週末の腰 - 代官山通信（蔡 俊行）

　実は先週の後半体調を崩していた。この欄で体調が悪いなんて軽い気持ちで書くと会った人たちから「具合が悪いそうですね」とか「体大丈夫ですか？」なんて余計な心配をさせるのでなるべく書くのはよそうと思っていたので黙っていた。しかしまあ時効ということで書く。
とにかく腰がだるいし、重い。痛みもある。やや微熱も。ははーん、これは風邪だなと木曜は早退した。早めに休んで翌金曜に出社したところ、一向に改善されない。しかしそれ以上酷くもなってない。風邪じゃないのかも知れない。
金曜夜は会食があったので、キャンセルしようかと思案していたのだが、まずこの腰を温めるべく、ジムの風呂で腰湯につかった。するとどうだろう、かなり気分がすっきりするではないか。その後、恵比寿の東洋治療院へ指圧に行った。一時間ほど治療してもらったところ、あららピンピンになってしまった。これまでの一部始終を治療師に話したところ、それは疲労ではないかという。それも精神的なものではなくて、肉体的なものらしい。何か心当たりはありませんかと言われたので記憶をたどってみると、思い当たる点は確かにある。
ここ2週間ほど、今週末に行われるハーフマラソンに向け、結構きつめのトレーニングをこなしてきた。先週の直近の10日間だけでも10km走を3回ほどこなしている。そりゃあ、疲れもでる。運動不足からいきなりオーバーワーク。これでは体がおかしくなっても不思議はない。
この土日は法事のため岡山へ。雨で低気温の東京からいきなりオーバー20度の晴天の岡山へ。腰痛もずいぶん楽になったような。
日本って小さいようで広いんだなとしみじみ感じた週末だった。