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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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ネット広告はリアル店舗の売上を押し上げる

2007.08.08

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 気になる記事があったので引用。

ネット広告はリアル店舗の売上を押し上げる効果がある〜米調査結果

インターネット広告を見た人は、事前にインターネット店舗で商品を見たり調査したりするため、結果としてリアル店舗の売上を伸ばす効果を持つとの調査結果が米国で発表された。米Yahoo!と米comScoreが共同で行なった調査によるものだ。

 それによると、事前にインターネット店舗で商品を見た客は、インターネット広告を見た経験がない顧客と比べて、リアル店舗での売上が平均で41%多いことが判明した。

 この調査結果について、Yahoo!小売部門シニアディレクターであるAmy Vener氏は、「最近の調査で、消費者の89%がインターネットで商品情報を探すものの、インターネットで商品が購入されるのは7%以下であることを示している。これは、小売業者たちがリアル店舗の売上を増やす機会をとらえるために、インターネット広告を通して“事前買物客”オーディエンスの相手をすることが重要な仕事であることを示している」とコメントしている。

 その裏付けとなるデータがある。インターネット広告の効果として、ディスプレイ広告や検索連動広告の両方あるいは一方を見た消費者は、インターネット広告を見なかった消費者に比べて商品調査時に平均で6ページ以上余分に閲覧することが判明した。さらに、インターネット広告を見た消費者は、インターネット店舗で1ドル購入すると、リアル店舗では6ドル購入しているとの消費行動も明らかになり、インターネット広告が増やす売上の90%はリアル店舗で発生することも判明している。
(以上、引用終わり)


確かにぼく自身もネットで買い物をすることも多いが、やはりリアル店舗を利用する方が多い。アマゾンで本を買うことも多いが、リアル書店を利用する方が多い。
日本でもこの件に関して追跡調査してほしい。各企業のマーケティング担当者にとって気になる数字だ。もちろんぼく自身にとっても。

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