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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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モノに魂

2006.05.01

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モノに魂はあるのか。


7年も乗ったクルマを買い換えのため、査定に出しているとこの欄で書いた。ちょうど車検の時期で、車検前に売り抜けたかったのだが、次のクルマの手配がうまく行かず、結局車検を通すことに。で、知人のクルマ屋さんに車検のラインに通すことを依頼。昨年12月に遅ればせの定期点検を行い、バッテリーなどの消耗品を取り替えてもいた。なので点検整備は要らないとの判断。まあすぐに手放すわけだし。


で、車検戻りの翌日である。いきなりこのクルマが火を噴いた。はじめはラジエーターのホースかなにかかと思ったのだが、なんとバッテリーケース側のヒューズからの出火だそうだ。たまたま駐車中に起きた出来事だったので、事なきを得たが、高速走行中だと大惨事になっていたかも。


そこでこのクルマを買ったディーラーに連絡した。昨年12月の点検もここで行っている。


かくがくしかじか。起こったことを説明し、これってクルマの欠陥ではないの? クレームの対象になって無償修理とかにならないの、なんせ4ヶ月前に点検してバッテリを取り替えているわけだから! と問い合わせたところ、木で鼻をくくったような返事。


「もう7年前のクルマなので保証期間を過ぎている」だって。
そんなことは百も承知。そうではなく、こないだの定期点検後の欠陥、それとクルマ自体の欠陥ではという問いにまったくもってどっかの国の政治家の答弁くらいはぐらかされてしまった。
結局、メーカーのカスタマーサービスに連絡しろ、だって。


こういう人々にいちいちことの経緯と、こちらが感じている不満点や、サービスとはこういうものでは、などという期待に関して説明しても馬の耳に念仏なのであった。豚に真珠と言ってもいい。ちょっと違うか。


ちなみにこの火を噴いた後、JAFに来てもらったのだが、前輪もパンクしていたことが判明。そこで修理と相成った。


やはりモノにも魂がある。手放すと決めた途端、突然こうした形で持ち主に物言わぬ抗議をしてくる。モノは大切にしなくては。


で、JAFであるが、長年入会していたものの使ったことがないから、昨年暮れに会費振り込みを止めていた。結局1万5000円取られ、また再度入会。麻雀じゃあないんだけど、切ったら来るんだよなあ。


ゴールデンウィーク、皆さん、安全運転で。

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