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イングランドの良心、ラベンハムからテクニカルなジレがローンチ。同郷のライアン・ガンダーとのコラボです。

イングランドはものづくりの国だな、とつくづく思います。こちらの記事では、今でも国内で生産することを大切にしている数々のブランドの工場をご紹介させていただきました。

着ぶくれ手帖 〜金子恵治のファッション備忘録〜 2022年夏のバイイング日記 第一回 イギリス編

そのなかのひとつに、1969年、ロンドンの北東部サフォークで創業した英国のファクトリーブランド〈ラベンハム(Lavenham)〉があります。

ブランド誕生から50年経った現在も、全ての製品をサフォーク州の自社工場で熟練の職人の手で生産しています。今回、そのサフォークを拠点とするアーティスト、ライアン・ガンダーとコラボレーションした特別なアイテムが発表されました。

ライアン・ガンダーは、過去20年以上にわたり、彫刻、アパレル、建築から絵画、書体、パフォーマンスまで、 幅広いアートワークを通じて国際的な評価を確立しているアーティストです。

今回のコラボレーションでは、16通りの着こなしができるモジュール式ジレ「Things Just Happen To Me」が制作されました。

RYAN GANDER X LAVENHAM GILET
¥66,000

ジレには16面体のサイコロが付属されており、サイコロの出目で決まる16通りの着こなしがあり、QRコードを読み取れば、その組み合わせがわかるようになっています。

カスタマイズ可能なジレは、ネイビーツイルのパネルと、リサイクル・ポリエステル100%のラブンスター生地を2インチダイヤモンドでキルティングした両方の生地を合わせています。

背中には大きなフラップポケットがあり、16通りの着こなしができるジレの未使用パーツを収納できます。中綿には軽量なリサイクル・ポリエステルを使用し、かさばらず保温性にも優れています。

〈ラベンハム〉のようなトラディショナルなブランドが、こうしたギミックの効いたアイテムを制作すること自体、大変興味深いことです。

伝統があるから、それを踏まえた上で、壊し、広げることができるわけです。守破離ですね。

INFORMATION

ラベンハム カスタマーサービス

電話:03-6682-9155

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