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街路樹の剪定
2006.11.24
毎日の通勤時に淡島通りを通る。この淡島通りというのは環七若林から渋谷神泉までのおよそ数キロの短い幹線道路だ。道幅は片側一車線で狭く、環七過ぎてからは住宅街の込み入った道が続くのでこの先の居住者以外はあまり通らない。したがって比較的混まない道である。
この道に連なる街路樹がすこし前から色をつけ始めている。この色の変化を毎日見るのが楽しみであった。
しかしここへ来てその落葉寸前の街路樹の剪定作業が始まっている。日毎に一定区間がばっさりと裸にされるという塩梅だ。風景の突然の寒々しい変化に心が萎えてしまいそうになる。
管理する側としてはこれから落ちる葉っぱを掃除するより、切り落とした方が早いという理屈であろう。コスト的にもそっちの方が有利なのだろう。頭では理解できるのだが。
この時期の絵画館前や駒沢公園の銀杏の並木は、黄色い銀杏の葉が落ちて道を覆っている。あのふかふかの葉っぱの上を歩くのはとても嬉しい。街中でもそんな通りがあってほしいとも思うのだが。
まあ行政上仕方がないのだろう。街路樹のそばで生活している人もいるのだから。
ちなみにうちのマンションの敷地内の樹木も選定作業中だ。こないだ総会で管理費のこの部分を見たところ、剪定作業代で年100万以上予算化していた。そんなにかかるもんなのか。なんか腑に落ちないものを感じるのであった。
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