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sioの鳥羽周作率いるシズるが手掛けたアジア料理店「88 Asia」。二子玉川にリピートしたいお店できちゃいました。

名シェフのレシピをカジュアルかつリーズナブルに楽しむ。でも、味はレストランクオリティの本格派。

つい先日、二子玉川にオープンした「88 Asia(ハチハチアジア)」はまさにそんなお店です。プロデュースしたのは、フイナムでもお馴染みとなった「ミシュランガイド東京2020」より3年連続で一つ星獲得の「sio」の鳥羽周作さん率いる「シズる」。

“幸せの分母”を増やすことを目指す鳥羽さんの願い通り、このお店には、誰かと楽しさを共有したくなるようなワクワクが詰まっています。

店内手前は屋台風なポップさ、奥側はシックなソファー席と、その日の気分で使い分け可能な店内

今回のお店のコンセプトになったのは、ベトナムやタイの屋台の“あの感じ”です。賑やかな活気、カジュアルで立ち寄りやすい人の温かさ、そして少しエッジの利いた怪しさ。久しく感じられていない異国情緒が漂います。

店舗に入ってまず最初にギュッと胃袋を掴んでくるのが嗅覚と聴覚からの刺激。オープンキッチンを採用したという店内は、アジア料理店らしいスパイシーな香りと、奏でられる調理音が一気に食欲をそそります。これはズルい。

野菜を食べるアジアンビーフン(¥880)など、ランチは女性がひとりでも立ち寄りやすいカジュアルなイメージに。一方、ディナーは男性でも満足できるボリュームとちょい飲みが楽しめるお店ということでメニューに目を落とすと、驚くのがとにかく予想よりもリーズナブルだということ。

昼夜通して、一番高額のメニューが海老出汁トムヤムクンフォー(1,290円)というのだから驚きです。本当に誰でも気軽に訪れやすい設定で、しかも、めちゃくちゃうまい。

看板メニューは店名から取った88フォー(¥980)。この「88 Asia」は「喜多方ラーメン坂内」でお馴染みの「麺食」が展開しているということで、その麺への力の入れようは国内で流通している輸入乾麺に満足せず、本場と同じ生麺にこだわった結果、“プレミアム国産生米麺”を開発したほどです。

もっちりとした歯応えの麺に、豚と牛の骨を4時間かけて煮込んだスープと柔らかく煮込まれた牛肉がうまいことマッチします。ココナッツの甘みも相まり、お昼にも、飲んだ後にも優しそうなそれはもう最高の一杯です。

そして、見逃せないのが「HEY!バインミー」(¥880)です。

平日のランチとテイクアウト限定で登場するこのメニューは、コロナ禍に「sio」が始めたテイクアウトのバインミーのレシピとネーミングを受け継ぎました。お肉とたっぷりの野菜が入ったヘルシーサンドは、思いっきりガブりと頬張ると幸せが訪れます。

夜は複数人で訪れて、ワイワイ飲んで食べてとシェアしてみるのもまたよきなのです。

爽やかな香味のパクチーサラダ(¥650)、生・揚げ・蒸しと食べ比べできる春巻き3種セット(¥1,080)、スパイシーでお酒が進むこと間違いなしな海老の毛沢東(¥1,280)、シャキシャキで箸が止まらない空芯菜のタオチオ炒め(¥880)…。さっぱり系も、しっかり系も、どれを食べても外しません。

合わせるのドリンクは10種類以上ある自家製レモンサワー(¥480〜¥550)や、7種のビール(¥580〜¥880)、ワインにソフトドリンクとなんでもござれ。中華にナチュールワインもいいですが、いろいろ楽しむのもまたオツなものです。

しかも、好きに飲み食いしても、ひとり3,000円以内でかなり楽しめるんです。一つ星シェフのレシピがこの値段でいいの!?ってかなり驚くと思います。二子玉川へ行ったら、いや食べるために訪れるのもありかもしれません。多分、リピートしちゃうと思います。

INFORMATION

88 Asia

住所:東京都世田谷区玉川3-23-18
電話:03-5797-9676
営業時間:11:00~15:00、17:00~22:00(L.O.21:00)
定休日:なし
予約サイト
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