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連載【エフエヌのメガネって、実際どう?】 Vol.6 ふかわりょう

アイウェアライン〈エフエヌ(FN / FOUR NINES)〉。2023年にスタートしたばかりで、まだまだ知名度は高いとはいえないけど、デザイン性とフィット感、価格のバランスが本当に優れています。先取りするなら、いまのうち。
そんな〈エフエヌ〉の魅力を全7回にわたってお届けする本連載。第6回目に登場するのは、今年芸歴30年をむかえたふかわりょうさんです。プライベートでアイウェアをよく掛けるというふかわさんが選ぶ〈エフエヌ〉の1本とは?

Photo_Teppei Hoshida
Text_Keisuke Kimura
Edit_Yuri Sudo


エフエヌ(FN / FOUR NINES)とは?

〈フォーナインズ(999.9)〉の新ラインとして、2023年に誕生した〈エフエヌ(FN / FOUR NINES)〉。これまで培ってきたモノ作りの背景に、現代の感覚を融合させ、オーセンティックかつ新鮮なアイウェアを生み出している。

PROFILE

ふかわりょう

1974年生まれ、神奈川県出身。1994年にデビューし芸歴は30年。芸人のほか、MC、エッセイスト、DJなどさまざまな顔をもつ。近著に、言語学者である川添愛さんとの対談集『日本語界隈』(ポプラ社)がある。
Instagram:@fukawa_ryo
X:@fukawa__rocket

メガネ似合わないコンプレックス。。

ふかわ:衣装はこのままで大丈夫ですか?

ー(撮影は10月の暖かい日で、公開が12月だったため)ボリューム感的にということですよね。問題ないです。

ふかわ:ボリューム“感”とボリュームっていうのは、やっぱりニュアンス違います? スタイリストさんとかも「素材的に」じゃなくて「素材感的に」って言うんですよ。最近、みんな“感”を入れるんですよ。この間もマネージャーが誰かと電話していて「ギャラ感なんですけど〜」って言っていたし。

ーふかわさんとしては、ちょっと違和感があると。あっ、また感が…。

ふかわ:違和感はいいんですけどね(笑)。ただ、源流を辿ると、もしかすると違和に “感”をつけたひとがいて、 それがスタンダードになったとも捉えられるんですよ。じゃあ本題に入りましょう、すみません。
※この話が気になる方は、ふかわさんのプロフィール欄の著書をチェック。

ーありがとうございます(笑)。

ーふかわさんは今年で芸能生活30周年ですが、変わらずずっとお忙しいですか?

ふかわ:毎日違う場所に足を運んでる感じはありますね。30周年もそうですし、TOKYO MXの帯番組が終わったことも重なって。

ー10年以上もMCを務めていらっしゃいましたからね。

ふかわ:わかりやすく曜日感覚が崩壊して、新たなリズムになりましたよね。

ーふかわさんは今日、伊達メガネを掛けていらっしゃいましたが、普段からですか?

ふかわ:そうですね。いま掛けているのは何年か前にいただいたものなんですけど、それまで似合うメガネがないというコンプレックスがずっとあったんです。でも、半信半疑で掛けはじめたら馴染んできて、そこからという感じです。

ーサングラスはされるんでしょうか?

ふかわ:サングラスもします。

ー変装の意味合いもあったり。

ふかわ:というより、目が隠れてると落ち着くというか。もちろん必ずというわけではないんですが。

ーメガネが似合わないということですが、似合うメガネはどんなモノだと感じていらっしゃいますか?

ふかわ:今日掛けてきたモノに関しては、フレームの細さと色が、顔に合ってるなと思うんです。目が強いから、フレームとのバランスがなかなか難しくてね。

ーちなみに、どちらのものなんでしょうか?

ふかわ:どこのだったかな。カジュアルなやつですよ。なんだっけ、文字はなんとなく見えてるんですけど、ちょっとわかんないですね。見てもらえます?

自然光に照らしてメガネのブランドを確認するふかわさん。最近は老眼がひどいそう。

「私」にするか「俺」にするかで人生は変わる。

ーここからは〈エフエヌ〉のアイウェアを掛けていただき、最後にお気に入りの一本を選んでいただきます。まずはこちらから。

ふかわ:クールでいいですね。でも、やっぱりちょっと強いんだよな〜。コントが始まりそうな雰囲気がしちゃうんですよね。自分は意外と守備範囲が広くないというか。こっちはどうかな。

ーコント感はまったくないですよ。

ふかわ:個人的に、白のフレームのメガネ掛けているひとをね、あまり信用してないです。

ー(笑)。芸能界にも多くいらっしゃいますものね。赤いメガネの方とかも。

ふかわ:赤よりも白のほうが信用できないですね。 やましいところがあるからか、自覚してるのか、無意識かわかんないけど、だから白を選んでると思うんですよ、彼らは。

ーありがとうございます(笑)。では次のモデルにいきましょう。細めです。

ふかわ:細いのはね〜、またちょっと雰囲気がどうなんだろう。

ーとてもいいと思います。

ふかわ:ドラマの役っぽい雰囲気がありません? 自分の顔の主張が強いのかな。

ー馴染んでると思うんですけどね。

ふかわ:自分が見えてるものとひとが見えてるものって、ちょっと違いますもんね。 あとね……全体的に暗いっていうのはあります、部屋がね。撮影上しょうがないですけど、ただね、鏡で見てもわかんないんです!

