”静かに盗め！”　ショップ「盗」のルールはただそれだけです。

SpotifyのPodcast番組『奇奇怪怪』のTaiTan（Dos Monos）と玉置周啓（MONO NO AWARE）がパーソナリティーを務めるTBSラジオ『脳盗』。

そのショップ「盗」が、3月16日（土）、17日（日）の2日間にわたって、TBS赤坂BLITZスタジオに開店します。

これまでリスナーから「談」を集って次世代パーソナリティーを決める「脳盗王」や、パーソナリティーの古着を売った資⾦で各地に屋外広告を出稿する「脳盗市場」といった企画を行なっていた『脳盗』。

⾼畠新（Margt）がアートディレクターを務める今回のショップ「盗」のルールは極めて単純で明快、そして異質。⾳を⽴てなければ、商品を「盗んでもいい」のです。

＜ルール＞
店内の商品は、⾃由に盗めます。
⾳を出したら即退店をお願いします。
・持ち帰れる商品数には制限があります。
・おひとりでもグループでもお⼊りいただけます。
・店内の滞在時間には、制限時間があります。
※このイベントは犯罪⾏為を推奨・容認するものではありません。

店内には〈フルーツオブザルーム（Fruit of the Loom）〉のジャンク品やサンブル品を加⼯した限定アイテムが陳列されていますが、TBSラジオが保有するおよそ200の集⾳マイクで細かく挙動⾳を測定し、⾳を⽴ててしまったら即退店となります。

「よかったらご試着ください」なんて野暮な接客ももちろん皆無。心がけるは抜き足差し足忍び足だけです。

そして、TaiTan氏の言葉がすべてを物語ります、「静かに来てください」。

Text_Shun Koda