履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
-
- 2013年
- 2012年
- 2011年
- 2010年
- 2009年
- 2008年
今日のB級グルメ@行田、鴻巣、熊谷
2009.04.07
フライといえば野球の飛球のこととか、トンカツやコロッケを始めとした揚げ物のことというのが一般的なコンセンサス。ところが埼玉県の一部、行田、鴻巣、熊谷あたりでは薄いお好み焼きの一種のことをいいます。大正時代に足袋工場の女工さんの休憩時間のおやつとして提供されたのが起源らしい。最初にこのメニューを知ったのは去年の「行田市鉄剣マラソン」の際。このときはフライではなく、もうひとつの行田名物のゼリーフライ(おからのコロッケみたいのもの。銭フライがなまって、この名称になったらしい)だけを完走後食べて帰路に。その際吹上エリアの「ものつくり大学」そばに、もの凄い混んでいる店を発見。それが「フライ・焼きそばの店 山下」。その日はあきらめたけど、翌週行ってみると、これが安くて、しかも美味い。具の少ないお好み焼きといった感じだけど、独特の美味さがあって、近くにあったら頻繁に通うと思いました。今回は自動車じゃないんで、「フライ・焼きそばの店 山下」には行けなかったけど、マラソンの前日に宿泊した熊谷の「もんじゃ焼き 一休」でフライを注文。おばさんが目の前の鉄板で焼いてくれたけど、食べやすいようにクレープ状に巻いてくれたので、全く異なった外見に仕上がってましたね。
これで小サイズ。300円です。表面にふりかけられたパン粉も絶妙な味を生みます。
焼きそばも美味い。小サイズで300円。ここんちは本当に安くて美味いのがいいです。
行田から近いですが、厳密には鴻巣市になります。
これはゼリーフライ。おからを揚げています。行田のもうひとつの名物で、写真はマラソン会場に出店していた「かねつき堂」のもの。フライも扱う行田の有名店です。
熊谷の「もんじゃ焼き 一休」のフライ。「食べやすいように丸めるね」の一言で、全く違う形状に。
シンプルだったけど、おいしかったですよ。
※コメントは承認されるまで公開されません。