagramのアカウントは設立して4ヶ月にして17万人、リールの動画総再生数は6000万回を突破。〈MONCLER〉や〈RIMOWA〉、〈MARC JACOBS〉といった名だたる海外ブランドからもオファーが殺到するZ世代のファッションアイコン。
Instagram:@____seidai

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Matt Cab
プロデューサー

サンフランシスコ出身。日本で活動する音楽プロデューサー兼アーティスト。 「BTS」や「BE:FIRST」、安室奈美恵、AI、などへ楽曲を提供。自身名義で発表したMIYACHIとのコラボ楽曲が「Spotifyバイラルチャート」で1位を獲得するなど、独自の音楽スタイルで注目を集めている。全世界で開催されたアリシア・キーズのリミックス・コンテストではグランプリを獲得。「PLAY SOUND」プロジェクトでは日常の音をサンプリングしてビートを創り、さまざまな企業とのコラボでBUZZを生み出すヒットメーカー。
Youtube
Instagram:@therealmattcab

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GAKU
クリエイター

山口県出身。学生の頃から写真やグラフィックデザインを学び、現在はフォトグラファー兼ビデオクリエターとして国内外で活動中。さまざまなメディアを使ってユニークな作品を発表し、〈NIKE〉や〈PUMA〉、〈X-GIRL〉、「TOYOTA」などのコンテンツ制作も手掛ける。
Instagram:@gakuyen

タンサンと偶然が生んだ、刺激的クリエイティブ

ー今日は「Natural High Tension」のプロジェクトを皆さんで振り返りながらお話を聞きたいのですが、まずは自己紹介を兼ねて、これまでのキャリアを簡単に教えてください。

Matt:音楽プロデューサーのMatt Cabです。今回はプロジェクトムービーの音楽を担当しました。最近でいうと、日常にある身近な音をサンプリングしてビートにする「PLAY SOUND」という企画を始めて、それがSNSで結構バズってくれてますね。

seidai:seidaiです。モデルをしながら、SNSに投稿する動画をつくっています。いまのZ世代のに影響を与えられる存在になりたくて、自分の思うカッコいいファッションや音楽をクリエイティブに発信する、ということをやってます。

GAKU:ぼくはもともと写真を撮っていたのですが、数年前から動画に切り替えてCMを製作しています。最近は主にSNS用のムービーをつくっていますね。ずっとアメリカに住んでいて、何年か前に日本に帰ってきました。

ーみなさん「WILKINSON」にはどんなイメージを持っていましたか?

GAKU:ジンジャーエールのイメージが強かったですね。今回、実は初めて「WILKINSON」の炭酸水を飲んでみたんですけど、すごく美味しかった。パンチがあるから、エネルギーやインスピレーションが生まれるドリンクだと思いました。

seidai:ぼくもずっとビンのジンジャーエールを飲んでました。意識してみると、よく行くカフェやバーでも絶対に「WILKINSON」を見ますし、本当にいろんな場所にありますよね。生活に浸透している飲み物なんだなって。高校生の頃、友達が飲み終わった緑のビンにドライフラワーを入れて、部屋に飾っていたのを思い出しました(笑)。

Matt:やっぱり、みんなオシャレなイメージを持っているよね。ぼくが通ってる渋谷のバーバーショップ「Mr.Brothers Cut Club」でも「WILKINSON」を渡してくれます。クールなお店に置かれていることが多いですよね。

ー今回のムービーはみなさんで話し合いながらつくられたとのことですが、音楽が最初に出来上がったと聞きました。

Matt:そうですね。TikTokやリールでも音楽をベースに動画をつくるのがトレンドなので、そういう順番で考えました。

GAKU:最近はビジュアルより、音楽のほうが大事というか。そうつくる方がバズりやすい。視聴者の方を「自分だったらこの音楽を使ってどんなものを描こう」って気持ちにさせると、SNSで広がりやすいんですよ。

Matt:新しいサウンドを使って、どうオリジナルに進化させるかがポイントになっているよね。

GAKU:だから今回のプロジェクトも、最初はMattさんに音楽をつくってもらうところからスタートしました。そのサウンドに合わせてどんなカッコいいビジュアルをつくれるか、3人でアイデアを出し合いました。

ーMattさんはこれまでもいろんな環境音や生活音から音楽をつくっていますよね。改めて説明すると、どんな手法になるんですか?

Matt:技術面はさて置き、まずは録音した音をパソコンに取り込んで、キーボードにその音を振り分けてから弾き始めます。今回はビンを叩く音から、シンセサイザーのようなサウンドをつくりました。あとは、パーカッションの音をMPCに入れて叩いたり。ドラムになる音と、メロディになる音を分けてつくるのが基本的なアプローチです。

ー「WILKINSON」の炭酸には、どんなサウンドの特徴がありましたか?

