ネットがあれば、たいていのものが買えてしまう時代。だからこそ、その場所でしか買えないモノに、どうしてもグッときてしまう……。「ZOZOVILLA」がスタートさせた「CITY WALK PROJECT」は、世界各地にあるヒップな街と店にフォーカスし、そこでしか取り扱われていないアイテムをリリースするプロジェクト。現地まで足を運ばなければ手に入らなかったアイテムが、いまだけ特別に、「ZOZOVILLA」で。
第1弾でフォーカスする街はカリフォルニア。「CALI WALK」と題し、現地の8つの店舗のアイテムを販売します。今回は、ロサンゼルスのヴェニスビーチにある花屋「フラワーボーイ・プロジェクト(Flowerboy Project)」のアイテムをご紹介。
Photo(ITEM)_Takeshi Kimura
Text_Marugoshi Kimura
Edit_Yosuke Ishii
ジャマイカをルーツに持つ、花屋さん。
良質な波を求めてサーファーたちが大挙し、ヤシの木が並ぶ遊歩道にはビーチクルーザーやスケートボードで行き交う人々、その脇ではアーティストたちが路上でパフォーマンスをしたりアートを販売していたり…。
想像通りのアメリカ西海岸の景色が広がるヴェニスビーチに、2015年にオープンした花屋が「フラワーボーイ・プロジェクト」です。
オーナーであるSean Knibbさんのルーツは、カリブ海に浮かぶラスタの国・ジャマイカ。彼のおばあちゃんは、かつてジャマイカで花屋を営んでいて、著名なフローリストとして活躍。その影響を受けてSeanさんもヴェニスに同店をオープンしました。
Seanさんは「フラワーボーイ・プロジェクト」をオープンする前からデザインの仕事にも従事していて、現在は花を駆使したクリエイティブディレクターとしても活躍中。世界的なファッションブランドとコレクションを開発したり、LVMHとプロジェクトを進めたりするなど、知る人ぞ知る人物。LA屈指のデザイナーズホテル「The Line Hotel」のロビーにも、彼のインスタレーションが展示されています。とにかく、その活動は多岐に渡っているんです。
タイムレスで高品質。ローカルにも支持されるスーベニア。
ここまでの経歴の持ち主だから、「フラワーボーイ・プロジェクト」で販売するスーベニアも、デザイン性、クオリティともに妥協なしです。過去には日本のみならず、各国の有力ショップでも取り扱われることがあるほど。それでは早速、「ZOZOVILLA」が仕入れたアイテムの一部を紹介していきます。
アメリカ・サンフランシスコでプラスチックバッグ(コンビニ袋)が廃止された2007年。そこで、再利用できるバッグを作ろうとデザインされたのが「Thank you」の文字が縦に並んだ、あのバッグ。そのデザインをオマージュして作られたのが、このロンTです。
いまは肉厚生地の人気が高いけれど、「フラワーボーイ・プロジェクト」の一着はほどよい厚さ。やっぱり、このくらいだと着るのが億劫にならないです。秋のはじまりは、ロンTがあると本当に便利。
お次は、頑丈なサイドパネル、しっかりとしたフード、そして抜群のフィット感から、ヴェニスのショップでも人気の一着。ボディは「Independent Trading Company」のものを使用し、Seanさんいわく「ワンジー(パジャマ、ロンパース)のように快適」とのこと。オーバーサイズで着るのもおすすめとのこと。
まだまだ暑い日が続き、食指は伸びにくいかもしれませんが、在庫は残りわずか。お急ぎを。
100%コットンのキャップは6色展開。どれもが淡い色合いで、ヴェニスらしくクラシックでリラックス感のある仕上がり。洗ったり、日に焼けたりすることで、より渋く、育っていきます。
「シルエットはシンプルで、柔らかい感触です。私たちはこの普遍的なシルエットが大好きで、私含め、スタッフたちも使い続けています」とSeanさん。
本業がお花屋さんだから、「フラワーボーイ・プロジェクト」は香りに並々ならぬこだわりを持っています。
オリジナルのインセンスには、メキシコの伝統的な儀式で使用されるコパルの香りを採用。スパイシーかつ爽やかで、室内で焚くことで、空間が一気に瞑想モード。
キャンドルは、ヴェニスのビーチカルチャーと自由なコミュニティをイメージして作られたもので、ドライな甘さと柑橘系の爽やかさが同居した香り。なお、「フラワーボーイ・プロジェクト」はこれまでもエコーパークやハリウッド、マリブなど、その場所にインスパイアされたキャンドルを作ってきて、本国でも人気アイテム。「ZOZOVILLA」でも、残すところわずかです。
最後は大判のビーチタオル。ピンクと赤、そして緑の柄がビーチに映える。
「ジャマイカの祖母が持っていたような、クラシックでタイムレスなビーチタオルを作りたかったんです。さらに、砂の上で映えるようなものにしたくて、この柄になりました。吸水性も高いので海上がりにも最適だし、砂浜に敷いてもいい。今後も新しい色やスタイルのタオルを開発していく予定なので、そちらもぜひご期待ください」(Seanさん)
英語には「pick me up」という言葉があって、「元気づける」や「気分を高める」といった意味があります。ロサンゼルスでは、日本よりも多くの人が「pick me up」のために、花を日常生活の中に取り込んでいます。
ただ、忙しい現代人には、お花を買ったり世話をする余裕がない人もいるでしょう。そんなときは、花のエッセンスを詰め込んだ「フラワーボーイ・プロジェクト」のアイテムを生活に取り入れて、少しでも「pick me up」してみてください。
CITY WALK PROJECT
in ZOZOVILLA
Instagram:@caliwalk_official、@zozovilla_official
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