フランスを代表するシューメーカーといえば〈ベルルッティ(BERLUTI)〉です。かつてパブロ・ピカソやアンディ・ウォーホル、ジャン・コクトーなど、名だたるひとたちがこのメゾンの靴を愛し、いくつもの名作が生まれました。
今回、〈ベルルッティ〉のコレクションに新たなシューズ「プレイオフ」が加わります。それは意外にもバッシュをモチーフにしたハイカットとローカットからなる5足。このメゾン初のスニーカー「プレイタイム」 をベースにした意欲作です。
つくりはさすがの一言で、アッパーに80ものヴェネチアレザーのパーツを使い、職人の手縫いで組み立てられています。
パッド入りのシュータン、 足にフィットするソール、メッシュのライニングといったディテールも「プレイオフ」の特徴。アウトソールのヒール部分には、シューレースと同じアクセントカラーのレザーパーツが差し込まれています。
特筆すべきは、パティーヌと呼ばれる職人技で表現される色。筆を使った手作業でゆっくり各パーツの輪郭を際立たせることで、陰影のあるこの奥深い色が生まれます。
スポーツメーカーのスニーカーとは一線を画す名門のニューモデル。詳細は〈ベルルッティ〉のウェブサイトでお確かめください。