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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日のB級グルメ@名古屋 堀田

2013.05.02

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この日のブログで紹介した名古屋の隠れた名店「土手の品川」へ2年4ヶ月ぶりに再訪問。土手焼きと串カツが有名なここんちですが、今回もそれらをつまみに生ビールで一杯やろうかと思っていました。前回と違って今回はアルコールの苦手な弟が車を運転してくれるので。と思ったら、弟の車が代車でカーナビが付いてなかったり、久しぶりということも重なり、お店が見つからない。そうこうしてるうちに店に到着したのはラストオーダーの21時40分に。扉を開けると「ごめんなさい、今日はおしまいなんですよ!」とおかみさん。「そうなんですか、残念です...」と言って、しばらく歩いていると、後ろからおかみさんが、「何が食べたかったの?」と大きな声で叫んでくれました。ご好意に甘えて土手焼きを5本オーダーして、車の中で食べることにします。しばらく世間話をしていると、昔ながらのこの街は後継者不足でお店を閉めることが珍しくないみたいですが、ここんちは息子さんが後を継いでくれるらしいことがわかりました。よかったよかった。

丁寧に御礼をして車に戻り、コンビニで飲み物を買い、新聞紙に包まれた土手焼きを食べようとすると様子がおかしい。土手焼きを5本オーダーしただけなのに、オーダーしていないモツ焼きも5本入っている。お金は400円しか払っていないのに。東京から来た客だということと、閉店間際ということでサービスしてくれたみたい。こういうのは本当に嬉しい。実家が鶏肉店で、父親がサービスしたときのお客さんの喜ぶ顔を小さな頃から見て育ちましたが、これぞ個人商店で買い物する醍醐味のひとつですね。本当にありがとうございました!

赤味噌の土手焼きは相変わらず絶品だし、今回初めて食べたモツ焼きも素朴な味で美味しい。また近いうちにいきたいなぁ。

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