ノーマティーディーの美学を体現したアート・クラフトにフォーカスした展示。 大阪・中津のギャラリーIMESにて開催されます。

みなさん、秋を楽しんでいますか？ 読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋。秋にはいろんな楽しみがありますが、今回は芸術の秋を彩る展示をご紹介します！

それが〈ノーマティーディー〉によるエキシビション、題して「NÓMA t.d. – Between Line and Pattern – 」。ブランドの真骨頂であるテキスタイルデザインの美しさを味わえるシルクスクリーンのアート作品を中心に、 大分県の民藝である小鹿田焼でつくったオリジナルの陶器、 アトリエを構える北海道・美瑛市のガラス作家と共作したコップといったクラフト作品が展示されます。

そのなかでも、関西ではなかなか目にすることのできないシルクスクリーンのアート作品は要注目。〈ノーマティーディー〉のデザイナーであり、アーティストとしても活動する野口真彩子さんの作品は、洗練された中にもひとの温度を感じる手触りがあって、 不思議な魅力に溢れています。

〈ニードルズ（NEEDLES）〉や〈ナイキ（NIKE）〉〈ステューシー（STUSSY）〉といったブランドともコラボレーションし、 世界中から注目を集める〈ノーマティーディー〉。どんなブランドで、どんな美意識がそこにあるのか。 まだまだ語られ尽くしていないその魅力を、ぜひこの機会に体感してみては。

初日の11月9日（土）には、デザイナーである野口真彩子さんと佐々木拓真さんが在廊します。また、同日の16:00から大阪・福島のナチュラルワインのお店「Family Tree Bottles」がサーブするワインと、カフェ「34 Kitchen」のチョコレートブラウニーをご用意。デザイナーのお二人との会話をお楽しみください。

Text_Kazuki Sakaguchi