ー失礼しました。自然光活かしで撮影している都合で、たしかに暗いですよね(笑)。

ふかわ:以前、ダウンジャケットを買おうと思って骨董通りの服屋に入ったんですけど、そこも照明が薄暗いんですよ。で、ふたつ良さそうなのがあったから「これ、外に出て見ていいですか」って言って、外にでて、昼間の骨董通りで見比べて。服屋なら明るくしてくださいって思ったんだけど、それよりも雰囲気重視なんですよね。でも、それでいいんです。

ー雰囲気も大事ですからね! 次は、結構丸いです。

ふかわ:色的にもいいですね。ゴールドですか?シルバー?

ーゴールドです。暗くて色がわからないですよね。

ふかわ:いえいえ、大丈夫です。たぶんゴールドなんだろうなと思いながら。…あとで骨董通りに行って、見てきてもいいですか?

ー(笑)。

ふかわ:やっぱり雰囲気が変わりますね。これまた黒にするとメガネの形が全然違って見えます。

ーお次はちょっと太めです。

ふかわ:QuizKnockのふくらPっているじゃないですか。彼はもう、ベストメガネを選んでる感じがするんですよ。やっぱり答えを導き出すのがうまいんですよね。最適な眼鏡は?という問いに対する答えを完全に見つけた。

ーふかわさんも、今日導きましょう!

ふかわ:そうですね。

ー最後が、丸くて太いモデルです。

ふかわ:どのモデルも色が絶妙ですね。やっぱり、メガネはすぐ馴染むわけじゃないと思っていて。掛けはじめて、2、3週間して、顔がメガネにアジャストするというか。そこから数ヶ月経つと、生活の全部がメガネにアジャストして。

ー生活の全部、ですか?

ふかわ:言ってしまえば人生ですよね。人生が、このメガネにアジャストしていくから。一人称を「ぼく」で過ごす1年と、「俺」で過ごす1年、「私」で過ごす1年、やっぱ全然アジャスト具合が違うじゃないですか。

ーアジャストが違いますよね。そうしたことを意識されて1年過ごしたことはあるんですか?

ふかわ:意識というか、TOKYO MXでMCをやるときに「一人称を『私』にしてください」って言われて。それまで「私」なんて言ったことがなかったけど、仕事だから無理にでもやるじゃないですか。すると、だんだん放送外でも「私」を使うようになると、「私」という彩りが生活に加わるわけじゃないですか。「俺」と「僕」の絵の具がなくなって、代わりに「私」という絵の具が注入されて、生活が彩られるみたいな。…いちいちポエムみたいな表現するなと思ってます?

ーまったく思ってないです(笑)。

ふかわ:うるさいって思ってますよね。全然メモしてないですもんね。

ー(笑)。では〈エフエヌ〉のメガネを掛けると、ふかわさんの生活はどう彩られるんでしょうか?

ふかわ:「私」を使ってたどり着く10年と「俺」でたどり着く10年。それと同じように、〈エフエヌ〉のメガネをした10年後の景色と、それ以外のメガネをした10年後の景色が違うっていうことなんですよ。……この話、もういいですか?

ーはい、もう大丈夫です(笑)。

ふかわ:そういえば、いつだったかある女優さんに砂時計をいただいたんですよ。ガラスの砂時計。その方が、子供の頃からその砂時計を使って歯を磨いてるっていうんです。もっと早くから、そういう生活をしていたら、また違う人生だったんだなと思うのはわかりますよね?

ーはい、わかります。

ふかわ:たかが砂時計だけど、砂時計ひとつで生活が全部変わってくるというか。似合う似合わないも大事だけど〈エフエヌ〉のメガネを装着することで、10年後どうなってるんだろうみたいな。…そういうことです。ちょっと、別のインタビュアーさんに代わってもらっていいですか?(笑)

ふかわさんセレクトの1本

FN-1046 col.1 ホワイトゴールド ¥42,900

「上品なゴールドが好きですね。こうした美しいものに囲まれてると、やっぱり気持ちが変わりますよ。芸人的な目線で言うと、メガネひとつで会社員になったり、おじさんになったり、入り込めるみたいなのがあるじゃないですか。だからこのメガネひとつで、モードが変わるというか。今年、50歳になったところなので、50代はこのメガネに彩ってもらおうと思います。その結果、10年後に見える景色は違うはずなので」

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