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蔡俊行フイナム発行人ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

代官山通信

蔡俊行
フイナム発行人

ファッション関係のマーケティング全般に関する仕事が主業務。WEBマガジン「フイナム」の発行主。

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東京マラソンおめでとう

2008.02.18

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 東京マラソン。
テレビ中継のほとんどを観てしまった。途中結構ダレたり近くに本屋さんにでかけたり、昼食を取ったり、買い物にいったりしたが、それ以外の時間は読書するでもなく、昼寝するわけでもなくずっとテレビを観ていた。
天気が良くて出場している人たちがちょっと羨ましかった。
それにしても感心したのは鈴木宗男議員。確かガンの手術を受けていたのでは。家族の反対を押し切って昨年、そして今年と大会に出場。今年のタイムはなんと3時間53分! サブフォー達成である。政治信条や思想、これまでの実績などはまったく置いといて、この挑戦には素直に拍手を送りたい。すばらしい。
走った人それぞれの人生があり、それぞれの挑戦があり、それぞれの達成があったと思う。興味のない人たちからしたら、不要不急のイベントに勝手に参加し、自らしんどいことにチャレンジし、それで挑戦も達成もあったもんではないというかも知れない。確かにそうかもしれない。
でもね。通常の人生で仕事以外の挑戦や達成なんてなかなかないもんです。そうした人生にちょっとしたアクセントをつけてくれるこんなイベントが人生に彩りを加えてくれるってもんです。
スタイリスト界最強のランナーとされる古田ひろひこが最近会うたび言う言葉が、「マラソンについての話は走った人とは尽きないが、走ったことのない人とはまったく噛み合わない」である。確かにそうだ。
これは何もマラソンだけにとどまる話ではない。趣味やスポーツなんでも余暇に行うレクリエーションすべてに共通することである。
東京マラソンはまだ始まったばかりでメディアが注目し、その結果トレンドフォロワーたる大衆が集中して注目となっている。たぶん来年、再来年あたりはもうとんでもない人数のエントリーだろう。
他の有名都市マラソン、例えばニューヨークシティマラソンのように参加者は盛り上がり、それ以外は「やってるな」くらいの体温で普通に楽しむことができるようになってやっと定着という感じか。
来年はエントラントをもう少し増やすして欲しいという意見も多く聞いた。しかしテレビ見る限り、あの混雑ぶりでは限界もあるだろう。
そこでどうだろう春と秋の2回開催ってのは。で飽きたら1回に戻す。
経済効果もそれなりにありそうだから、石原都知事にはぜひがんばって欲しいです。

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