政治問題、社会問題を大人ばかりが考えていたのは今や昔。メディアやSNSの発達によって、むしろ若者の方がそういった問題に敏感になっています。と、よく言われますが、社会の不和に敏感なのは昔から若者の方かもしれません。
思想の発信は、昔から芸術や音楽のシーンでさまざまなアーティストによって常に行われてきました。たとえばパンクロックの先駆けと言われるUKバンド「ザ・クラッシュ(The Clash)」も、失業問題や人種差別に批判的な態度を表しています。時代は70年代末期から80年代初期。背景に差はあれど、昔から問題になっていることは変わらないものです。
彼らはいつでも問題に立ち向かい、そして彼らのスタイルにはいつも〈ドクターマーチン(Dr. Martens)〉がありました。長年パートナーとしてお互い支えあってきた二者が、46年の歳月を経てコラボレーションです。
レザーにトップコートが施されたシューズは、履きこむほど下地の色が見えて味わい深くなる仕様です。「1460 8ホールブーツ」はミリタリーグリーンを、「1461 3ホールシューズ」はチェリーレッドを基調としています。これはアルバム「The Clash」、「Sandinista!」を下敷きに、バンドメンバーたち自身がセレクトしたカラーとなっています。
また公式オンラインショップと「Showroom TYO」限定で、MADE IN ENGLAND製のアイテムも同時に2型発売されます。英国製モデルは40年以上前に「ザ・クラッシュ」が初めて履いた靴と同じ工場で、同じハンドクラフト技術でつくられ、〈ドクターマーチン〉が最初に製造した伝統のスムースレザーを使用した珠玉の逸品。
個人が簡単に発信できるようになった昨今、多すぎるコメントに流されるままになっていることもしばしば。「ザ・クラッシュ」の変わらないスタイルを取り入れてみれば、まずはじっくり自分の考えに耳を傾けるきっかけになるかもしれません。
今回のコラボシューズの発売は10月6日(木)。全国のショップおよび公式オンラインショップで販売されます。
そして「ザ・クラッシュ」の友人であり、伝説的な映画監督、DJ、ミュージシャンであるドン・レッツのことにも触れておかねばなりません。というのも、彼が今回のコラボレーターなのです。
彼からの贈り物として、「ザ・クラッシュ」を形づくる100曲「The Story of The Clash in 100 Tracks」を発表。バンドの曲以外に、「ザ・クラッシュ」が影響を受けたアーティストや楽曲をたっぷり組み込んでいます。プレイリストはSpotifyの「ドクターマーチンチャンネル」で公開されているので、こちらもあわせてどうぞ。
DR. MARTENS X THE CLASH
発売:10月6日(木)
場所:全国のドクターマーチンショップ、公式オンラインショップ
電話:0120-66-1460
購入はこちら
公式オンラインショップ
Instagram:@drmartens_japan