「BY ONE PRESS」(以下BOP)をご存知でしょうか。
2015年に「BY ONE」として発足したインディペンデントスタジオで、2022年に現在の名前に変え、本格的に始動しはじめました。ジャンルや国の垣根を越えて縦横無尽に表現活動を行う作家たちとともに、出版物の発行、展示の企画・構成、音楽製作などを行なっていて、その活動は多岐にわたります。
そんなBOP主催の企画展が、3月1日(水)に渋谷のギャラリー「Room412」で開催されます。内容は、昨年BOPより出版した、6編の短編からなる「環状特ア線」という文章作品を派生させたもの。この作品に対して、8名の作家がそれぞれ解釈をして、それぞれの方法で7章目にあたる作品を発表します。企画展の名前は、そのまま「環状特ア線」です。
参加アーティストは五十嵐耕平(映画監督)、Taikou Kaneda(アーティスト)、森本将平(画家)、龍﨑俊(写真家) 、鳥居風香(作家 / デザイナー)、宮崎信恵(イラストレーター)、宮入圭太(染色冒険家)、吉田昌平(グラフィックデザイナー / アートディレクター)の8名。異なるものづくりをしている8名だから、きっと解釈も、そこから生まれる表現も異なる趣になりそうです。
また、展示開催に伴い、ただいま文章作品「環状特ア線」をBOPのECサイトで販売中。本書読めば、展示をより一層楽しめるはずです。
春めいてきて、外出しやすい気温になってきました。友人、ご家族をお誘い合わせのうえ、ぜひお越しください。