AVレンジャー？ - 代官山通信（蔡 俊行）

　だいたいにおいてニュースはネットの方が早い（と思っている）。つまり自分自身、情報の入手先はネット上のニュースサイトだったりする。一応新聞も読むが、朝起きてPCを立ち上げる癖がついたものだから新聞より先にネットのニュースを読んでしまう。
しかし興味のない対象に関してネットは不利だ。つーか、一覧性がないし、見出しの大小、記事のベタ面積という編者のニュースの重要度が分からないからだ。なんてことをいいつつまだ新聞や週刊誌を熱心に読んでいる。
で、昨日の週刊現代。高橋源一郎さんのエッセイがあるのであるが、これを読んで驚いた。
主題は「テレビ朝日の子供向けヒーロー戦隊モノに元AV女優さんが出演する」というものだ。詳しくはこちら。
賛否がわき起こっているという。いやあ、まったく知らなかった。まさにネット向けのニュースなのにどういうわけかオールドメディアのさらに二次加工された人のエッセイで知るなんて。
高橋さんは、そんな目くじら立てることではないと言っているのだが。
しかしテレビ界ではなんでもあり。誰をキャスティングしようが自由だが、何かこう議論でまかなえないモラルとかそういうのはもう昔の話なんだな。古くからある慣用的な表現の言葉などを“言葉狩り”するわりにはこういうのは自由。これが日本の日本たるゆえんでもあるのかも知れないが。
何も職業差別をする気はない。前職がなんであれ、機会の平等はあってしかるべき。だからこのキャスティングには誰も反対はできない。しかし本当に微妙でセンシティブな問題。
反対する理由が、子供番組だからという理由も分からなくないが。
いや、何を書いているのか何がいいたいのか分からなくなった。
というわけでこの話題から逃げるようにここで筆を置きます。