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塾の帰り
2006.05.26
昨夜10時前、恵比寿あたりを徘徊していたら小学校の高学年らしい女の子たちの集団を見かけた。みんなリュックを背負っている。塾の帰りなのだろう。それぞれの家がどこか分からないが、時間をかけて家に戻り、食事、入浴を済ませると12時前だ。それから予習復習をする子もいるのかな。寝てまた翌日の学校のために朝7時前後に起きる。ちょっとしんどい生活。
子供は大人より多くの睡眠時間が必要だ。成長には充分な睡眠が不可欠だ。かわいそうという感情は彼女らに失礼だと思うが、なんとも表現しずらい寂しい気持ちになった。
中学受験が、とても盛んである。聞くところによると、相対的に最も難しいとされるのがこの中学受験だ。だから人よりも余計に勉強しなければならない。自然、生活にも色んな歪みが出てくる。情緒的にもあまりいい影響はないだろう。
社会保険事務所の年金払い免除を勝手にやった事件などを見るたび、「ああ、この役人は、勉強ばかりやらされて、倫理面や情緒面などが成長しきれなかったのだなあ」と思う。最近の犯罪のほとんどが、これの延長にあるのような気がするというと言い過ぎか。
勉強はしないよりした方がいいと思う。しかし程度というものがある、なんていうのは青臭いのだろうか。
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