HOME  >  BLOG

Creator Blog

蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

Blog Menu

ルーブルのフェルメール

2006.10.30

このエントリーをはてなブックマークに追加

 帰りの飛行機の中で、映画を観て、食事をして、一杯飲んで、寝る前にネットでメールを拾って返事をだして、ニュースを読んで、さあブログでも書こうかと思ったところで突然PCがストール。うんともすんとも言わなくなった。まったくのお手上げ。ぶっ壊れてしまった。
仕方がないんで、さらに映画を何本かまどろみながら観ることに。
行きに飲み過ぎてダビンチコードをちゃんと見れなかったから、帰りにもう一度と思っていたらプログラム、変わってやんの。パイレーツオブカリビアン、だってさ。
世の評価は知らないが、まったく面白くなかった。
まあ、そんなことより。
その行きのダビンチコードのせいかどうかは知らないが、土曜日時間があったのでルーブル美術館に行ってみた。もうこの世のものとは言えない混雑だという前情報の割にはすんなり入館できた。
しかしモナリザのあるデュノン翼は、とにかく人が多い。モナリザは、部屋がでてきていてガラス越しにしか見られなくなっていた。これではつまらない。
しかしぼくの今回のお目当ては、フェルメール。比較的静かなリシュリュー翼の3階だ。
ちょうど行きの飛行機で朽木ゆり子著「フェルメール全点踏破の旅」を読んだせいもある。
これまで観たフェルメールは、ロンドンのナショナルギャラリーの2枚だけ。アムステルダムやニューヨークにも行ったことがあるのに、時間がなくてこれまで観られなかった。
しかし人生も折り返しを過ぎているので、今回のようにチャンスがあれば、というより何かを犠牲にしても観ようと決意した。
フェルメールについては、ここでは詳しく触れない。知らない人はネットで検索してくれれば、何百と説明があるだろう。寡作の作家で作品は全世界に37枚(これも諸説ある)しかないのである。
レンブラントも好きだが、やはり稀少さでフェルメールだ。
ルーブルには2枚ある。
「レースを編む女」と「天文学者」だ。
写真を下に貼り付けるが、作品はこんなに小さい。
フェルメールをめぐる旅はまだまだ続く。この話、明日も続けよう。


IMG_0113.JPG

※コメントは承認されるまで公開されません。