日本を代表するショッピングエリアのひとつ東京・表参道。この目抜き通りにある〈ロエベ(LOEWE)〉のストアが11月11日(土)にリニューアルオープンします。
振り返ると「ロエベ表参道」は2004年にオープンし、14年にクリエイティブ・ディレクター、ジョナサン・アンダーソンが自ら数ある〈ロエベ〉のストアのなかではじめてリデザインを担当。それは主要な店舗をアートコレクターの邸宅として見立てた「カサロエベ」のコンセプトの原型になりました。
新たに生まれ変わった「カサロエベ表参道」は、地下1階から地上2階までの3フロアで構成。スペインから取り寄せたというタイルで覆ったファサードは圧巻の仕上がりです。店内は〈ロエベ〉のストアのなかでも国内最大の広さを誇り、以前よりも広くゆったりした空間のなかで買い物を楽しむことができます。もちろんメンズとウィメンズのさまざまな商品をラインナップ。
山ほどある見どころのなかでも、まず触れておきたいのは地下に設けられた「ロエベ リクラフト」。ここでは常駐する職人が〈ロエベ〉の革製品の修理、メンテナンス、クリーニングを行います。これが東日本エリアにできるのははじめてで、訪れたひとが気軽に相談できるようになっています。
また、アートコレクターの邸宅というイメージの通り、さまざまなアートを置くことで、空間自体も楽しめるように考えられています。作品のアーティスト名を挙げるとパブロ・ピカソやアンセア・ハミルトン、バーナード・リーチ&ルーシー・リーをはじめ、日本からは四代田辺竹雲斎、TSUBAKIなど錚々たる顔ぶれです。
そしてインテリアも充実。イサム・ノグチのランプ「AKARI」やジョージ・ナカシマの「コノイドチェア」など名作揃いで、家具好きにはたまならないはずです。
リニューアルオープンに合わせて、2024年春夏プレコレクションをどこよりも早く発売する他、陶芸制作ユニット「スナ・フジタ」と〈ロエベ〉のコラボアイテムも用意されます。なお、〈ロエベ〉の「LINE」公式アカウントを友だち登録してアンケートに答えると「スナ・フジタ」による特製スタンプがダウンロードできるとか。
さらに、「カサロエベ表参道」に隣接する建物には〈ロエベ〉と「スナ・フジタ」がタッグを組んだキャンディショップが11月11日(土)から12月26日(火)までオープン。ここでは愛らしいキャラクターをモチーフにしたお菓子の販売に加えて、フォトスポットも用意されます。
以上、内容盛りだくさんのリニューアルオープン。他にも見どころはたくさんあるので、続きはぜひストアでお確かめください。
カサロエベ表参道
営業:11:00〜20:00
住所:東京都港区北青山3-5-29
詳細はこちら
ロエベ × スナ・フジタ キャンディショップ
期間:11月11日(土)〜12月26日(火)※木曜〜日曜、祝日のみ営業
営業:11:00〜20:00
住所:東京都港区北青山3-5-27 AOKI表参道ビル1階
※「カサロエベ表参道」北側に隣接(旧ロエベ表参道仮設店)