Matt:男らしい音という印象です。クールでオシャレなカッコいい男性、それこそseidaiをイメージしたサウンドトラックをつくろうと思いました。ひとつ面白いエピソードがあって、どう制作しようかと悩んでる時に、ビンを適当に並べて息を吹いてみたら、「フフフフ~♪」ってメロディになってたんですよ。本当に奇跡的でした。神様の贈り物だと思い、そのまま使うことにしたんです。

seidai:ポップなサウンドだったので、「Natural High Tension」のイメージにマッチしていると思いました。「プシュッ」って音から、ポップな1日が始まるぞ! という解釈をしたので、軽快なアクションを意識しながら撮影しています。

ー面白いですね! 動画もいろんなギミックが詰まってるように見えました。最初と最後が繋がっていますよね?

seidai:どこかしらにトリックが仕込まれているので、楽しみながら何度も繰り返し見れますよね。その方が、編集のないワンカットの動画より視聴者の気を引けますし、最近は何か仕掛けのある動画が人気になってきているんです。

GAKU:やっぱり再生される動画はどんどん短くなっていて、特にInstagramとかTikTokは15秒が主流。ループしてる動画のほうが何回も見やすいんですよ。今回は蓋を開ける「プシュッ」のシーンから始まって、外に出かけて、最後に部屋に戻ってまた「プシュッ」のシーンに繋がります。それを自然に繋げるのが難しかったですね。

Matt:動画のなかにもいろいろ技が出てきましたよね。スマホを投げて回転させるの、seidai君が日本1位じゃない?(笑)

ーあのシーンは機械を使ったわけじゃなくて、実際にseidaiさんがスマホを投げているんですか?

seidai:そうなんです。TikTokで動画のアイデアを探している時に、投げるトリックを見つけて。これが意外と難しいみたいなんですけど、なぜかぼくは上手くて(笑)、かなり綺麗に撮れてました。カメラをスローモーションにセットして、そのままiPhoneを垂直に投げるんです。音楽の面でもそうですし、いろんな奇跡が重なりましたね。

誰がつくるかは問題じゃない。これからはセンスの時代。

ーseidaiさんから見てZ世代の発信やトレンドから何か感じることはありますか?

seidai:ぼくは普段からいろんな服を着てファッションやライフスタイルを動画で発信していますが、周りを見ていると、そういう表現が当たり前のことになってきてますね。面白い遊び道具みたいな感覚。パーソナルなことをラフに発信できる環境がどんどん整ってきています。

GAKU:seidaiくんも自分でつくった動画が人気だよね。いまって明らかにプロがつくってる感じの動画は、あんまり観る人の関心を引かないんですよ。自分でもつくれそうな動画であることがすごく大事。ぼくの動画も共感を得るために、誰もが持っている機材、例えばスマホで面白くカッコよくできるか挑戦していて。リールやTikTokが流行っているのも、そういうクリエイティブなアイデアを刺激してくれるからだと思っています。

ーなるほど。音楽でいうと、バズりやすい条件は何かありますか?

Matt:いまの話とリンクしますが、共感できるものがバズっていると思いますね。誰がつくったかは問題ではなくなりました。やっぱり、テクノロジーの影響が強いと思います。10年前のiPhoneのクオリティはそんなに高くなかったけど、いまとなってはこんなにスゴい道具が自分のポケットに入っていて、プロレベルのものが誰でもつくれる。つまりツールの問題ではなく、センスの問題なんです。これからは素人とプロとの差がなくなっていくと思うので、例えば10歳のめちゃくちゃセンスのあるキッズがヒット曲を生み出せる世界になるかもしれません。

ー身近な音やアニメの効果音をサンプリングするMattさんの「PLAYSOUND」は、まさにその一例ですね。

Matt:そうですね。『アンパンマンのマーチ』をサンプリングしてみたり。息子が生まれたことがきっかけで童心に帰ったんです(笑)。でも、こういうアプローチはみんなが共感できますし、既存のものを進化させて新しいものがつくれるのも魅力かなと思います。

ー日々タイムラインに膨大なコンテンツが流れていくこの時代に、”新しさ”や”刺激”を感じさせる為には何が必要だと思いますか?

GAKU:まずは、常にどんなものが発信されていて、何がトレンドかを把握すること。そこから、自分ならどうやってもっと面白くできるか、新しいやり方を探すことが大切だと思います。難しいんですけど、それが自分にとってはすごく楽しいんです。

seidai:やっぱり、インスピレーションを受けられる場所に自分から入っていくことがすごく大事だと思います。いまはソーシャルメディアが主流だから、直近のトレンドを知れる場所がある。世界中の動画や写真を見て、そのなかで自分のスタイルに変えられるものをどんどん盗んでいます。

Matt:そうだね。ただ真似るのではなくて、そこに自分のオリジナリティを足すことが大事。ファッションも、映像も、音楽も、全部同じだと思います。

ーありがとうございます。それでは最後に、今回のプロモーションムービーをどんな風に楽しんでもらいたいか、メッセージをお願いします。

seidai:これまでファッション分野での活動が多かったので、「WILKINSON」とのコラボレーションはすごく新鮮でした。みなさんにとってもフレッシュな動画になっていると思うので、存分に楽しんでいただきたいです。

GAKU:今回は素晴らしい2人とチームを組めたので、1人でやるより楽しかったです。みなさんもぜひ、友達と一緒に何かクリエイティブなことを始めてみてください。「WILKINSON」を飲みながらだと、きっと面白いものがつくれると思います!

Matt:このサウンドをSNSで使ってほしいですね。ムービーを真似してみたり、自分バージョンのCMをつくって遊んでみてください。でも、iPhoneを投げるのは危ないので気をつけてくださいね(笑)。

Photo_Yuki Aizawa
Text_Shu Nissen
Special Thanks_Amazon Music Studio Tokyo

YEN TOWN MARKET POPUP – Natural High Tension –

「渋谷PARCO」で開催中の「YEN TOWN MARKET POPUP」にて、「WILKINSON」のオリジナルノベルティをプレゼント。
会期:4月8日(金)~4月13日(水)
場所:渋谷パルコ 1F YEN TOWN MARKET POPUP内
時間:11:00〜20:00
配布条件:@wilkinson.japanをフォローした後、@wilkinson.japanまたは#ウィルキンソンをタグ付けして投稿

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