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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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シンコの季節

2007.06.19

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 シンコの季節だ。コハダのさらに小さい稚魚で寿司ネタではお馴染み。旬よりも走りを尊ぶ江戸っ子にとっては、誰よりも早く口にしたい魚である。
自分は江戸っ子ではないが、コハダは大の好物でシンコが出ればそれはそれで美味しくいただく。しかし近年漁量が減り、卸売価格も大きく跳ね上がってマグロ並みになっているらしい。光りものだからといって軽々しく口にできるネタではないのだ。
いつだったか有楽町にある日本一の寿司店「すきやばし次郎」に行った時、シンコの2枚付けを供された。しっぽの先がキュイっと捻られた造形のにぎり寿司にうっとりした記憶がある。
小さいモノだと4枚付け、中には8枚付けなんてサイズもあるそうだ。さすがに8枚は口にしたことがない。
趣味が寿司、という先輩がいる。先日食事をした時に驚くべき話を聞いた。長年勤めていた会社を夏に退社し、沖縄に移住するという。移住と書くと言い過ぎだが、向こうに居を移し、飲食店を始めるそうだ。構想を聞く限り、あるいはその先輩の理念、思想、哲学からして追従者も多そうなので失敗はないだろう。
でやはり始めるのは寿司屋だと思いこんでいたらどうやら違うようだ。何をするかはちょっとここでは書けない。また時期が来て、きちんと書けるようになったら宣伝も兼ねてここに記します。だぶん秋頃。

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