数あるウォッチメーカーのなかでも、いま存在感を示す老舗といえば〈チューダー(TUDOR)〉ではないでしょうか。2018年の日本上陸以来、代表作「ブラックベイ」を筆頭に、厳選された男心をくすぐるモデルを次々リリースしてきました。
そんな〈チューダー〉から新作の知らせが届きました。
「レンジャー」と名付けられた一本は、ブランド初の自動巻機構と防水性能を一緒に備えた「オイスター プリンス」を参考につくられています。「オイスター プリンス」はいまからちょうど70年前、グリーンランドへ氷床研究を目的に向かった英国海軍の探検隊に提供されたツールウォッチで、無駄のないフォルムのスチール製ケースと視認性の高いダイアルに特徴があります。極限の地では性能データがほぼ毎日記録され、その実力の高さを証明しました。
由緒あるタイムピースの血を引く「レンジャー」は、マニュファクチュール キャリバー 「MT5402」を搭載。堅牢性と耐久性に優れたつくりで約70時間のパワーリザーブ、100メートルの防水性能を誇ります。
ケース径は多くの日本人の腕に難なく収まる39ミリ。スチール製3列リンクブレスレット、レザーとラバーのライニングによるハイブリッドストラップ、そしてファブリックストラップが用意されました。
マニュファクチュールでありながら、30万円台に収めたプライスも特筆すべきポイントです。これは間違いなく選ぶひとのいい相棒になるでしょう。